神楽坂倶楽部 2008.06.28

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2008年6月28日(土)


 また少しあいだがあいてしまいましたが、近況報告っていうことだと、特にそれほど変わったことがない限り、そうそう書くこともないし、といって以前の毎日更新のノリでやるのはもう無理(身体的にというより、精神的にかなあ)なので、まあ何もない限りこのくらいのペースでつらつらやらせていただこうと思っております。一応、この前に経過報告をさせてもらってから、何も特に私のほうの状態には異変はなく、ただ休薬期間が終わってまた服薬期間に入ったのでどっと食欲が落ちたり、気分が悪かったり、そのせいもあってわりと精神状態がかんばしくない日々が続いていたりしただけでした。でもそれはたぶん抗ガン剤のせいが一番デカイので、でも抗ガン剤の副作用として話にきいているものからいったら、ずいぶんラクだ、といってもいいくらいではないかと思うので、あんまり文句は言えません。髪の毛もかなり脱毛がひどいな、とは思いますがすっかり抜けたりはしてないし、気分は悪いけど吐き気はしないし、食欲はないけど吐いてもいませんですから(^^;)まあ、ラッキーなほうなんじゃないかと思いますし………でもつくづく、「ああ、薬ってのはからだには毒なんだなあ」とは思いますけれどもねえ。


 あちこちやたらとかぶれっぽくなったり、ちょっとショックだったのは指先が黒ずんできちゃったこと。これも「色素沈着」という副作用のひとつなんだそうです。そんな副作用まであるとは思いませんでした。足の指先も、手の指先もなんとなくそこだけ日焼けしたみたいになっています。まあ、これは見た目だけの問題で、痛みとかかゆみとかは全然ないんだから、これまた文句いうような筋合いでもないんですけれどもねえ。


 ただ、「これがずっと続くのかな」と思うとさすがにちょっと鬱っぽくなりますね。もっとも、これがずっと続いていればラッキーなので、ガン細胞っていうのは適応が早くてすごく耐性が出来やすいから、この薬にガン細胞のほうが耐性が出来てしまったらまた違う療法を考えるか、前にいったんやっていてやめたジェムザールとの併用にするかを考えなくてはならないらしく、そうなると今度は副作用も併用だから倍になるというんで、この薬が効いていてくれるにこしたことはないんですが。もちろん、こういう薬を飲まずにいても心配のない状態になれるのが一番いいんですけれどもねえ。


 それもあって、以前サイトを通じて親切に送って下さった「霊芝」を飲み始めてみました。免疫力をアップしてくれるというので、期待していますが、こういうものはやはり即効性じゃなくて、長期の展望で考えないといけないでしょうね。といっても、毎日そういうことを考えたりそのことばかり考えて暮らしていたりするわけじゃなく、基本的には癌のことなんかほとんど忘れて過ごしているとは思いますが………ただ、仕事量がかなり減ってきてしまったのでそれはちょっとううーむと思っています。1日に1,2時間しか書けなくなったから、まあ前が1日50枚だったとすると、いまは2,30枚になっちゃいましたねえ。6月は特に気候不順だったせいか2クールめに入った体調不良のせいか、激減して、500枚いってないんじゃないかな、まだ。なんていうとほかの作家さんに怒られちゃうかな。でも私としてはけっこう深刻ですねえ。ひと月に400枚ちょっとしか書けないなんて、もうダメなのかしらん、などと思ってしまいます (/_;)まあ、6月はやっと外に出られるようになってきたので、ライブにもそろそろ出かけはじめたし、忙しかったりしたせいが大きいですけどね。1回出ると疲労感がなかなか回復しないっていうのがポイントかな。


 それはそれとして、7月12日の土曜日、赤坂リラキシンで「ボサノバライブ」をやります。もともとボサは大好きなのですが、今回はこのライブのために3曲ほど新曲を書き下ろして、けっこうのっています。だるくてドライブ感があって、いっぺんブラジルにいってみたいなあ、と思うんですけれどねえ。今回はアントニオ・カルロス・ジョビンの曲をいろいろやりたいのですがこれがなかなか難しくて「うう、日本人にはボサのリズム感がなかなか大変」とうめきながら練習しています。出演はおなじみベースの山下弘治さんと、フルートの坂元理恵さん、フルートの音色はほんとにボサのためにあるみたい。すごく素敵です。7月はミュージックラバーズがお休みなので、私の出るライブはこれ一発です。よろしかったらぜひ、7月12日午後2時より、赤坂リラキシンにおこし下さい。お待ちしております。



2008年6月28日(土)AM9:40

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