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某所に缶詰になっている同僚から、
突然、緊急連絡が来る。
○○さん *1 の開発した VBAプログラム を
改修する必要があるのですけど、
保護の解除パスワード知りませんか?
…… 知りません。
送ってください。
1時間で解除します。
所詮は、その自分自身の中に、
「 暗号化された パスワード 」 と 「 暗号化方式 」 を持っている
電子ファイル。
バイナリ・エディタ さえ あれば ^O^ 。
その暗号化されたパスワード部分のコードを、
” こちらで用意した文字列 ” を 同じ方式 で 暗号化したモノ に 書き換えれば、
パスワードは、■■■■■■■■■■■ *2 になり、
解除できるはず!。
途中、げっ、32 Bit ぢゃなく、64 bit だ?!、と、
安易に引き受けたのを後悔した一瞬もあったものの、
パスワード解除したファイルを送って完了。
送りました。
PWD、解けてますよね。
溶けてます。
この 「 溶けてます 」 の返信を見た一同が、
…… 疲れてるなぁ …… 。
なら、プログラムコードも解析して手伝おうか …… 、
と、思って内部コードを見たら ……
……
……
……
こりは、とてつもなく高度なまでに 暗号化 されている …… ? p(@O@)q 。
しまった!、
簡単 に パスワード が 解除 できたのは、
ここにおびき寄せるための ブービー・トラップ だったのか!。