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【予告集】新番組、CM、CR、野望、赫奕、幻影
2020-03-24 | [etc,,,]
【新番組予告】
出会いは愛を。愛は平穏を。戦いは興奮を約束する。『装甲騎兵ボトムズ』。お楽しみに。

【ウド編】
第1話 終 戦(新番組予告)
アストラギウス銀河を真っ二つに分けた、バララントとギルガメスの二つ星系が、砲火を交えて100年。両陣営の疲弊は極みに達し、ようやく終戦の燭光が見え始めた大戦の末期。辺境の小惑星リドの漆黒の闇の中で、物語は始まった。『装甲騎兵ボトムズ』。お楽しみに。

第2話 ウ ド
ロッチナの手を逃れたキリコを待っていたのは、また地獄だった。破壊の後に住みついた欲望と暴力。百年戦争が生み出したソドムの街。悪徳と野心、退廃と混沌とを、コンクリートミキサーにかけてぶちまけた、ここは惑星メルキアゴモラ。次回『ウド』。来週も、キリコと地獄に付き合ってもらう。

第3話 出逢い
食うものと食われるもの、そのおこぼれを狙うもの。牙を持たぬ者は、生きてゆかれぬ暴力の街。あらゆる悪徳が武装する、ウドの街。ここは、百年戦争が産み落とした惑星メルキアのソドムの市。キリコの身体に染み付いた硝煙の匂いに惹かれて、危険な奴らが集まってくる。次回『出逢い』。キリコが飲む、ウドのコーヒーは苦い。

第4話 バトリング
かつて、あの重々しき歌に送られた戦士たち。故国を守る誇りを厚い装甲に包んだ、アーマード・トルーパーの、ここは墓場。無数のカリギュラたちの、ぎらつく野望に晒されてコロッセオに引き出される、ウドの街の拳闘士。魂なきボトムズたちが、ただ己の生存をかけて激突する。次回『バトリング』。回るターレットから、キリコに熱い視線が突き刺さる。

第5話 罠
最も危険な罠。それは、不発弾。企まずして仕掛けられた、地中の闇に眠る殺し屋。それは突然に目を醒まし、偽りの平穏を打ち破る。ウドは、巨大な罠の街。そこかしこで、信管を銜えた不発弾が目を醒ます。次回『罠』。キリコも、巨大な不発弾。自爆、誘爆、御用心。

第6話 素体
人の運命を司るのは、神か、偶然か。それは時の回廊を巡る永遠の謎かけ。だが、キリコの運命を変えたのは、素体と呼ばれたあの物体。小惑星リドの闇の中で走りぬけた戦慄が、今、ウドの街に蘇る。次回『素体』。ヂヂリウムのシャワーの中から、美女が微笑む。

第7話 襲撃
ウドという汚れの海に見え隠れする、素体という氷塊。どうやら、水面下の根は深く重い。人の運命(さだめと読む※以下同)は神が遊ぶ双六だとしても、上がりまでは一天地六の賽の目次第。鬼と出るか蛇と出るか、謎に挑む敵中横断。次回『襲撃』。キリコ、敢えて火中の栗を拾うか?

第8話 取引
ファウストは、メフィストフェレスに心を売って明日を得た。マクベスは、三人の魔女の予言に乗って地獄に落ちた。キリコは、素体に己の運命を占う。ここ、ウドの街で明日を買うのに必要なのは、ヂヂリウムと少々の危険。次回『取引』。ウドの商売には、死の匂い。

第9話 救出
昨日の夜、全てを失くして酸の雨に濡れていた。今日の昼、命を的に夢買う銭を追っていた。明日の朝、ちゃちな信義とちっぽけな良心が、瓦礫の街に金を撒く。ウドは、百年戦争が作ったパンドラの箱。質を問わなきゃ何でもある。次回『救出』。明後日、そんな先の事はわからない。

第10話 レッド・ショルダー
敵の血潮で濡れた肩。地獄の部隊と人の言う。ウドの街に、百年戦争の亡霊が蘇る。パルミスの高原、ミヨイテの宇宙に、無敵と謳われたメルキア装甲特殊部隊。情け無用、命無用の鉄騎兵。この命、金30億ギルダンなり。最も高価なワンマン・アーミー。次回『レッド・ショルダー』。キリコ、危険に向かうが本能か。

第11話 逆襲
鉄の騎兵が走る、跳ぶ、吠える。機銃が唸り、ミサイルが弾ける。鉄の腕が、秘密の扉をこじ開ける。炎の向こうに待ち受ける、揺らめく影は何だ。今、解き明かされる、小惑星リドの謀略。今、その正体を見せる、素体の謎。次回『逆襲』。キリコ、牙城を撃て。

第12話 絆
百年戦争とリド、素体、キリコ、ウド、パーフェクト・ソルジャー。もつれた糸を縫って、神の手になる運命のシャトルが飛び交う。アストラギウス銀河に織り成される、神の企んだ紋様は何。巨大なタペスタリーに描かれる壮大なドラマ。その時キリコは叫んだ。フィアナ、と。次回『絆』。いよいよ、キャスティング完了。

第13話 脱出
降り注ぐ火球。舞い降りる鉄騎兵。欲望と秘密と暴力の街、ウドが燃える。圧倒的、ひたすら圧倒的パワーが蹂躙し尽くす。ささやかな望み、芽生えた愛、絆、けなげな野心。老いも若きも、男も女も、昨日も明日も呑み込んで走る、炎、炎。音を立てて、ウドが沈む。次回『脱出』。不死鳥は、炎を浴びて蘇る。

【クメン編】
第14話 アッセンブルEX-10(イーエックステン)
何もかもが、炎の中に沈んだ。微笑みかけた友情も、芽生えかけた愛も、秘密も。そして、あらゆる悪徳も同じだ。全てが振り出しに戻った。兵士は、死んだ魂を疲れた身体に包んで、泥濘と硝煙の地に向かった。次回『アッセンブルEX-10』。傭兵は、誰も愛を見ない。

第15話 疑惑
遥かな宇宙の闇を走り、破壊の街に曲折し、動乱の泥濘にまみれても、尚、きらりと光る一筋の糸。だが、この糸は何のために。たぐりたぐられ、相寄る運命。だが、この運命は何のために。炎熱のクメンに第二幕が開く。次回『疑惑』。まだ、黒子は姿を見せない。

第16話 掃討
回る弾倉、起きる撃鉄。こわばった指がトリガーを引く。撃針が空の薬室を撃ち、空しい音を立てた時、皮肉にも生の充足が魂を震わせ肉体に溢れる。ロシアンルーレット。この危険な遊戯が、これこそがこの世に似合うのか。次回『掃討』。弾倉が回れば、リスクが上がる。

第17話 再会
愛を見たのが幻想なのか、心の渇きが幻想を生むのか。戦いの果てに理想を見るのが幻想に過ぎないことは、兵士の誰もが知っている。だが、あの瞳の光が、唇の震えが幻だとしたら。そんなはずはない。ならば、この世の全ては幻想にすぎぬ。では、目の前にいるのは誰だ。次回『再会』。劇的なるものが、牙を剥く。

第18話 急変
変わる、変わる、変わる。この世の舞台を回す巨獣が、奈落の底でまた動き始めた。天地が軋み、人々は呻く。舞台が回れば、吹く風も変わる。昨日も、今日も、明日も硝煙に閉ざされて見えない。だからこそ、切れぬ絆を求めて。褪せぬ愛を信じて。次回『急変』。変わらぬ愛などあるのか。

第19話 思惑
再戦のための停戦。破壊のための建設。歴史の果てから、連綿と続くこの愚かな行為。ある者は悩み、ある者は傷つき、ある者は自らに絶望する。だが、営みは絶える事なく続き、また誰かが呟く。たまには、火薬の匂いを嗅ぐのも悪くない。次回『思惑』。神も、ピリオドを打たない。

第20話 フィアナ
運命、絆、縁。人間的な、あまりに人間的な、そんな響きはそぐわない。火薬の匂いに導かれ、地獄の炎に照らされて、アストラギウス銀河の星屑の一つで出会った、60億年目のアダムとイヴ。これは単なる偶然か。次回『フィアナ』。衝撃のあの日からをトレスする。

第21話 遡行
人は、戦場に何を求める。ある者は、ただその日の糧のため、引き金を引く。ある者は、理想のために己の手を血潮に染める。またある者は、実りなき野心のために、硝煙と死臭にまみれる。雨は汚れた大地をみそぎ、流れとなり、川となって常に大海を目指す。次回『遡行』。人は流れに逆らい、そして力尽きて流される。

第22話 触発
大いなる偶然が全ての始まり。芽生えた意識は行動を、行動は情熱を生み、情熱は理想を求める。理想はやがて、愛に行きつく。愛は全てに呵責なく干渉し、創造の嵐を育む。そして、放たれた雷は誰を打つ?次回『触発』。必然たり得ない偶然はない。

第23話 錯綜
炎熱のジャングルが狂気をはらむ。それぞれの望み、それぞれの運命。責めぎあう欲望と、絡み合う縁。
弾幕をくぐり抜けたとき、突然現れた一刻の安らぎ。沈みゆく夕日に、二つの影が重なる。だが、思いは切なくすれ違う。次回『錯綜』。夜の闇が茶番を隠す。

第24話 横断
嵐が吹かねば太陽が輝かぬとするなら、大地を走る無謀なる風となろう。戦いの果てにしか安らぎはこないものなら、己の血の滾りに身を任せよう。それぞれの運命を担い、男たちが昂然と顔を上げる。次回『横断』。放たれた矢は、標的を射るか、地に落ちるか。

第25話 潜入
崩れ去る信義、裏切られる愛、断ち切られる絆。その時、呻きを伴って流される血。人は、何故。理想も愛も牙を飲み、涙を隠している。血塗られた過去を、見通せぬ明日を、切り拓くのは力のみか。次回『潜入』。キリコは、心臓に向かう折れた針。

第26話 肉薄
時代はたわみにたわみ、そして、放たれた。怒涛とは正にこれ。疾風とは正にこれ。奥クメンを荒れ狂う、狂気と殺戮。因習も伝統も火に焼かれ、波に呑まれ、過去へと流されゆく土砂流。悲劇は堆積され、歴史となり、神話となる。次回『肉薄』。キリコは、歴史の裂け目に打ち込まれた楔。

第27話 暗転
クメンでの旅が終わる。降り返れば遠ざかる緑の地獄。友よさらば。薄れゆく意識の底に、仁王立つ数々の修羅像。耳に残る叫喚、目に焼きつく炎。次の旅が始まる。旅と呼ぶにはあまりに厳しく、あまりに悲しい、過去に向かってのオデッセイ。次回『暗転』。キリコは、次の巡礼地に向かう。

第28話 運命(クメン編の総集編)
全ては、リドの闇から始まった。人は生まれ、人は死ぬ。天に軌道があれば、人には運命がある。炎に追われ、閃光に導かれ、辿り行く果てはいずこ。だがこの命、求めるべきは何。目指すべきは何。討つべきは何。そして、我は、何。次回『運命』。目も眩む破壊の中を、キリコが走る。

【宇宙~サンサ編】
第29話 二人
宇宙の闇を、ただ行く。巨大な鉄の箱が乗せているのは、夢か地獄か。男の愛が、女の希望が、巨大な鉄の箱の中で育まれる。二人は委ねた。姿、現さぬ支配者に。やがて破られるであろう、暫しの安息を。次回『二人』。スペース・オデッセイの幕が開く。

第30話 幻影
過去からの銃弾が、魂を射抜く。傷ついた魂は、敵を求めて暗闇をさまよう。レッドショルダーの光、レッドショルダーの影、レッドショルダーの痛み。砕けたはずの過去、死んだはずの過去が、キリコの新たな謎を発掘する。次回『幻影』。病んだ魂は、戦いに安息を求める。

第31話 不可侵宙域
この果てしなく広がる闇は、輝く星のためにあるとしたら。今日という日が、明日のためにあるとしたら。天国は、この地獄の隣にあるはずだ。ここはもう充分に見た、充分に。たとえそこが、禁断の地であろうとも。次回『不可侵宙域』だが、今日という日が、昨日のためにあるのだとしたら。

第32話 イプシロン
何故にと問う。故にと答える。だが、人が言葉を得てより以来、問いに見合う答えなど無いのだ。問いが剣か、答えが盾か。果てしない打ち合いに散る火花。その瞬間に刻まれる影にこそ、真実が潜む。次回『イプシロン』。飢えたる者は常に問い、答えの中にはいつも罠。

第33話 対決
愛の究極に、憎しみの究極に、共に潜むのは殺意。完全なる殺意は、もはや感情ではなく、冷徹なる意思。人は、神に似せて創られたという。それでは、神の意志に潜むものは、愛か、憎悪か。次回『対決』。キリコは、神を挑発する。

第34話 惑星サンサ
赤い空、赤い土。かつて流された夥しい血がこびりついた、不吉な星。ここは、メルキア装甲騎兵団特殊任務班X-1(エックスワン)。レッドショルダーの鋭い爪痕が刻まれている。次回『惑星サンサ』かつてこの星には、赤い肩をした鉄の悪魔が蠢(うごめ)いていた。

第35話 死線
たとえそれが夢の中の出来事であろうと、思い出すのも悍(おぞ)ましい事がある。ましてや、この身、この体に染み付いた火薬の匂いが、逃れられぬ過去を引き寄せる。目に焼きつく炎。耳にこびりつく叫喚。赤い星、惑星サンサが呻く。次回『死線』。復讐するは我にあり

第36話 恩讐
家族、望み、笑い、涙。かつてこの星に息づき、溢れていたもの。それらは、ある日焼かれてひと握りの砂となった。砂は撒かれて地表を覆い、砂漠となった。いま、嵐が砂を巻き上げる。怒りと悲しみの星の素顔が、荒れた空気にさらされる。次回『恩讐』。吹きつける砂粒が、心に刺さる。

第37話 虜
求めても、求め得ぬもの。望んでも、望み得ぬもの。狂おしいまでの渇きが、叶わぬ思いが、殺意と闘志を生む。心に地獄を持つ者同士の不可思議なる合意が、壮烈なる対決を生む。次回『虜』。流される己の血潮で、渇きを癒す。

第38話 暗闇
何故、どうして戦う。何故、銃を向け合う。共に落ちた地の底で、互いの心の中を覗く。そこには、荒涼たる砂漠の中、暗夜に銃を求めて立ち尽くす、孤独な己の姿があった。次回『暗闇』。死が互いを分かつまで。

第39話 パーフェクト・ソルジャー
己の放った銃弾が、鏡の中の己を撃ち砕く。飛び散る破片とともに、見えなくなる自分。遥かな宇宙の彼方、もう一人の自分を映し出す鏡を求めて、クエントへ。次回『パーフェクト・ソルジャー』。この身の中に潜むものは、何だ。

第40話 仲間(宇宙~サンサ編の総集編)
初めから感じていた、心の何処かで。強い憎しみの裏にある渇きを。激しい闘志の底に潜む悲しみを。似た者同士。自分が自分であるために、捨ててきたものの数を数える。声にならない声が聞こえてくる。次回『仲間』。一足先に自由になった兵士の為に。

【クエント編】
第41話 クエント
地表を覆う砂の一粒一粒に、無限の謎を秘めた星。ここに全てがある。PS(ピーエス)が、百年戦争が、ギルガメスが、バララントが。全てのものがここに収斂される。照りつける太陽、吹き渡る風。静寂の中に歴史が眠る。次回『クエント』。キリコは自分の過去に出会えるか。

第42話 砂漠
文明を見捨てたのか、文明に見捨てられたのか。延々、悠久の時の流れを遡り、谷の底に行きついた謎の民、クエント人。彼らが目指したものは何か。彼らが恐れたものは何か。アストラギウス銀河の秘密が、この星に眠る。次回『砂漠』。3000年ぶりに、稲妻が走る。

第43話 遺産
クエントとは、谷の底のこと。数千年を経て、地の底に姿を隠した超文明を追って、キリコが走る。クエントの神の子とは。神の子の野望とは。全てを包んで煙る谷間に、己のルーツを求めてキリコが彷徨う。次回『遺産』。キリコは追い、そして追われる。

第44話 禁断
時空が捻れ、地層が断裂する。惑星クエントのはらわたが抉られる。垣間見えた、古代超文明の輝きが野望をそそる。アストラギウス銀河の暗闇に、巨大な鼓動が響き始めた。禁じられた扉を開くのは、誰だ。次回『禁断』。神の目覚めが始まる。

第45話 遭遇
クエントへ。あらゆる権力が、あらゆる野心が、大いなる謎を秘めた辺境の惑星へと向かう。クエントの地底に住まうは、神か、悪魔か。謎は歴史を遡り、閃光は欲望を映し出す。次回『遭遇』。戦慄が、核心へと誘う。

第46話 予感
クエントが発する暗く巨大な引力が、アストラギウス銀河のきな臭い火種を吸寄せる。錯綜する権謀と術策。目に見えぬ無数の導火線に火が走る。忌まわしくも懐かしい、あの匂い、あの音が蘇る。次回『予感』。クエントの大地が震える。

第47話 異変
膨大な、あまりにも膨大なるエネルギーの放出。巨艦を突き抜ける火玉。塵も残さず消え去る艦隊。3000年の歴史の彼方から、古代のエネルギーが爆発する。戦闘か、欲望か、キリコか。未知なる意志を触発したのは何か。次回『異変』。クエントの空が燃える。

第48話 後継者
暗黒の宇宙から届いた、支配者からの招待。謎の香りに包まれた、絶対権力の甘い味。そこには、欲望を満たす全てがある。神の誘惑に、あらゆる野心が魅せられる。次回『後継者』。神の意を受けるのは誰か。

第49話 異能者
人の世の喜びも悲しみも、一瞬の星の瞬き。万物流転。全てが宇宙に仕組まれた、巨大なイルミネーションだとしたら。底知れぬ闇の中にしつらえられた、ただ一つの椅子に座り、いつ果てるとも知れぬ無数の光の象徴を見続ける者。それは誰か。次回『異能者』。それが、我が運命なら。

第50話 乱雲
宇宙でたった一人その資格を持つ男が、座標を定めて走り始めた。生まれながらのPS、異能者、神の子。バララント、ギルガメス、アストラギウスの絶対支配。壮烈な決意が、自らを加速させる。全てをこの手に。次回『乱雲』。もう止められる者はいない。

第51話 修羅
死にかけた神が呼んでいる。全宇宙を敵にしても、我がもとに来るべし。我は与えん、無限なる力を。我は伝えん、3000年の愉悦(ゆえつ)を。神なる者の壮大なる誘惑。人たる者の壮絶なる決意。今、クエントに最後の戦いが始まる。次回『修羅』。全てを得るか、地獄に落ちるか。

第52話 流星
一人の男と、一人の女が、銀河の闇を星となって流れた。一瞬のその光の中に、人々が見たものは、愛、戦い、運命。今、全てが終わり、駆け抜ける悲しみ。今、全てが始まり、煌きの中に望みが生まれる。最終回『流星』。遥かな時に、全てをかけて。

【CM】
リアルアクション、本物の感触、ボトムズ、デュアルモデルシリーズ。

【CM】
俺の安息の場は、戦いの中にしかないとキリコは言った。ボトムズ、スケールアニメキットシリーズ(SAK)。

【CM】
鉄の軋み、たなびく硝煙。今アーマードトルーパーの熱き戦いが、高速3Dバトルとなって誕生した。スーパーファミコン装甲騎兵ボトムズ(ザ・バトリングロード)。

【野望のルーツ 予告(レーザーディスク特典映像)】
暗闇から飛来する銃弾が、狂気の男の鉄の快打が、今重く熱いベールを引き剥がす。その後に残される、夥(おびただ)しい流血。その後に刻まれる、忌まわしい伝説。破壊と殺戮の伝道師達、レッドショルダーの、ここは故郷(ふるさと)。
キリコ「突然の転属命令。名も無くありふれたメルキア機甲部隊兵士の生活が終わり、俺は旅立っていた。地獄に向かって」
暗く濃密な大気の底で、やがて赤い屍を晒す星で、鉄の獣(けだもの)達の共演が始まる。
ペールゼン「遺伝確率250億分の1、それがお前だ」
装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』
リーマン「必ず死ぬ筈だ、人間ならば」
当劇場にて、近日公開。

【赫奕たる異端】
眠りは質量のない砂糖菓子。脆くも崩れて再びの地獄。懐かしや、この匂い。この痛み。我はまた生きて在り。炎に焼かれ、煙にむせて、鉄の軋みに身を任せて、ここで生きるが運命であれば、せめて望みはぎらつく孤独。『装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端』第一話「回帰」。鉄の棺の蓋が開く。

【CR】
1:敢えて問うなら答えもしよう。望むるものは細(ささ)やかなりし。この夢にかき抱(いだ)けるだけの夢でいい。この胸に収まるだけの真実でいい。例えて言うなら、その名はフィアナ。フィアナこそ我が命。フィアナこそ我が運命。次回『祝福』。ああ、正にその名の如く。

2:幸運はたわみにたわみ、そして放たれた。熱いとは、正にこれ。激アツとは、正にこれ。ホールを荒れ狂う歓喜の雄叫び。全てが熱い炎に焼かれ、闇が生まれ、至福へと流されて行く。感動が歴史となり、神話となる。次回『戦士』。不死鳥は炎を浴びて蘇る。

3:ホールの喜びも悲しみも一瞬の星の瞬き。万物流転。全てがすがらに仕組まれた激アツな予告だとしたら。底知れぬ闇の中に設(しつら)えられた唯一つの椅子に座り、いつ果てるとも知れぬ無数の鉛玉を見続ける者、それは誰か?次回『狂気』。それが我が運命なら。

4:運命、流れ、運。人間的な、あまりにも人間的な響きはそぐわない。妬く者の巨像に導かれ、盤面のランプに照らされて、流れ行く恒久の星屑のひとつで出会った60億年目のアダムとイブ。これは単なる偶然か?次回『触れ得ざる者』。衝撃のリーチは今始まる。

5:連列のホーンが狂気を孕む。それぞれの望み、それぞれの運命。せめぎ合う欲望と、絡み合う縁(えにし)。釘の嵐を潜り抜けた時、突然現れたひとときの安らぎ。沈み行く鉛玉に、リーチの影が重なる。果たして、その先に待つものは?次回『猛攻』。リーチの先に、機甲が眠る(?)。

6:熱い予告が幻想なのか。心の渇きが幻想を生むのか。戦いの果てに幻想を見るのが、幻想に過ぎないことは、ホールの誰もが知っている。だが、あの熱さが、あの予告が幻だったとしたら。そんな筈はない。ならば、この世の全ては幻想に過ぎない。では、目の前の予告は何だ?次回『栄光』。劇的なるリーチが牙を剥く。

7:一人の男と一人の女が銀河の闇を星となって流れた。一瞬のその星の光の中に人々が見たものは、愛、戦い、運命。今、全てが終わり、駆け抜ける悲しみ。今、全てが始まり、煌めきの中に望みが生まれる。次回『流星』。遥かな時に全てをかけて。

【劇場版ペールゼン・ファイルズ 予告】
ペールゼン「真実とは常に残酷だ。お前は異能生存体だということだ。」
分隊兵A「異能生存体?」
分隊兵B「異能生存体」
肩を落とした鉄の背中がどこまでも続く。穢れた赤い雨が容赦なく降り注ぎ、装甲までも溶かさんとする。息を喘がせ、足音だけを見つめ、ただひたすらに焼けた大地を踏みしめる、敗残の騎兵達。100年戦争末期、集められた異能の5人、奇跡の分隊。互いに頼り、互いに庇い合い、互いに助け合う。一人が五人のために、五人が一人の為に、分隊は兄弟、分隊は家族。フッ、嘘を言うな。無能!怯懦!虚偽!杜撰!それらを纏めて無謀で括る。誰が仕組んだ地獄やら、兄弟家族が笑わせる。己一人の我が身が可愛い。お前も!お前も!お前も!俺の為に死ね!「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ劇場版」こいつらは、何の為に集められたのか?

【劇場版PF 予告】
誰が仕組んだ地獄やら、兄弟家族が笑わせる。お前も!お前も!お前も!俺の為に死ね!「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ劇場版」。

OVA版PF 予告】
俺たちは待った。10年の焦燥と共に。瞼の裏に揺らめく赤い陰、青い陰。最早追憶は、硝煙と共に時の彼方か。だが、炎は突然に蘇る。鉄の軋みと男の呻き。ローラーダッシュに載せて銀河を駈ける、遺伝確率250億分の1の衝撃。「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」。異能の部隊は存在するか?

遺伝確率250億分の1、不死なる生命体は存在するのか。謎の研究文書「ペールゼン・ファイルズ」の甘美な誘惑。「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」。今、異能の部隊が完成する。

復活?あまりにも大妙な。いや、このタイトルを見ればもはや言う事は無い。十年の空隙を埋めて余りある衝撃。膨大な、あまりにも膨大な鉄と命の意味なき損耗。そう、これが戦争だ!これがボトムズだ!遺伝確率250億分の1、不死なる生命体は存在するのか?謎の研究文書「ペールゼン・ファイルズ」の甘美な誘惑。異能の部隊は存在するか?「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」。いやいやいや、ボトムズそのものが異能生存体なのだ。

幾夜魘されたか知らない悪夢、目の前、僅かな一跨ぎ、それができない泥沼の中で俺は喘ぐ。身に絡みつく過去を振り解こうとして。肩を落とした鉄の背中がどこまでも続く、穢れた赤い雨が容赦なく降り注ぎ、装甲までも溶かさんとする。息を詰め、足音だけを見つめ、ただひたすらに爛れた大地を踏みしめる、敗残の騎兵。振り向けば、未練のないスローモーションとなる。遠く弾ける鋼鉄のドラムが、地獄への道を急がせる。「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」。これがボトムズ達の戦場だ。

言うなれば運命共同体、互いに頼り、互いに庇い合い、互いに助け合う。一人が五人のために、五人が一人の為に、だからこそ戦場で生きられる。分隊は兄弟、分隊は家族。嘘を言うな!猜疑に歪んだ暗い瞳がせせら嗤う。無能!怯懦!虚偽!杜撰!どれひとつとっても戦場では命取りとなる。それらを纏めて無謀で括る。誰が仕組んだ地獄やら、兄弟家族が笑わせる。お前も!お前も!お前も!だからこそ、俺のために死ね!「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」。俺達は、何の為に集められたのか?

キリコとは、異能、生存、体。野心とは、才能の別名と冷たく嘯く。そうかもしれない。だが、野心には挫折がひっそりと寄り添う事を知るがいい。このファイルがそれだ!結果の全てが其処にある。成程、忠告のつもりか?それとも?騙されはしない。毒蛇は毒蛇を知る。出せ!出して見せろ!毒の全てを!もう一度言う、ファイルが全てだ。結果の全てが其処にある。発生確率250億分の1、異能の名に値する者はそれ程に少ない。「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」。

お前は言ったはずだ、異能生存体であれば、どんな奇跡も起こり得るとな。彼らはそうなる前に自身の環境を変える。故に、異能生存体なのだと。ぶっ潰しても、切り刻んでも、焼いても死なない。時に利己的に、時に利他的に、取り巻く環境を変えてまで生き延びる。そう、それが異能の因子だ。証明して見せろ。己たちの異常さを、己たちの正体を、ラストチェック。このテストで答えが出るはずだ。ゴキブリめ。蛆虫め。這いずりまわり、のたうちまわり、五臓六腑を撒き散らしても、生き抜いて見せろ。「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」。しかし、生き延びたとして、その先がパラダイスの筈はない。

いよいよ御目に掛かれるわけか、ペールゼンファイルの核心に。100年にも及ぶ戦争が終結する最後の戦い。惑星モナド攻略戦、費やされる戦費、毎秒45億。4日続けば、メルキアの国家予算が吹っ飛ぶ。投入される兵員総数、1億2000万。だが、この作戦の要はたった五人!遺伝確率250億分の1。異能の因子。死なない分隊、それがこいつらの正体だ!一億1999万9995人を失っても、得られるものからすれば蚊の涙。ささやかなりと野心が嘯く。情報省次官ゲドク・ウォッカム。戦慄の戦略動議発案!100年戦争でメルキアが犯した最大の誤り、それは奴を敵に回したことだ!「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」。

「真実とは常に残酷だ。お前は異能生存体だということだ」「異能生存体?」「異能生存体」いよいよファイルの謎が明かされる。精妙にして巧緻、大胆にして最新、練に練られた謀略が、遺伝子の如く自己を複製する。真実はいつも残酷だ、それは認め難くもある。だが、それが真実というものだ!目を開けろ!目を逸らすな!これが真実だ!お前にとっても!お前にとっても!お前にとっても!そして、検証者は呟く、それは私にとっても真実なのだと。「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」。

OVA版PF(全12話) 予告】
第1話
誕生以来変わる事もなし、閃光と硝煙。鉄の匂いとその軋み。穢(けが)れに満ちた酸の雨。加うるもなし、引くもなし。脈々たる自己複製、異端と言わば言うも良し。我が行く道は荒涼の、友は引き摺る影ばかり。赤いインコの緑の眼、ぐるり回ってトットの眼。すべては、そう、振り出しに戻る。「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」これがボトムズだ。

第2話
生き残った事が幸運とは言えない。それは次の地獄への誘(いざな)いでもある。ここは百年戦争の最前線。焼け爛(ただ)れた大地がお前達はいらないと呻きを上げる。呻きは恐怖を呼び血を求める。殺し合い、せめぎ合い、その罪を互いの血で購えと断末魔の星が叫ぶ。次回『ガレアデ』。赤く爛れた星が狂気を促す。

第3話
言うなれば運命共同体。互いに頼り、互いに庇い合い、互いに助け合う。一人が五人のために、五人が一人のために。だからこそ戦場で生きられる。嘘を言うな!猜疑(さいぎ)に歪んだ暗い瞳がせせら笑う。お前も、お前も、お前も!俺のために死ね!次回、『分隊』。こいつらは何のために集められたか。

第4話
無能、怯懦(きょうだ)、虚偽(きょぎ)、杜撰(ずさん)。どれ一つとっても戦場では命取りとなる。それらをまとめて無謀でくくる仕組まれた作戦、仕組まれた地獄。行きも怖いが帰りも怖い。脆弱な地盤、狭隘(きょうあい)な地形、充満する爆薬、まさに破裂必至の大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう)。次回、『死の谷』。怒涛のドミノ倒しが始まる。

第5話
野心とは才能の別名と冷たく嘯(うそぶ)く。そうかも知れない。だが野心には挫折がひっそりと潜む事を知るがいい。このファイルがそれだ。結果の全てがそこにある。なるほど、忠告のつもりか?それとも?ふん、騙されはしない。毒蛇は毒蛇を知る。出せ!出してみせろ!毒の全てを!次回、『尋問』。時に傲慢の別名は何と言うのだろうか?

第6話
この時点で警告だと気付かなければいけないのだ。自分を信じて欲しいとなど言った事はない。無論、愛して欲しいなど考えた事もない。ましてや願い事など聞く耳も持たない。過去もなければ未来をも思わない。だが一つだけ確実に為してきた事がある。それは自分に変わろうとする者を抹殺する事。これだけは誠実に実行してきた。次回、『異能』。ただの一度も、仕損じた事はない。

第7話
不安と猜疑(さいぎ)、欺瞞(ぎまん)と弁明。閉塞空間に絡み合う異能の因子。利己的に、利他的に。そう、それは生存を懸けてせめぎ合う、巧妙に仕掛けられた絶対の危機。五体を引き裂かんと、鉄の檻を突き抜ける過去からの銃弾。怯える魂がそっと呟く。あいつもこいつも俺の盾になればいい。次回、『狙撃』。これも一つの証明か。

第8話
監獄に監禁と隔離を求め、完璧さを追求すればここになる。ここには高い塀もなければ、深い堀もない。高電圧の柵もなければ看守さえいない。あるのは澄み切った大気と汚れなき氷のみ。零下八十度、吐く息どころか内臓さえも凍る。酒をくれ、五臓六腑を焼く酒をくれ。次回、『冷獄』。恨みつらみの言葉さえ、固まる。

第9話
爆死か凍死か、バラバラになるか固まるか、その間にある限りなく薄い不安定な一線。震える恐怖と才能がその臨界を探る。信じるか、信じられるか。賭けるか、賭け切れるか。ポリマーリンゲル液、俺達はここまでこの鉄の血液に運命を託してきた、だからこそ。次回、『ダウン・バースト』。しかし、生き延びたとして、その先がパラダイスの筈はない。

第10話
百年にもおよぶ戦争が終結する、最後の戦い。謎の惑星モナドに投入される兵力、一億二千万。毎秒費やされる戦費、四十五億。4日続けばメルキアの国家予算が吹っ飛ぶ。だが、得られる者からすれば蚊の涙。細(ささ)やかなりと野心が嘯(うそぶ)く。次回、『戦略動議』。百年戦争でメルキアが犯した最大の誤り、それは奴を敵に回した事だ。

第11話
腕もいい、用心深くもある、時により裏切りもした。卑怯者と誹(そし)られた事もある。味方の死肉を喰らうような事もした。運もいい。だが、それだけか?それだけで生き残り続けたというのか?違う。遺伝確率250億分の1、異能の因子、異能生存体。それがお前達の正体だ。次回、『不死の部隊』。お前達は死なない。

第12話
ねじれて繋がる二重螺旋のように、精妙にして巧緻(こうち)、大胆にして細心(さいしん)。練りに練られた謀略が遺伝子の如く自己を複製する。いよいよクライマックス、いよいよ大詰め。舞台に立った全ての者がツケを払う時が来た。万雷の拍手にも似た轟音と共に、眩しすぎるカーテンコールを受けるのは誰だ?次回、『モナド』。真実はいつも残酷だ。

【幻影編(全6話) 予告】
1:ひょんなことから始まったセンチメンタル・ジャーニー。だが、その求めるものがあの日、あの時であれば、ただの旅で済む筈も無かった。きな臭く、素敵に、デンジャラスなツアーへの御招待。この旅の真の企画者は誰?メインテーマは何?主催者は誰?ともあれ、次の宿泊地は決まっている。ヒルとゲリラがお出迎え。そう、クメンの緑の地獄だ。次回『クメン』

2:かつて、この星を覆っていた毒々しいまでの赤い色は、既に無い。30年の歳月が穢れを吹き流し、大地を洗い直したかに見える。だが、癒されたかに見える大地の皮一枚下に食い込む、夥しい鉄の棘。棘に呻いて、棘に泣く。忘れるもんか、この星で失った者のこと。棘に縋(すが)ってしか生きられない女が一人。次回『サンサ』。幻影の砂漠に蘇る、あの日あの時。

3:神が生まれ、神が潜み、神が殺された星、クエント。神はその今わの際に、野望の胞子を銀河に放った。乾いた砂を割けた大地を持つ、銀河の果ての双子星。その谷底はひたすらに深く、神の子を孕むに相応しい、暗黒の子宮だ。密やかに妖しく、地底深くに神の子が誕生を待つ。次回『ヌルゲラント』。神なる星が野心を繋ぐ双子星。

4:これは何だ?この圧倒的なるもの。闇にうねって地底を満たす。もしやして、これなるものが神なるものの五臓六腑か。果てしなき(?)、大いなる虚妄、始まるは胎内潜りか、階段巡りか。鼓動、蠕動(ぜんどう)、圧縮、加熱。ねじれねじれて、またよれて。潜り潜ったその先は?次回『コクーン』。赤子泣かすな、ドヨが来る。

5:消える、消える、消える。轟音の中に、閃光の中に、全てが消える。そして残されたものは、細やかな希望か、果てしなき悪夢か。答えはこの腕の中にある。全銀河の煌めきも、その存在の意味も。畢竟(ひっきょう)、集約すれば、この腕の中のいたいけなる混沌と同じ。次回『インファンティ』。答えなど要らぬ。今はただこのカオスを抱きしめるのみ。