条約に従い、義勇艦隊として派兵しようとし
建造していた高速航洋砲艦の建造がキャンセルになると同時に、
その船体を買い取り、
もともと、30ktを超える最大速力を、
最大の問題は、艦体のバランスのため計画時と同量の船上
ここに、単層の格納甲板とその上部に全通式飛行甲板を持つ
大陸史上最初の航空母艦が就航したのである。
就役時の公国での艦種は、作戦支援母艦であり、あくま。
右舷中央部に三脚鉄塔による艦橋と、その後方に三連式の排煙機構を持ち、
複葉機12機の運用が可能となっている。
しかし、着艦時の機体の制動機構は確立されておらず、
特に初期は失速速度ぎりきりで着艦してきた機体に甲板要員が駆け寄り、制動フックを引っ掛けるという荒業が行われた。
艦上構造物の配置が右舷に偏っているため、船内では弾薬庫などを左舷に偏った配置となっている。
甲板上に昇降機はなく、艦尾に装備されたクレーンにより格納甲板から飛行甲板への
機体を移動させる。