いつものように神保町




σ(-_-) の学生時代の夢は、
『 とんかつ ”羅生門 ” 』 に、
なんの気兼ねもなく食べに行けることだった。


この店、独特の雰囲気があるというか、店主が頑固親父というか、
昼しか営業していないというか、
ロースライスとヒレライスしかなかったというか
薄いカツというか、
卓が傾いているというか、
味噌汁も付いておらず、
キャベツの浅漬けが付いているだけというか、
σ(-_-) はとうとう座敷に上がることはできなかったというか





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← 画像は、言うまでもなく、
かつての面影をいまだに残している
キッチングランの
メンチカツ・生姜焼き 盛り合わせ


もちろん、御主人は、一軒奥の「さぶちゃんラーメン」のご主人と兄弟らしいというのは、
ある意味、神田神保町の都市伝説で、


そして、 そのもうちょっと奥の反対側には、
σ(-_-) が好きだったとんかつ「とんちゃん」のその店舗だけが
その面影を残す。
ああ …… 、あの100円を100万円と、親父ギャグを言う店主は今はどうしているだろう?
バイトだか、見習いで入ったらしい外国人は、今はどうしているだろう?


また、先にある北京亭も、変わってしまったのか?
ランチの看板が出ていない。


この数年で、一番のショックだったのは、
「梅もと」が無くなってしまったことか?
その対面の「利根そば」もなくなってしまったし。


このふたつの店、極力、食べることがないように心がけていたので、
それだけに寂しい、はい。


ああ …… 、もう往年の神田神保町というものは …… (遠い目)。




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