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新潟市:昼休み短縮、見直して 市役所周辺の飲食店主ら嘆願「店つぶれる」 /新潟
 新潟市の昼休み時間が4月から15分短縮されたことを受け、市役所周辺の飲食店主らが22日、「庁舎外で昼食をとる市職員が減り、営業に支障が出ている」などとして、昼休みの短縮を見直すよう求める嘆願書を市に提出した。

 公務員には8時間の勤務につき30分間、有給の「休息時間」があったが、民間企業には同様の規則がほとんどないことから、人事院が昨年、国家公務員の休息時間を廃止した。決定を受け、全国の自治体でも休息時間を廃止する動きが広がっている。

 新潟市の場合、3月まで昼休みは無給の休憩時間45分と有給の休息時間15分を合わせた1時間だった。しかし、4月からの休息時間廃止に伴い、市と市職員労働組合が協議し、45分に短縮された。市職員の多くが庁舎内の食堂や弁当で昼食を済ませるようになり、周辺の飲食店から「このままでは店がつぶれる」という声が上がっていた。嘆願書を受け、市人事課は「組合などと相談しながら、できるだけ早く対応を検討したい」と話している。【前谷宏】