正しさの基準

最終的には、σ(-_-) の 課 で 保管する という 『 ある種 の 書類 』 の 社内承認ルート が あった。


あるとき、その書類 に 関して、問い合わせ……というよりも 苦情 が 来た……。


「 いつまで待っても 書類 が 来ないんですけど、
  どうなっているのでしょうか?。 」


σ(-_-) の 部署は、書類 が 最後に回ってくる部署で、
だから保管するのであって、
うち の 部署から 他の部署 に 書類 を 回すなんてことはないはずなんですが …… 。


調べてみると、該当書類 の 備考欄 には、
起案者によって
「 最後に ( 最後 の 課 ) にて 署名捺印し、申請部署 に 返却 」 と 記載してある。


この承認ルートは、起案者が最初に各部署から必要な書類やら署名捺印をもらい、
それからこの処理の各部署で閲覧承認し、
最後に σ(-_-) の 部署 で 保管という 処理の書類なのだが …… 。


いつものように σ(-_-) は 運用規約に基づいて受領印を押して保管していたのであるが、
どうやら電話をかけてきたのはこの起案者で、
自分の決めた記載通り の 処理 を うちが行わないのが気に入らないようである。


” 先方 を 待たせてあるので 早く ” とか 勝手なことを言ってくる。


うちは、署名捺印=内容 に 保証をする部署 ではないので、
そのような業務行為は行えない旨を伝えると、
「 そんなはずはない。
  関係部署で話し合って、そちらで署名捺印をする。
  そう決まったのに、その通りにしてくれないのはおかしい。  」
と、騒ぎ立てる。


「 こ〜ゆ〜 署名捺印など の 書類は、xxxx部門が行うはずだが……」というと、
「 課は違うが その部門の人とも話し合って、
  署名捺印をするのはそちらの部署と決めたのに、
  その場で決まった業務処理手順で依頼をかけているのに
   そちらの部署の連絡体制はどうなっているのか?」と、

「 話し合って決めたことだから 」 と、
  自己正当化する主張を声高に繰り返すばかり。


ちょっと聞くと、どの部署が署名捺印をするかを決める話し合いには、
σ(-_-)の課 から の 出席者はなく、他の関連部署からの出席者の名を聞けば、
いいかげんで、自分の部署の担当業務にしないためなら
他人に業務と責任を押し付けることに関してだけは長けた方々ばかり。


そ〜ゆ〜方々で預かり知らぬうちに勝手に決めたことを、
信じさせられているわけか …… (-人-)。


で、私が正式担当部署に連絡し、
「 このような書類への署名捺印は、当部が対応することになってまして、
 このような場合は、(今回とは違う)〜〜という業務処理手順で申請いただくことになっておりますが……」
というメールが流れたとたんに、
彼からのメールも電話も私には来なくなった。


まぁ、きちんとした業務処理手順を理解してくれて、
これからはきちんと担当部署にσ(-_-)へのメールや電話が来なくなったことで良しとせねばならないのあるが、
いくら私が言っても、その内容を受け入れてくれないのは、
いかがなものだろうか?。


何を持って、彼は自分の主張が正しいと信じていたのだろうか?。
はたまた、今後は彼は何を信じて業務していくのだろうか?。