2009年12月後半


 ニンジンのパンケーキで朝食。

 すりおろしたニンジン、卵、小麦粉、ちりめんじゃこと乾燥バジル少々をよく混ぜて塩コショウし、フライパンで焼いただけ。ソースはシンプルにケチャップのみ。


 市販の巻き寿司といなり寿司で手抜きの昼食。100円均一セールだったため、計200円の助六


 夕食は我流筑前煮。

 両手鍋を熱してゴマ油をしき、日本酒+しょうゆをもみこんだ鶏もも肉骨付きぶつ切りを炒める。かつお昆布だしを注ぎ、下ゆでした大根厚めのいちょう切り、湯通ししたニンジン乱切り、つぶして刻んでティーバッグに封印した皮付きショウガ、折った赤唐辛子を加えて煮る。段階的に日本酒としょうゆで味つけ、じっくり鍋止め。塩ゆでして半分に切ったインゲンを加えて温めなおし、塗り椀に盛っていただく。

 肉は骨付きにかぎるな。いつもどおり温めなおしつつ徐々にたいらげます。


 ニンジンのパンケーキで朝食。

 すりおろしたニンジン、卵、小麦粉、ちりめんじゃこといりゴマ少々をよく混ぜて塩コショウし、フライパンで焼いただけ。ソースはシンプルにケチャップのみ。

 昨日(12/16)の朝食とほぼ同じメニュー。簡単だし、けっこううまいし、余ったニンジンを使いきれるし。


 昨夜は「爆笑レッドシアター」(12/16放送)を見た。

 友近のやりたい放題ぶりが光った。わたしもロギンスチャクラを覚醒してケビン・ベーコンになりたいものだ。

 しかし、友近はなぜここまで「フットルース」が好きなのかね。正直つまんない映画だと思うがなあ。

 杉下ウッ京の相棒が我が家坪倉からジャルジャル福徳に変わっていたのには少し笑った。


 昼食はおろし肉うどん。

 湯通しした牛肉こまぎれ(ニュージーランド産)とタマネギ細切りをいりこだし+日本酒+しょうゆで軽く煮て、ショウガ汁を垂らす。ゆでたうどんと丼で合わせ、大根おろしをどっさりのせる。

 充分おいしかったけど、大根おろしをのせる前提であれば、もうちょっと濃く味つけてもよかったかな。


 夕食はポークビーンズ

 豚バラブロックぶつ切りに塩コショウし、フライパンで焼き固め、焼酎でフランベ。タマネギの外の皮、大根のヘタ、ティーバッグに封印した乾燥ローズマリーと乾燥コリアンダーといっしょに1時間ほど下ゆでする。

 両手鍋を熱してオリーヴオイルをしき、ニンニク・ショウガみじん切りと折った赤唐辛子を入れて、タマネギみじん切りと湯むきしたトマトざく切りを炒める。トマトが流動化してきたら、豚バラブロック、朝から吸水して下ゆでしたうずら豆を加え、乾燥バジルと乾燥オレガノをふり、豚バラの下ゆで汁で水分調整して煮込む。うずら豆が柔らかくなったら塩コショウで調味。ボウルに盛り、塩ゆでしたグリーンアスパラの穂先のほうをトッピング。

 まだわりと上品で薄味だが、最後はケチャップをぶちこんで下品な味を堪能する予定。


 ポークビーンズ変換その一はカレー。

 行平鍋に取りわけて温め、カレールー(2段熟カレー中辛)ひとかけを刻んで溶かしただけ。

 ポークビーンズのスパイス+カレールーのスパイス相乗効果で汗ばんだが、寒すぎてすぐに体が冷えるのであった、


 ケチャップを加えて温めなおしたポークビーンズアスパラベーコン巻きで朝食。

 アスパラベーコン巻きを生まれて初めてつくった。


 昨夜は「とんねるずのみなさんのおかげでした」東京きたなシュラン2009・中野編(12/17放送)を視聴した。

 3回目にしてすでに普通のグルメ番組化。汚い店は多くとも個性的な店主はそうはいないらしい。この企画、あと2、3回で終わるんじゃないか。


 寒いので主に映画館に避難していた。


ローランド・エメリッヒ監督「2012」(2009)

 意外とおもしろかったよ。つまんないドラマ部分を全部切って、カタストロフだけ1時間半にまとめてくれたら、なおよかった。

「短時間にそんなに動いたら山脈ごと崩落してるってな」「あの船なんなんだ、水宙両用船か?」「地上が壊滅したのになぜあんな詳しいデータがわかるんだよ」などなど、ツッコミどころは山ほどあるが、エメリッヒだからしかたない。「この話でいいのだ!」と考えられるところが、皮肉ではなく、エメリッヒの強みじゃないかと思う。


井口昇監督「ロボゲイシャ」(2009)

「片腕マシンガール」ほどではないが、けっこうおもしろかった。

 ヒロインの行動原理が復讐ではなく姉妹の愛憎に縮小した一方、悪玉の目的が日本壊滅に拡大したため、ややバランスが悪い気がする。東映東映でも70年代映画ではなく特撮ヒーロー物に近く、これはこれで歓迎する人もいるかもしれないけど。

 被害者の会の扱いに悪意がある点はよかったと思うが、真面目な人は眉をひそめるかもしれないね。

 ヒロインふたり(木口亜矢長谷部瞳)は努力賞程度だったが、天軍ふたり(亜紗美、泉カイ)のアクションと殺陣はなかなかよかった。

 冒頭の場面が叙述的にその後の話にうまく組みこめないような気がしたけど、まあべつにいいのか。



ポン・ジュノ監督「母なる証明」(2009)

 冒頭から結末まで一分の隙もない完璧な出来。もしかしたら今年のベストワン映画かもしれない。

 映画としての完成度もさることながら、プロットが実に秀逸。しかも、ていねいに伏線が張ってあるし、説明も過不足がない。スリラーとしての骨組みだけをとっても一級品だと思う。

 よく知らないんだけど、キム・ヘジャという女優さんはすごいね。ウォン・ビンも難役をうまくこなしていたけど、チン・グのかっこよさにしびれた。


 ベーカリーのおかずパン各種で少しずつ夕食をとっている。寒波のピークは回避できたものの、やっぱり寒いなあ。


 青土社様から「ユリイカ10月臨時増刊号 総特集=ペ・ドゥナ」をいただいた。どうもありがとうございます。

 これでペ・ドゥナがどういう人かわかるかも。


 テレビはかつて新しいリアリティであった。いわゆる「黄金時代」のテレビマンたちはその可能性を信じ、番組製作を試みた。まるでiPhoneの新しいアプリを開発するように。

 テレビの持つ新しいリアリティを(肯定するにせよ、否定するにせよ)取り入れた小説も書かれた。たとえば『48億の妄想』に代表される筒井康隆の初期作品。

 現在、テレビが新しいリアリティだと考える人はいないだろう。それはテレビが古びたり廃れつつあるからではなく、完全に日常生活に浸透し、「第二の自然」と化しているからだ。

 この結果、テレビを見ない人ですらテレビ的にふるまうようになる。たとえば政治家や学者や芸術家が最悪のテレビタレントになり得る。

 テクノロジーの進歩による日常生活の変容が注目を集めるのは、まだじゅうぶんに変容しきっていない段階においてのみなのだろう。

 完全に変容した先には、たぶん缶ビールを飲みながら1日じゅうくだらないバラエティ番組を見つづけるのとよく似た“日常”があらわれる。「未来は退屈だ」(J・G・バラード


 未来はファミレスのように、ショッピングモールのように退屈だ。

 テレビの場合と同じく、ファミレスやショッピングモールに行かない人、それらをむしろ嫌悪しているような人たちがファミレス的・ショッピングモール的に行動するようになれば完璧だろう。

 たとえば、『ミシュランガイド東京』を片手に食べ歩く人たちがそうかもしれない。ショッピングモールのフロアガイドのように使って店への行き方を調べ、ファミレスのメニューのように使って料理を選ぶ。そして本人は自分をグルメだと思いこんでいる。


 なんでもかんでも国民性に還元するのはよくないとは思ってるんだが、日本では「母なる証明」のような話は発想できないかもしれないね。日本の母はすぐ謝っちゃうからさ。というか「なぜ謝らないんだ!」みたいな圧力がかかるんだよね。

 片山右京の記者会見で記者が遺族のコメントを読みあげるのを見て、なんとなくそう思った。


 現時点で「だれにも把握できない、巨大な意味と思考と連想の複合体」飛浩隆「自生の夢」、大森望『NOVA1』、p.393)に最も近いものはテレビだと思うんだけどなあ。

 製作者は視聴率を上げることしか考えていないし、視聴者は適当に見たい番組を見ているだけなのだが、なぜか総体として「意志」が感じとれる。時にはテレビにより世論が形成され、政治や経済にすら影響を与える。

 この「意志」を実体化すると、テレビ局が日本を支配しているという陰謀論になるわけだが、ナベツネだってテレビをコントロールすることはできないよ。

 かといって、視聴者の欲望がテレビにそのまま反映しているわけでもない。視聴者の欲望は実はテレビによりつくりだされていたりする。

 要するに、製作者でも視聴者でもない「テレビなるもの」が存在するとしか言いようがない。それを放送網上に誕生した超知性体と想定してもまったく問題はないはず。


 昼食はポークビーンズ

 切り分けた豚バラブロックに塩をして焼き固め、キャベツの芯、ニンジンのヘタ、タマネギの外側の皮、ティーバッグに封印した乾燥ローズマリーと乾燥コリアンダーといっしょに1時間ほど下ゆで。両手鍋を熱してオリーヴオイルをしき、ニンニクみじん切りと折った赤唐辛子を入れ、タマネギざく切り、ニンジン賽の目切り、湯むきしたトマトざく切りを順次炒める。トマトが流動化した時点で豚バラ、吸水・下ゆでしたうずら豆を加え、下ゆで汁で水分調整し、乾燥バジルと乾燥オレガノをふって、さらに煮込む。仕上げに塩コショウで調味。

 とりあえず味見がてらひと皿。あとはカレーにしたり、ケチャップ味にしたりかな。ほんとに外出したくない寒さ&積雪量なので、なんとか夕方ごろまでこれでもたせたい。


 フレデリック・ワイズマンの映画がおもしろいのは、テレビドキュメンタリーの対極にあるからだな、きっと。

 ワイズマンの映画は、ある場面、ある瞬間はきわめて劇映画的に感じ、時には「なんて演出がうまいんだ」と思うことすらある。ドキュメンタリーに演出はないはずなのに。

 しかし、全体を通して見ると、現実ならではの得体の知れなさや無気味さを痛感させられる。みごとな伏線のように思えた場面はあとにつながらず、エピソードは尻切れとんぼに終わり、結局なにひとつ決着や解決を見ないまま映画は終わる。

 一方、いまどきのテレビドキュメンタリーはどうか。

 各場面は手持ちカメラのぶれた映像、CCDカメラによる隠し撮り、関係者の顔モザイクと音声変化などにより、きわめて「リアル」に撮られている。「いま映っているのはまぎれもない事実そのものなのです」と声高に主張する映像だ(それも「演出」の一種なのだが)。

 しかしながら、全体を通して見ると、メッセージ性が濃厚なのだ。「現実はこうなんです」「あなたにこういうことをわかってほしいんです」「だからこうしなきゃならないんです」と押しつけがましく伝えてくる。いいかえれば、全体としてはきわめて嘘くさい。


 J・G・バラードが偉いのはテレビ大好きだからだね。

 テレビを侮るやつは信用できないし、わかってないよ。もしもGoogleが世界を支配できたとしたら、そのときGoogleはテレビになるんだよ。

「テレビなどというくだらないものは見ません」というやつがいちばんテレビ的だったりする。超売れっ子のテレビタレントはテレビ見てないんだよ。出演するだけで忙しいから見られないの。

 信じられないほどテレビを見てるのは明石家さんまくらいだろう。だから、さんまには批評性がある。


 温めなおしたポークビーンズに刻んだカレールー(とろけるカレー中辛)をひとかけ溶かして、昼食その二。


 汁気がなくなってきたので水+固形ブイヨンでスープに変換し、夕食その一&完食。


 夕食その二はソトアヤム。

 骨付き鶏もも肉ぶつ切り、ニンジン乱切り、タマネギざく切りを水から煮込む。鶏肉が柔らかくなったら、Indofoodのソトアヤムの素を溶かし、厚揚げ賽の目切りを加えて軽く煮る。ボウルに盛ったあと、ライム汁を垂らす。

 具増量のため厚揚げを使ったのがひと工夫かな。温めなおして少しずつ食べる予定。


 ジャガイモのパンケーキで朝食。

 ゆでてつぶしたジャガイモ、卵、小麦粉、刻んだ干しエビ、いりゴマをよく混ぜ、フライパンで焼いただけ。ソースはライム汁+しょうゆ(ライムが残っていたから)。

 小麦粉が足りず、ちょっとタネがゆるかったね。


 キャベツと干しエビとちりめんじゃこのペペロンチーノで夕食。

 中華鍋に多めにオリーヴオイルをしき、ニンニク薄切りと折った赤唐辛子をじっくり加熱。火を強めて、干しエビとちりめんじゃこを軽く炒めて、塩コショウ少々。一方でスパゲティをゆで、ついでにちぎったキャベツの葉も湯通しし、中華鍋に投入して混ぜあわせる。皿に盛りつけたあと、乾燥バジルを少々ふる。

 普通はアンチョビでつくるんだけど、干しエビ+ちりめんじゃこでもとてもおいしかった。


 年末なので映画ベストを発表。結局40本しか見ていないから、ベスト5にした。

  1. 母なる証明ポン・ジュノ監督)
  2. グラン・トリノクリント・イーストウッド監督)
  3. エッセネ派フレデリック・ワイズマン監督)
  4. 空気人形(是枝裕和監督)
  5. レスラー(ダーレン・アロノフスキー監督)

 番外は遅ればせながらやっと見た「ラザロ」(井土紀州監督)。

 来年はもっとおもしろい映画が見られますように。


 豆とソーセージとキャベツのスープで昼食。

 ソーセージ小口切り、ベーコンざく切り、タマネギざく切り、吸水・下ゆでした白インゲン豆を水+コンソメティーバッグに封印した乾燥ローズマリーと乾燥コリアンダーで煮込み、塩コショウで調味。ちぎったキャベツの葉を投入し、湯通し程度に加熱して、いただく。


 ケチャップを薬味にしたらうまかった。


 ケチャップ+豆板醤を薬味にしてもうまかった。で、完食。


 牛すじ肉とレンズ豆のカレーライスで夕食。

 牛すじ肉をニンジンのヘタ、タマネギの外側の皮、ティーバッグに封印した乾燥ローズマリーと乾燥コリアンダーといっしょに2時間下ゆで。両手鍋を熱してオリーヴオイルをしき、つぶして刻んだニンニクとショウガ、折った赤唐辛子を入れて、タマネギざく切り、ニンジン乱切り、湯むきしたトマトざく切りを順次炒める。トマトが流動化してきたら、乾燥バジルをふり、牛すじ肉と吸水した緑レンズ豆を加え、すじ肉の下ゆで汁で水分調整して、さらに1時間煮る。火を止めて、カレールー(2段熟カレー中辛とこくまろ中辛)を溶かす。一方でごはんを炊き、カレーライスにする。

 牛すじ肉下ゆで中にうっかり昼寝してしまい、いつも以上に時間をかけてしまった。おかげですじ肉もいつも以上にぷるぷる。

 卵が切れているから、2杯目は冷や飯カレーだな。これはこれでおいしいと思う。


 昼食は焼きそば。

 中華鍋を熱して油をしき、焼きそばをよく炒めて取りだす。油を少し足してニンニクみじん切りを入れ、豚肉こまぎれ、湯通ししたニンジンいちょう切り、黄パプリカざく切りを炒め、軽く塩コショウ。焼きそばを戻して、日本酒+しょうゆ+豆板醤で味つけ。

 寒いから豆板醤多めで。


 いりゴマをふったアスパラ鶏めし、味噌汁(インスタント)、市販のポテトサラダで夕食。

 土鍋に無洗米、鶏ひき肉、湯通ししたニンジンいちょう切り、ショウガ細切りを入れ、昆布だし+日本酒+しょうゆで炊く。炊きあがったら刻んだミニアスパラをのせて蒸らす。

 冷めたらチャーハンかお茶漬けにしよう。


 お茶漬けにした。


 遅めの昼食はニラネギシューマイ麺。ひさしぶりに料理したなあ。

 中華鍋を熱してゴマ油をしき、ニンニクみじん切りを入れて、刻んだシューマイ(楽陽食品)を炒め、軽く塩コショウ。湯+鶏ガラスープの素+かつお昆布だしを注ぎ、刻んだニラと市販の刻みネギをどっさり加え、軽く煮る。仕上げに風味づけ程度にしょうゆを垂らす。一方で中華麺(太ちぢれ麺)をゆでて、丼で合わせる。

 シューマイをやや煮すぎて、とろとろになりすぎた。手抜き料理でもジャストインタイムで仕上げるのは難しい。


 夕食は鶏肉と小松菜の雑煮。

 日本酒としょうゆで炒りつけたシイタケ薄切り、湯通しした鶏もも肉ぶつ切りをかつお昆布だし+日本酒+つぶして刻んでティーバッグに封印したショウガで煮て、しばらく鍋止め。片手鍋に半分移して温めなおし、しょうゆで味つけ、小松菜ざく切りと丸餅を入れて煮る。

 残り半分は味噌味にしようかと思っている。


 温めなおした具とつゆに八丁味噌を溶かし、小松菜と丸餅を足して夕食 ver.2。

 なかなかうまい。名古屋でこんな雑煮を食ってるかどうかは知らんが。

 夕食 2.0と書いたほうがいまどきか。


 昼食は小松菜とベーコンのペペロンチーノ。

 中華鍋にニンニク薄切り、折った赤唐辛子、ベーコン短冊切りを入れ、オリーヴオイルをふりかけて、弱火でじっくり加熱。中火にして小松菜ざく切りを炒め、軽く塩コショウ。一方でスパゲティをゆで、中華鍋に投入して混ぜあわせる。


 ちなみに名古屋の雑煮はしょうゆ味が一般的らしいぞ。


 夕食は肉じゃが。

 豚バラブロックぶつ切りに塩コショウし、フライパンで焼き固め、焼酎でフランベして、タマネギの外側の皮、ニンジンのヘタ、ティーバッグに封印した乾燥ローズマリーと乾燥コリアンダーといっしょに1時間ほど下ゆで。豚バラ、タマネギざく切り、ニンジン乱切りをかつお昆布だし+下ゆで汁+日本酒+しょうゆ+ニンニクみじん切り+ショウガみじん切りといっしょに煮る。途中でジャガイモ六つ割りを加える。仕上げに市販の薬味ネギをふる。

 ジャガイモの芽の分布により切り方を変えるため、大きさがいつも変わる。


人志松本のすべらない話」歴代MVP全員集合SP(12/26放送)を録画視聴。

 大溝清人バッドボーイズ)がおもしろかったね。悲惨な話でしゃべり方も暗いのに、そこはかとなく笑えるところがよろしい。


 残り物のごった味噌煮で昼食。

 油抜きした厚揚げ賽の目切り、ニンジン乱切り、タマネギざく切り、ベーコン短冊切りをかつお昆布だし+日本酒で煮て、八丁味噌を溶かしただけ。

 できあがったら「巨人族の味噌汁」みたいだった。今日はこれでもたそうかと。


 月曜日は映画館へ。今年最後だろうな。


ジェイムズ・キャメロン監督「アバター」(2009)

 見世物としてはこれでいいんじゃないかな。

「2012」より優れているのは、むだな人間ドラマがないこと。ストーリーはほとんど主人公のモノローグですっ飛ばしていき、3時間近くあるのに総集編みたいなんだもん。CG&3Dスペクタクルを見せることに徹しているのは潔いともいえる。

 キャメロンはなぜ白いタンクトップ着た強いオネエちゃんがあんなに好きなのかね。フェチなの?

 3DはCGキャラなら気にならないけど、生身の俳優だとちょっと変だね。本物の人間が目の前にいるというより、人間を映したレイヤーが手前にあるという感じ。


 ベーカリーのおかずパン各種で手抜きの昼食。


 ハタハタの非しょっつる鍋、市販のポテトサラダで夕食。

 頭と内臓を取ったハタハタを昆布だし+日本酒+ナムプラ+つぶしてティーバッグに封印した皮付きショウガで軽く煮ただけ。ボウルに盛り、薬味にカイワレ大根をちらす。

 ハタハタは薄味で軽く煮たほうがおいしいですよ。すぐ火が通ります。


 ハーフバタールのポテトサラダトーストで軽く昼食。

 おなかがあんまり空いてないもんで。やっぱりフランスパンのほうがうまいな。


 夕食はもつ汁。

 両手鍋を熱してゴマ油をしき、ニンニクみじん切り、ゴボウとニンジンのささがきを炒める。かつお昆布だしを注ぎ、牛もつ(ボイル済みの市販品)を加え、じっくり煮込む。途中で日本酒を少々足す。火を止めて、八丁味噌を溶かす。塗り椀に盛り、薬味に市販の刻みネギ。

 内蔵はうまいなあ。うどん玉も買ったから締めはもつうどんの予定。気が向いたら豆板醤を投入するかも。


 豆板醤を足してもう一杯、うどん玉をそのまま投入し、うどんすき風にして完食。赤味噌+豆板醤はけっこう好き。


 豚肉とセロリのゆずこしょう焼きそばで昼食。

 中華鍋を熱して油をしき、焼きそばを炒めて取りだす。少し油を足し、豚肉こまぎれとむしったセロリの葉を炒め、軽く塩コショウ。焼きそばを戻し、日本酒でといたゆずこしょう+しょうゆで味つけ。

 あっさりめに仕上げたかったのでニンニクは省略しました。


 とりあえず輪〆を部屋のあちこちにばらまいた。


 早めの夕食はフェジョアーダ的な煮物とプチバタール。

 両手鍋を熱してオリーヴオイルをしき、タマネギざく切り、ニンニクみじん切り、ニンジン賽の目切り、刻んだセロリの茎、湯むきしたトマトざく切りを順次炒める。トマトが流動化してきたら水を足し、ソーセージ小口切り、市販のアイスバインざく切り、牛もつ(ボイル済みの市販品)、吸水・下ゆでしたうずら豆を加え、乾燥バジルと乾燥オレガノをふり、折った赤唐辛子を入れて、1時間半ほど煮込む。塩コショウで調味。

 こんだけぶちこんだらコンソメもブイヨンも鶏ガラスープの素も不要っすよ。温めなおしつつ食べつくす予定。


 ミガス的ななにかで夕食その二。

 フェジョアーダ的なものにカレールー(こくまろ中辛)ひとかけを溶かす。刻んだプチバタールをオリーヴオイルで炒め、フェジョアーダ的なものをかける。

 カリカリしてうまいわ。まだ残ってるから餅を入れてやろうかと。


 丸餅を煮て、カレー味のフェジョアーダ的なものを雑煮的なものに変換。まだ残ってるから明日の朝食に回すかな。


 フェジョアーダ的なものを温めなおして、朝食に。

 一滴残らずたいらげた。流動化したトマトとタマネギでスープはとろとろだし、もつとアイスバインとソーセージの食感がちがうのがよろしい。またつくろうっと。


 市販の鯖寿司で手抜きの昼食。今回は焼き鯖寿司ではなくバッテラをチョイス。


 夕食はもちろんそば。

 具は日本酒としょうゆで炒りつけたブナシメジ、小松菜ざく切り、油抜きした薄揚げ短冊切り、つゆはかつお昆布だし+日本酒+しょうゆ。

 やっぱりキノコ入れたほうがうまいね。


 では、皆さんよいお年を。