私としては、間に合う時間にゆっくりと自宅を出て、
そのまま某業界団体の会議の会場に行くつもりであったのだが、
私が東京出張するという情報を聞き付けた同じ部の隣の課の課長から
部長宛の荷物のハンドキャリーを頼まれてしまう。


経験から言って、今回の出張目的たる会議は
会議の開始予定時刻は厳守されても終了予定時刻は無視される傾向にあるので、
当然、会議開催まえに届けるしかなく、そのため東京本社経由にての出張となるため、
直行を前提に考えていた出発時刻よりもかなり早く自宅を出なければならないハメとなってしまった。


というわけで、ちょっと睡眠のサイクルが狂い、
あらかじめ予約していた指定席に座った段階では眠れず。
しかし、目的地が近づくとともに睡魔が襲いかかって、
降りるべき駅の直前で、どうにか目が覚ますも、
はっきりいって半睡眠/半覚醒状態。


そのまま地下鉄に乗り継ぎ、東京本社の部長の席に
にブツを届けるも、部長は不在。
はたして、今日、しかも早朝に、届ける必要はあったのだろうか?。
社内便でよかったのではないだろうか?。


まぁ、部内の助け合いと言えばそれまでだが、
私は基本的に他人に頼らず業務をする性格なので、
なんとなく損な気分である。


追記:
結果として追記するに、この日、部長はσ(^_^)の本来の勤務部署に来訪しており、
すなわち、この日、この時に、σ(^_^)が部長にこのブツを届ける意味/意義/理由は、
結果としてはなかったのである。



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本社ビルをあとにし、再び地下鉄にて某業界団体たる社団法人に向かう。


 
 
午前中の委員会は、こちらは比較的私の性格にあっている内容/議事進行の会議であるのだが、
今日は某黒い魔ソフト社マイクロソフトの使い魔さんから、
某ソリューションに関するデモが行われる。


 
 
さすが黒い魔ソフトマイクロソフトさん、机の上には限定評価版CD−ROMも収録された導入ガイド本。
本当は別会社の別ソリューションのプレゼンも予定されていたのであるが、
黒い魔さんのプレゼンへの質問にて盛り上がり、完全に会議予定時間を消化し超過。


 
 
しかし、黒い魔ソフトマイクロソフトさん、ほんと〜〜に、自社製品間におけるデータの相互利用ばかり協調されるし、
他社製品で利用するには、別売りのxxxという黒い魔ソフトマイクロソフトさんのソフトが必要になったりと、
その製品の基本本質路線はあいかわらずですねぇ〜〜〜。


 
 
そのころ、昼食の仕出弁当がお茶と一緒に配られだし、
「なんですから昼食を食べながら進めましょうか?」となる。

ほんとうにみかんせいじんの世界、。


さて、午後の委員会であるが、これが悪くも悪くもJ的。
私のような若輩(?)新人の意見はその内容に関わらず否定され、何がなんでも自分の意見が通らないと気がすまないという委員さま。


しかも、「この仕様では対応できない場合があるのではないでしょうか?」と漠然とした問題点を提起するものの、「ではどのような場合に」という具体的な提示がなく、
それを「ですから、各社で検討いただいて……」となり、出席している委員は沈黙。


ただ時間だけが進み、会議は沈黙停滞、結局、誰一人として、こういう形ではどうでしょうか?とまとめようという委員がいない。


やはり、決める事ではなくて、話し合うこと、話し合ったという事実が目的なのだろうか?。
他の業務を持たない、その日が何かの委員会で埋まればいいという方々なのだろうか?。
しっかし、進めようとするたびに文句をつけ、いざ決めようとするとだんまりとなるといういったい何を考えて参加されているのだろうか?。


各項目ごとにそのような状態が続き、会議終了予定時刻は16:00で、開始時に主査は”会議終了希望時刻は遅くとも17:00”と苦笑いにしながら始まった会議だったのであるが、そのまま自動的に延長戦となり停滞と沈黙は続く。


しかし、これでいいと思っているのだろうか?、
とくにこういう状態を作り出した張本人である、他人の意見に耳を貸さず、自分の主張を通そうとし、では関連調査となると、それは自分の仕事ではないと主張される。


う〜〜〜ん。