米国防総省当局者は12日、横須賀を母港とする米第7艦隊所属の駆逐艦ジョン・S・マケイン *1 が、フィリピン・ルソン島中部スービック湾の沖を航行中、曳航していた音響ソナーが中国海軍の潜水艦と接触し、破損したことを明らかにした。
増強の進む中国の潜水艦が、かつてアジア最大の米海軍基地があった湾の周辺で、
米艦を至近距離から追尾する挑発的な行動をとっていたことが浮き彫りになった。
米艦の音響ソナーは、現地時間の11日ごろ、潜水艦の一部と衝突したもよう。
米艦の船体や乗員に被害はなかった。
米側の当局者は、事故の起きた水域が 「 公海上だった 」 とした上で、米艦が 「 通常の任務 」 に当たっていたと述べた。
「 艦長より全乗組員に。
『 状況 A−8 』 開始!、繰り返す、『 状況 A−8 』 開始。」
機関、両舷半速、敵潜の左舷前方に。
曳航ソナー投入用意!。
僚艦より信号、目標位置予定通り。
曳航ソナー投入。
曳航ソナー投入!。
曳航ソナー投入っ!。
ソナーケーブル伸ばせ!。
ソナー展開!、2000 …… 、3000 …… 。
機関微速。
機関逆進!、喰い付かせろ!。
*1: 8300t