追悼 氷室冴子さん (x1歳) …… (-人-)

追悼  「 なんて素敵にジャパネスク 」 の 氷室冴子さん 51歳


 氷室冴子さん 51歳 ( ひむろ・さえこ < 本名・碓井小恵子 = うすい・さえこ > 作家 )
6日、肺がんのため死去した。


葬儀は10日午前9時半、東京都新宿区早稲田町77の龍善寺。
喪主は姉の 木根利恵子(きね・りえこ)さん。


 北海道岩見沢市出身。
大学在学中の77年、「さようならアルルカン」で小説ジュニア青春小説新人賞の佳作に入選してデビュー。


平安時代が舞台の「なんて素敵にジャパネスク」シリーズが大ヒットし、
80年代から90年代にかけて田中雅美さんらと集英社コバルト文庫で「コバルト四天王」と呼ばれ、
少女小説を代表する一人として活躍した。他に「ざ・ちぇんじ!」「クララ白書」など。


なんて素敵にジャパネスク〈7 逆襲編〉 (コバルト文庫)

なんて素敵にジャパネスク〈7 逆襲編〉 (コバルト文庫)

なんて素敵にジャパネスク〈8 炎上編〉 (コバルト文庫)

なんて素敵にジャパネスク〈8 炎上編〉 (コバルト文庫)


  にと : 2008/06/06 22:23
      ショックです。いつかジャパネスクの続きを書いてくれたらいいのにと思っていました。
      闘病生活をされていたのでしょうか。ご冥福をお祈りします。


書く才能といいますか、小説を書くために生まれてきた人と感じた人です。


上に掲載したふたつの 「 なんジャパ 」 の発行も離れ業的で見事でしたし。
(「今年中に発行する」と言ったのに、”12月のラインナップ”でも発売されなかった。
  なので、これは公約違反か?と思ったのだが、なんと”1月のラインナップ”は
  12月末に発行されるのを利用して、公約を守ったのである。)


当時、某女性とのデートの最中に、「 融がかわいくて …… 」と言ったら、
「 なんジャパの …… しかも、最新刊のあとがきかよ! 」*1 と驚かれたものです。


*1:「読んでないと思うけど、なんて素敵にジャパネスクっていう小説があって……」とネタを振られたのである。