σ(-_-) に出来ないことをやった人間


と、いうわけで、企画の一部を任せた同僚から、 σ(-_-)へのホットラインが入る。


「『実験機』だと勘違いして、『本番機』の全消去ボタンを押しちゃって……」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


…… で、その尻ぬぐいを σ(-_-) にやれって?。


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日時:2003.02.21(金) 『仕事は、忙しい人間に頼め』


ふと、時計を見ると、2003.02.21 22:29 ……。
σ(-_-)ぁ、これから夕食だぜ……。

西洋の諺に「大事な仕事は忙しい人に頼め」というのがあるらしい。
らしい……というのは、σ(^-^)自身は、和英/英和辞書にて、まだそれを確認していないからである。

σ(^-^)もときおり書いているが、
仕事は『出来る人間』に頼むから、『出来る人間』は忙しく、
そしてどんどん仕事が来るからそれらの仕事を通じて
周辺情報や最新情報がおのずから入ってきて能力的に成長し、
どんどん『さらに出来る人間』になっていく。

『出来ない人間』は、その逆で出来ないから仕事を頼まれず、だから能力的な成長がない。

……で、これで同じ給料……って、ことはおいておいて……。



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日時:2003.02.21(金)


今、σ(-_-)が望むモノ。

熱いお風呂。

まぁ、お銚子一本程度の日本酒、もしくはグラス一杯程度のバーボンが付いたトンカツ定食(冷奴 に ポテトサラダ付き!)。

ふかふかの布団。

起こされない朝。

遅く起きた朝。

和朝食(御飯、熱い味噌汁、温泉卵、焼魚(鯵/塩鮭)、焼海苔、納豆、御新香)


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日時:2003.02.21(金) 切れたσ(-_-)


会社人生活とは、如何に他人の無能を許容できるか……か?。

ぢつは課長とふたりして、「うちの課は、他部署の尻ぬぐい部署ぢゃないっ!」と切れる(笑)。


σ(-_-)ぁね、『無害な無能』ならいくらでも許容するのです。
問題は、『有害な無能』であって……、多く場合それは『無能な働き者』を兼ねていて……。

いえね、σ(-_-)自身、『無害な無能』であろうとしていたことはあるのです。
σ(-_-)自身、与えられる仕事(=その部署の業務)が出来ないのは最初からわかっているから。

問題は、会社が……もしくは上司が……
「何もしない/していない」という状態を許してくれなかったのですね。

で、当然、仕事は指示される。
σ(-_-)に出来るという意味で、見積もりすれば、
「駄目だ!。この開発期間では、仕事は取れない。」

σ(-_-)に出来る内容で、開発すれば、
「駄目だ!。こんな(構造化分割)書き方ぢゃ、(メモリサイズと実行速度から)仕事は取れない。」

ちなみに、制御マイコン用のプログラム開発業務でした。

「プログラムとは、なにかσ(^-^)の企画のためのあくまでもツール」であり、
企画立案(もしくは、研究)をやりたかったσ(^-^)は、
他人さまの作った仕様でのプログラム開発なんかに興味すらありませんでしたし
(……今もありませんが……)
開発言語はアセンブラのみ。
開発環境も貧弱で、しかもソフト開発という観点などまったく無視したコア設計。

それらは、σ(^-^)に言わせれば、
σ(^-^)のそれまでの人生で否定されたもはや過去の遺物だったのですね。
σ(^-^)が学んできたモノは、それらを否定するために生まれて来た技術だったわけです。

UNIX BSDモトローラ680x0、C言語、モジュール分割/構造化分割でもってしか
σ(^-^)はプログラム/システムを書けません(もちろん、高速処理が必要な部分ではアセンブラを使うのは当然です)。

σ(^-^)の企画を実現するという目的でしか
プログラム/システム開発出来ないσ(^-^)には、
もう、最初から出来ない仕事だってのがわかっていたのです。

ちなみに、σ(^-^)は、
UNIX BSDモトローラ680x0、C言語、モジュール分割/構造化分割」は
未だに最強の組み合わせだと思っている。

だから、σ(-_-)はせめて他人には迷惑をかけないようにと、
『無害な無能』でありたかったのに、
出来ない業務をやらされることによって『有害な無能』にされてしまったのです。

単純に言えば、『納期もまもれず、結局”出来ません”』。
だから、誰かがその尻ぬぐいをする。

当時、未だリストラの風が吹いていなかったのが幸いでした。
今だったら、リストラ候補者のTOPですな。

まぁ、今回、ほとんどσ(^-^)の愚痴になってしまいましたが、

σ(^-^)の言いたいことは、
「自分の得意分野をひとつは持とう」
「人材の適材適所配属をしよう」
「『やる』なら『出来ろ』、『出来ない』なら『やるな』、他人の足を引っ張るな」

で、出来ないなら出来ないで、最初にそう言って断ってくれれば、
いくらでも手の打ちようがあるのに、
貴重な時間、費用、労力を浪費してからでは手遅れであるっ!、
……ということで終わりにしましょう。





たまには、σ(^-^)の暗黒面……。『カイロの紫のバラ


……血塗れのナイフを持ち、返り血を浴びた姿で壇上に登場する……某……。

上手からゆっくりと登場する美女が語り出す。

「やっぱり、貴方でしたのね?!。……たなみさん。」
「おやぁ?、せっかくお招きに預かり登場してきたのに、驚いてくれないのですか?。」
「まぁね♪。」
「その気になって登場人物の描写を見てみれば、
 誰が作者がひそませたその分身か ―― なんてのはすぐわかりましてよ。
 だって、作者は特徴がありすぎますもの。」
「ほぉ〜〜。
 念のためにお聞きしますが、いったい何処にそんな描写が?。」
「長身、痩身、ネガネ着用、低血圧で、蘊蓄語りで、下戸で、美女好き、(倫理削除)。
 そういう描写は 台詞中 にも 地の文 にもまったくありませんでしたわ。」
「・・・・・・」
「だからこそ、そのような特徴の否定描写のない登場人物は……と思ったら、
 貴方しかいなかったんですよ。
 だから、貴方が、作者たる……、あの たなみん の分身の たなみさん なんですよ……。」

「私が、私はあくまで脇役の某でしか過ぎない……と主張したらどうするのですか?。」
「本来はそのはずだった。壇上にひとりで登場する予定などなかった。
 でも、『端から見ているのが面白い』のに、
 その面白がりのあんたとしては、
 その面白いせっかくの趣向が台無しにされる方がもっと面白くない。
 だから、そんなこともあるかと思って、
 念のためにと仕掛けられていた保険。それが他ならぬ、あ・な・た……。

 趣向を台無しにする気配を見せたら
 こうするつもりだった。
 そして、おそらくは何度も警告を与えたにも関わらず、
 趣向を台無しにしようとしたから ―― でしょ?。」
「せっかく……。
 今回は『脇役』に撤して、『探偵役』も『犯人役』もするつもりはなかったのですがね……。
 それにこの”作品”も、純粋な本格派推理モノのつもりであって、
 純文学でも猟奇ホラーでもないはずだったんですよ。」


「で、これからどうするの?。
 これまでの殺人では、確かに貴方にはアリバイがあった。
 でも、さすがに今回は無理でしょ?。」

「わかりませんか……?。

 あるぢゃないですか!。

 『貴女と一緒にいました』という立派なアリバイが!。」

「…………」

「それに……。

 ……恋愛小説と化すならね、あの方も許してくださると思うのですよ……。」

「……ずるいヤツ……。」

「『褒めいただき、光栄にございます』」