馬鹿ばっか


シグマ計画って何だっけ?。


プロジェクトの名前は「情報大航海プロジェクト・コンソーシアム」。
7月設立予定で、国産の情報検索・解析エンジンを開発する。
日立製作所NEC富士通といった企業のほか、早稲田大学東京大学などの38団体が参加する。
3〜5年後の実用化を目指す。


……って…… (p--) 頭痛。


何度同じことを繰り返すのだろうか?。


いえね、開発したものを、無償で公開するってのならまだわかるのですけど。


結局、予算があるから、適当なテーマのプロジェクトを立ち上げて、予算を獲得する。
すると、企業……というか、メーカーは、その予算規模が数十億円で、
その10%を請け負っただけでも数億円の売り上げになる *1 から、
参加して、参加の名の下に適当なサブテーマとWG*2を立ち上げて
予算を確保し、ハードウェアの購入とソフトの開発費として受注していく。


どうせ、共同プロジェクトなんていっても、結局はであり、
社外に出してもいい技術というのは、社外公開してもさし使っかえない技術で、
しかも、それが動くには自社のコンピュータハードウェアとツールが必要とかいう制約条件がついてきて
予算を食い荒らしていく。



そりゃ、他人のモノを使いたくないからといって、

官民相乗りの寄合所帯……といえば、まだ聞こえはいいが、
呉越同舟というか
だし、ぢっさいのところ、予算規模とみたばあいに、Googleでの検索
このプロジェクトの結末は最初から見えているのではないでしょうか?。
というよりもきちんと期限を決めて、成功しようがしまいが
成果を公開して終了ならいいんですが、
失敗を認めずに、だらだらだらだらと続き、そのうちに担当者も異動して
うやむやになってしまうのではないでしょうか?。


プロジェクトとかって始めるのは比較的簡単なんですけど、
終わりにするのは非常に難しくて、特に失敗した……というのは結果が出た場合か……
上手く行っていないプロジェクトの場合は、誰もその失敗を認めたくないから
面子に拘って、なかなか終わろうとしない。


何故に、最初から、攻勢終末点、落とし処というのを最初から見据えて
出来ないもんなんでしょうかねぇ〜〜。



.



Google独占にはさせない」--国産検索エンジン開発へ、産学官が一致団結
永井美智子(編集部)

2006/06/16 22:46


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 検索エンジンといって、真っ先に思い浮かぶのはどんな企業だろう。検索の王者であるGoogleや対抗するYahoo!Microsoftなど、大手はほとんど米国企業であるのが現状だ。ここに危機感を抱いた経済産業省が、産学を巻き込んだ一大プロジェクトを始動させる。

 プロジェクトの名前は「情報大航海プロジェクト・コンソーシアム」。7月設立予定で、国産の情報検索・解析エンジンを開発する。日立製作所NEC富士通といった企業のほか、早稲田大学東京大学などの38団体が参加する。3〜5年後の実用化を目指す。

 コンソーシアムが目指すのは、今後ますます増えると見られる画像や動画の検索・解析ができるエンジンの開発だ。現在の検索エンジンは文字を検索対象としているため、例えばある画像に似た画像を瞬時に探すといったことは難しい。画像を使って検索できることで、たとえば製品設計者が膨大な部品データの中から、自分の欲しい形状の部品を探すといったことが可能になる。

 「Googleと正面切って戦っても意味がない。Googleがまだ提供していない新しい領域を開拓したい」と情報大航海プロジェクト・コンソーシアム事務局を務める三菱総合研究所 主任研究員の安江憲介氏は話す。

 コンソーシアムでは開発した検索エンジンオープンソースとし、広く公開していく考え。参加企業はこの技術を元にしたサービスを独自に開発して提供できる。

 これまでもNEC富士通などは、独自に検索エンジンの開発をしてきた。しかし開発コストが大幅にかかることから、共同開発したほうが得策だと判断した模様だ。

 同様の取り組みとしては、フランス政府が音頭をとったEUのプロジェクト「Quaero」などがある。Quaeroの場合、2年間で約400億円の資金を使って検索エンジンを開発するという。

 コンソーシアムの開発体制や予算については未定だが、経済産業省が数十億円の予算を確保するとみられる。コンソーシアムでは7月の正式発足後、ベンチャー企業や海外企業などにも広く参加を呼びかける計画だ。

*1:某N社、F社、H社には、経産省専用の営業部隊がいるという根も葉もない噂がある。

*2:ワーキング・グループ