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この本 は 「 ソフトウェア工学 の 聖書 」 と呼ばれている。
なぜなら、誰もがこの本を読んでいるが、
誰もこの本で述べていることを実践しないからである。
プロジェクト本部 から 連絡が来た。
「 連絡を忘れていました。仕様変更がありました 」
なので、
「 増員として、xxx を そっちに廻してやる!。
これでいいだろ!。」
「 ( …… こいつ、本気か? 凸(- -# 。)
( 『 システム工学 』 『 システム構築 』 というものを
(ならば …… と …… 、)
「 ぢゃあ、逆に、現状、まだ手付かず の 案件があります。
今の案件が終わり次第、そちらのxxxさんから説明を受ける手筈でした。
xxxの案件、主担当者にお返ししますので、
『 実構築担当xxxでお願いします。』
これで、どうでしょう?」
「 うん!、わかった!。
それで行こう!。」
「(わかってないんだろうなぁ …… )」
The Mythical Man-Month: Essays on Software Engineering
No Silver Bullet - essence and accidents of software engineering
この本は「ソフトウェア工学の聖書」と呼ばれている。なぜなら、誰もがこの本を読んでいるが、誰もこの本で述べていることを実践しないからである。

つまり、人月を使ってスケジュールを見積もることで、その見積もりが失敗し、スケジュールが遅れてしまうのである。そういう事態に陥ってしまった場合、スケジュールの遅れを取り戻すために、プロジェクトの人員を増やすという対策が取られることが多い。しかし、それでは、火に油を注ぐことになってしまうとブルックスは主張する。彼は、それを「ブルックスの法則」と呼び、以下のように定義している。
ブルックスの法則:遅れているソフトウェア・プロジェクトに人員を投入しても、そのプロジェクトをさらに遅らせるだけである。
プロジェクト本部から連絡が来た
「連絡を忘れていました。仕様変更がありました」
なので、
「xxxを増員してやる!。これでどうだ!。」
「( …… こいつ、本気か?)」
「ぢゃあ、逆に、xxxの案件、主担当者にお返ししますので、
『実構築担当xxxでお願いします。』
これで、どうでしょう?」
「うん!、わかった!。
それで行こう!。」
「(わかってないんだろうなぁ …… )」