偽りの再生




   地底湖の湖面に、突如聳え立つ一本の水柱。


   水飛沫が豪雨のように、展開していた戦略自衛隊の頭上に降り注ぐ。


副官 : 「 これは ? 」


師団長:「 や、やったか !? 」


停泊していたイージス艦を持ち上げ、湖から悠然と姿を現す弐号機。





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イージス艦から錨が湖面に伸び落ちる。


湖岸に展開していた多連装自走ロケット砲部隊が、攻撃を再開する。


イージス艦を盾にし、攻撃を防ぐ弐号機。


そのまま、戦自部隊にイージス艦を投げつける弐号機。