拝啓 上司さま


「出来ない」で、わかってくれない。


失敗しないと、出来ないとわかってくれない
エジソン *1 曰く、
「『途中の失敗』は”失敗”ではない。
  この方法では出来ないことがわかること」だとという。


だが、最初から「この方法では出来ない」と主張しているのに、
それをわからないのはどうだろうか?。


「やってみなくちゃわからないだろうが!」
        vs
「やってみなくちゃわからないのですか?」


「出来ない」でわかってくれれば、
すぐさま次のことに取りかかることができる。
時間と労力その他など、いわゆるリソースを別なことに投入できる。


しかし、「出来ない」でわかってくれないと、
わざわざ時間と労力その他など、すなわちリソースをかけて、
『出来ない』ことを証明しなくちゃならない。


でもって、『出来ない』ことが証明されても、
それは(少なくともσ(-_-)には)最初からわかっていることだから、
σ(-_-)にとってはまったく価値がないこと。


ということは、時間と労力その他が無駄になったことになる。
否!、そればかりか、より有効にリソースを活用できていれば
たのだから、その差異は明らかである。


だからさぁ〜〜、最初にσ(-_-)の言う「出来ません」でわかってよ。


というより、最期までわかってくれなかったんだよねぇ〜〜。
σ(-_-)の前の上司さまは。

*1:某小説からの引用ではないが、刑務所に電気椅子を売って歩く。その理由は、エジソンの作った電力会社は直流式であり、ライバルの交流式電力会社の評判を落とすため。もちろん、売って歩いた電気椅子は交流式。しかし、現在の電力会社がすべて交流式であるのは、交流式の方が送電に適していたため。