ビールのツマミ


日本酒の場合は 『 肴 』 で、ビールの場合は 『 ツマミ 』 という言葉の組み合わせが合うと思う σ(^_^) である。


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神田神保町にあるレストラン *1 のランチョン *2 *3 で、
ビーフシチューをつまみにビールを呑んでいた吉田健一が、
ビーフシチューを手掴みで食べたい。
  その方がビールが美味い!。 」
と言い出したの対して、
「そんなの簡単、パイで包めばいいんですよ」と店主が応じて
出来たのが 『 ビーフパイ 』 *4


我儘を言う方も言う方だが、それに応じる方も応じる方で、
客と店主の見事なキャッチボール *5 、 言うまでも無く、σ(^_^) はこ〜〜ゆ〜〜やりとりが大好きである。


考えてみると、ビールのツマミには、『焼き鳥』にしろ『串カツ』にしろ、
ビールジョッキから手を離さずに食べられるモノが合っているのではないだろうか?。


いっぽう、日本酒は杯を卓にいったん置いて、食べるモノが合っているのではないだろうか?。
というよりも、杯を手から離さずに肴を食べるのは、 σ(^_^) に言わせれば、
割り箸を両手に持って、チャンチャカと食器を叩くみたいなもんで、
『御里が知れてしまう』という次元の低いレベルで、
σ(^_^) は一緒に酒など呑みたくないってもんである。


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で、 σ(^_^) が何が言いたいのかというと、
新年二日目の今日、近くのベーカリーで見つけたのが新発売の 『 マーボ・パン 』という代物。
要は、麻婆をパン生地に包んで揚げたものである。


このベーカリーでは、カレーパンはラグビーボール型、
マーボパンは真ん丸型となってました。


追記:
   数日後、行ったら、名称は『麻婆豆腐ドーナツ』となっていました。



*1:というよりは、 σ(^_^) に言わせれば、『 洋食屋 』 。

*2:この店名からして、当時は近所に同業者がなかったので、無名の”洋食屋”として営業していたら、それぢゃ困るということで当時の音大(今の芸大)生が名付けたのが、この店名。

*3:Luncheonは、ちょっと気取ったLunch程度の意味。

*4: 参考文献:

ワーズワースの冒険 (扶桑社文庫)

ワーズワースの冒険 (扶桑社文庫)

*5:もっとも、吉田健一は、山の上ホテルを事実上の住まいとし、この店を事実上の事務所としていたらしい。