誰も帰ってはならぬ


「終業時刻直後にさっさと帰ろう……。」
ある予感を覚えて、今日はそう心に誓ったσ(^_^)である。


しっかし、終業時刻 直前 に電話が鳴る。
予想 …… というよりも、恐れていた …… 内容の電話。


「xxxのデータにおいて、xxxがxxxである理由を教えて欲しい」


σ(-_-)が決めたルールでσ(-_-)が集計したデータに関する問合せだったので、
まぁ、これっくらいは責任上からも、本社スタッフとしての立場からも、調べてやるかぁ〜〜 ☆
と思ったのが、関東人たるσ(-_-)の 甘・さ

教訓 : 帰れるときは、さっさと帰った方がいい。

経験則 : 帰ろうとしたときの問合せは断ったほうがいい。


調べている最中に、再び電話は鳴る。
催促かと思ったら、別な方。


しかし、
「システムから取ったxxxのデータの合計値が、
 うちの部署での合計値と合わないのですけど ・・・。 」


なら、そんなシステムの開発者に問い合わせてくれといいたいところであるが、
システムの開発者は他ならぬσ(-_-)。
調べないわけには行きません …… 。 *1


調べてみたら、システムからデータを取ると、
ぢつは他部署での数値もある条件においては集計対象となっているため、
その部署で閉じた集計方法で集計していると、
その集計結果が合わないという事が判明し、
その旨回答すると、
「ぢゃぁ、どうやったら、その他部署からの数値はわかるのか?」という質問。


そんな応対をしている最中にも同僚たちは、
ひとり……、またひとりと帰りつづけ、
いつしか、部署にはσ(-_-)ひとり。


しかし、部署の電話は鳴り、
隣の部署の女性がそれを取っては、
σ(-_-)にメモを残す。
曰く、
「xxx支社のxxxに電話してください。」
「xxx支店のxxxさんに電話をお願いいたします。」
「xxテクノロジーセンターのxxxxセンター長に連絡をお願いします。」 *2



.

*1:まだまだ、σ(-_-)の甘いところである。

*2:支店/支社とテクノロジーセンターの違いは、その場所での営業行為に対する税金を何処に払うかのようである。
すなわち、正式に支店をその地域に開設すると、その地域に法人税を払わねばならないのである。
故に、テクノロジーセンター(=技術支援拠点)なら、税金を払わなくてもいいのである。
もちろん、営業行為を働いているのがばれたら、脱税行為で摘発されるのであるが……。