神楽坂倶楽部 2008.08.11

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2008年8月11日(月)


 というわけで、10日の「浴衣みせびらかしライブ」には多数のお客様に(それも多数の浴衣のお客様に)ご来場いただき、ほんとに有難うございました。


 ちょっと窮屈な思いをおさせしたかもしれませんが、やるほうも客席が華やかでとても楽しかったです。それにとても久しぶりの曲(「ローズ」なんて何年ぶりに弾いたんだろう)も弾けたし、なんとなく、このごろはいつもジャズびたりでしたので、ポップスや映画音楽が新鮮で、楽しいライブが出来ました。


 考えてみると3歳からクラシックピアノをやり、大学ではリードバンドで軽音楽をやってもっぱらグレン・ミラーにはじまってラテンだの、ポップスをやり、そのあとハードロックバンドをやり、ばりばりのブルースバンドもちょこっとやり、そのあと長いことシャンソンのピアノを弾いたり、ミュージカルの曲を作っていて、6年前からジャズピアノをはじめ、あちこちなんとなく「名所巡り」じゃないですけれども、いろいろなジャンルをひとわたり歩いてきたようなふしぎな感じがします。その経験がいまになってどんなジャンルの曲にでもお互いに生きているみたいで、ジャズの曲の前奏に「幻想即興曲」を弾くことになったり、浴衣ライブでタンゴをやったり、ひさびさにシャンソンの曲を弾いて「そういえば昔はこんなのばっかり弾いていた」と懐かしく思ったり、けっこういろいろなことをしてきたものだなあと思います。もうひとつ人生があったら小説を書かないでほんとにただのプロのミュージシャンでいたかったなあと思う気持ちもかなりありますので、考えてみるといまこうして、小説を書きつつライブをやらせてもらえる、というのはほんとにゼイタクな話だと思います。


 それを、もうひとつ好きで好きでという、着物でやれるというのが、ますますゼイタクで楽しい話ですね。そうしたものが、結局まあ現在一応「闘病中」なのでしょうが、誰もそう思わない(笑)くらい「元気にみえる」ことを支えてくれているかなあ、と思ったりします。好きなことをやっていると、もう明日のことなど何も考えないですね(笑)


 とりあえず今週末の土曜日には2ヶ月ぶりにミュージックラバーズのライブですが、こちらは基本的にアマチュアの貸し切りライブかもしれませんが、なんとなく1曲1曲、どんな曲もどんな相方とでも、いつくしみつつ大事に演奏したい、というような気持がとても強くなっております。小説についても若干そう言う気持はあるんですが、小説のほうはまだまだ「もっとやってやるゾ」的な感覚があるから、力が抜けていないのかもしれませんね。最近「肩の力が抜ける」ということの重大さをとても感じています。とかく肩に力の入りやすい人間なので、極力肩の力を抜いてリラックスして平常心でやってゆきたいものと思っています。


 なんとなく「ほんの少しだけ」涼しくなってきたような気もしないでもないですが、どうせこのままじゃ終わらない、また残暑もいやというほど来るのでしょうねえ。9月末になるまではこんなもののまんまでゆくんでしょうか。こういうときって逆に「クーラーで冷えすぎないこと」がとても大事になるような気がします。あたたかいものをとって、足首や手首や肘を出しすぎないで、クーラーのなかでは必ず上に1枚羽織って、冷えすぎに気を付けましょう(笑)って、これは自戒でして、いまもちゃんとレッグウォーマーをして、長袖で打っています(笑)代謝がえらく下がってしまっているせいか、けっこう「寒い」ことが多いんですねえ、夏って。どこもかしこもクーラーきいてますから。すぐ冷たいものが欲しくなりますが、お茶は熱いほうがいいらしいですよ。皆様もおからだにお気をつけ下さい。



2008年8月11日(月)



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