今年、最後の通勤。
車両内はいつもよりはすいているものの、座席は満席。
そんな満席なひとつ座席の前に立っていると、
座席とその前に立っている σ(-_-) の間に横から無理矢理入り込んでくる奴が出た。
そして、半身だけ割り込んだ状態となると、ゲームを始めたのである。
状況としては、座席に座っている方の頭上10cmのところにゲーム機。
そして、ゲーム機に付けられたストラップが、何度か座席の人の頭を叩く。
煩げに手で払う座席の乗客。
抗議の視線に負けたのかゲーム機を懐に仕舞うも、
数分後には何事もなかったようにゲーム機を取り出し、再びゲームを始める。
またもや、ストラップが座席の乗客の頭を叩く。
座席の人がもの凄い眼で睨んでいるにも関わらず、
それを無視して平然とゲームをするこの男 …… 。
この男の第二の目的は明確である。
さっきまで σ(^_^) が狙っていたモノ、すなわち何処かで下車するであろう男性の後の座席である。
さて、××駅、座席の人が降りようとするも、ゲーム男はまったく協力する気はなく、
モノの見事に座席の人の前に立ち塞がっている。
σ(-_-) と乗客の間に半身だけ入り込んでいる彼は、その乗客と乗車口を結ぶ線上に存在するため、
思いっきり、下車するのを妨害している状態である。
何度か立ち上がろうとして、その度に彼に阻止される乗客。
、
切れたのか、怒気を含んだ声で 「 降・り・ま・す 」 と宣言し、
前に立ち塞がっているゲーム男を除けることなく、ゲーム男ごと力任せに乗車口に押し進んで行く。
空いた座席には、当然 σ(^_^) は座る(笑)。
ドア付近まで押し出されたゲーム男、
座ろうと思っていた座席に σ(^_^) が座っているのを見て
「ちぇっ、座ろうと思ってたのに」と毒づき、向こうに言ってしまいました。