2009.11 後 < 不明 >






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a day in the life of mercy snow

2009年11月後半


 ポタージュ(インスタント)で軽く胃腸を温める。多少は食欲が出てきたかも。


 昨夜のテレビ視聴。


はねるのトびら」(11/19放送)は宮迫博之宮川大輔のウラモネア後編。

「タイのオカマちゃんにイッテQ2本撮り」ならゴールデンタイムに話していいんだね。ま、べつにたいしたことでもないが、コンドームはつけてイッテQしたほうがいいと思われ。


爆笑レッドカーペット」(11/19放送)はホワイトシアターまでそこそこおもしろく、わりといい出来。

 個人的にベストはバカリズムなんだが、はんにゃ金田の尻芸に感心したね。オレ、はんにゃの笑いは完全に子供向けであまり好きじゃないんだけど、動きのキレはたいしたもんだ。「体技」としていましっかり見ておくべきかもしれないと思った。


 ベーカリーのおかずパンで軽く昼食。今日は胃腸の慣らし運転デーかな。


 ごはん、味噌汁(インスタント)、サバの味噌煮、インゲンのゴマ和えで夕食。

 サバ味噌は前回とまったく同じつくり方で、味噌を西京白味噌に変えただけ。白味噌でもうまいっすよ。

 味噌汁とサバ味噌の味噌がちがうのもナイスだと思ったが、味噌汁手づくり派だとめんどくさくてやってられないだろうな。


 サバのエスニック揚げ、インゲンのゴマ和えで朝食。

 サバの切り身の尻尾のほうを日本酒でといたサンバル+ナムプラにひと晩漬けておき、小麦粉をまぶして、多めのオリーヴオイルでシャロウフライにしたもの。レモン汁をふりかけるとベターなんじゃないかな。買っときゃよかった。


 イングロ初日に駆けつけた。


●クェンティン・タランティーノ監督「イングロリアス・バスターズ」(2009)

 いやー、びっくりしたよ。こんなクライマックスはタランティーノ以外はやらせてもらえないだろうね。たぶん今年のベスト3には入る作品なので、皆さんもごらんになったほうがいいですよ。

 オリジナルの「地獄のバスターズ」(1976)は未見だが、絶対こんな話じゃない。賭けてもいい。

 ブラピもがんばってたけど、SS大佐役のクリストフ・ヴァルツの好演が光った。


イングロリアス・バスターズ」は基本的には「(大作ではない)正しい娯楽戦争映画」である。つまり、

  1. 敵はぶち殺してかまわない。
  2. 任務遂行のためにはなにをしてもいい。
  3. 敵も味方もあっけなくばたばた死ぬ。
  4. 歴史的有名人のそっくりさんが出てくる。

 ところが、やはりかつての「正しい娯楽戦争映画」とはなにかがちがう。

 たとえばかつての主人公たちはタフガイだったが、バスターズ隊員はブラピも含めて全員ほとんどサイコパスである。肉体的なタフさで勝つのではなく、精神的な異常さで勝っている感がある。

 しかも、日常描写がまったくない。かつての敵地潜入・任務遂行型の戦争映画なら必ず挿入されたであろう、隊員たちが寝泊まりしたり食事したりする場面がなく、ひたすらナチをぶち殺しまくるのみ(だから異常さがさらに際立って見える)。

 最もちがうのはラストの展開だろう。クライマックスは常識はずれとはいえ正しいが、そこに至る過程と結末のつけ方がちがう。ネタバレにならない程度にポイントをいえば、かつてならバスターズ隊員は全員死んでいただろう。

 要するにタランティーノはタフガイのヒロイズムが大嫌いなんだろうね。


 一部の特殊な人にしかわからない映画トリビアがやたら出てくるのはタランティーノのビョーキみたいなもんなので、気にせず見るのが吉。わたしもあらかたわかんねえよ、あんなの。


 白味噌の豚汁、市販のポテトサラダで夕食。

 湯通しした豚肉こまぎれ、タマネギ薄切りをかつお昆布だし+日本酒+ショウガ細切りで煮る。途中で砂出ししたハマグリを加える。ハマグリの口が開いたら火を止め、西京白味噌を溶かす。

 アレンティージョ風豚汁でしょうか。白味噌でもうまいなあ。温めなおしつつ、何度か食べようっと。

 めんどくさかったので直接味噌を鍋に投入したら、やっぱり少しダマになった。こういうところで手を抜いてはいけない。反省。


 実験的に豆板醤を薬味にし、白味噌豚汁を完食。

 タマネギのおかげもあるだろうけど、甘辛くなって悪くはない。でも、八丁味噌ほどは合わないかな。


 ポテトサラダトースト、ベーコンと赤パプリカの炒め物で朝食。

 トーストは市販のポテトサラダ+マスタードを塗って焼き、粗挽き黒コショウ。炒め物は塩コショウで味つけし、風味づけ程度にナムプラ。手抜きの簡単メニューですな。


 豚肉のトマト煮で軽く夕食。

 行平鍋を熱してオリーヴオイルをしき、ニンニクとショウガのみじん切り、タマネギみじん切り、ニンジン厚めのいちょう切り、湯むきしたトマトざく切りを順次炒める。ふたをして弱火で加熱し、トマトが流動化してきたら、塩コショウして焼き固めた豚もも肉ぶつ切り、洗った緑レンズ豆を加え、乾燥バジルと乾燥オレガノをふり、1時間半ほど煮込む。煮詰まってきたら適宜水を足す。途中でジャガイモ乱切りを加え、煮上がったら塩コショウで調味。

 煮込みとレンズ豆効果でかなりどろどろの出来となり、味が凝縮されてうまい。温めなおしつつ何度かに分けて食べる予定で、最後はスープ的なものに変換するかも。


 温めなおしたトマト煮をもう1杯。水を足し、おまじない程度にコンソメをふって軽く煮たスープを1杯。最後はカレールー(こくまろ中辛)を溶かし、カレーに変換して完食。

 味を変えていくとどうしてもどんどん濃くなるんだが、今日は凝縮→希薄→カレー化という流れで、ちょうどええ(by 2丁拳銃)。


 蜂蜜入りジンジャーティーで大脳に糖分注入。レンズ豆のおかげであまり腹が減ってない。

 ショウガの端っこが残っていたから、つぶして刻み、ウバといっしょにティーポットで抽出してみたところ、ほんの香りづけ程度にしかならず、カルダモンパウダーも追加。

 ショウガを煮たお湯で紅茶を入れるか、紅茶にショウガ汁を垂らすのが正解かな。


 小野瀬雅生さんから小野瀬雅生ショウ『Monkey Man』をいただく。いつもありがとうございます。

 自主制作盤で、なんとクレイジーケンバンドのツアー会場グッズ売り場でしか手に入らないらしい。少しさびしくもあるが、いまの時代、コアな音楽をコアなリスナーに届けるためのひとつの方策という気もする(クリスピン・グローヴァー方式?)。もうひとつはototoy.comのようなセレクトショップ音楽配信サイトだろうか。

 内容は全7曲入りで、「King of H.G.J」「Monkey Man」「New York City」までがハードサイド、インスト「世界」をブリッジにして、後半の「Ever Forever」「闇の中へ」「Multiverse」がメロウサイドという構成。

 言葉遊び満載の歌詞が楽しいロックンロール「Monkey Man」、ノッサンの泣きのギターを8分近く聴けておなか一杯の「世界」、ヘヴィーかつファンキーな「Multiverse」あたりが好きです。

 ところで「H.G.J」ってなに? 聴くと「ハンガズィン」と歌っている。英語の歌詞だから「半外人」かな。

 追記。友人から「半魚人ですよ。間違いない」との指摘。確かに間違いない。


 ベーコンとホウレンソウとニンジンのトルティグリオーニで昼食。

 中華鍋にオリーヴオイルをしき、ニンニク薄切り、赤唐辛子小口切り、ベーコン短冊切りを入れて弱火でじっくり加熱。ベーコンがほどよく焼けたら強火にし、ホウレンソウざく切りを炒める。(この段階で具の半分をボウルに移す)

 湯通ししたニンジン細切りを加えてさらに炒め、塩コショウと乾燥バジルで調味。ゆでたトルティグリオーニ(トルティオーニ)を加えて混ぜ合わせる。

マカロニほうれん荘」のほうが名称的にはいいんだが、分量の関係もあり、トルティグリオーニを使用した(マカロニを大量に買ったら使いきれん)。あっさりしてうまかったですよ。


 取り分けたホウレンソウ&ベーコンはレモン汁+ナムプラ+コショウで和えて、エスニック炒めサラダに変換。これは夕食の副菜にする予定。


爆笑レッドカーペット」(11/21放送)を録画視聴。ごくごく普通。

 アジアンはわりと好きなんだが、関西ローカルにとどまりそうな予感大。ま、そういう芸人も無数にいるから、べつにいいんだけど。

 全国区になれないほど関西色が強いと関西では無敵と化すのも事実。


 プチフランスパン、タラモサラダ(つぶしたジャガイモにほぐした明太子+レモン汁+コショウ)、エスニック炒めサラダで夕食。

 なんか副菜だけのような気もするが……。ま、おいしかったからいいか。


 勤労に感謝しつつ今日は休むかな。


 スライスしたチーズクッペにタラモサラダの残りをのせ、オリーヴオイル少々を垂らして魚焼きグリルでトーストし、小腹をみたす。

「どうのせようがこぼれるんだ! 洗えばいっしょだ!」と鷹揚な気持ちで塗りたくるのがよろしいかと。


 勤労への感謝は終わったが、今日も休む。


 クリーミージンジャーポタージュ(インスタント)で胃腸を温める。最近なんかショウガづいてるオレ。

 よくかき混ぜながら飲まないと、底にたまった裏ごしジャガイモが異常に熱かったりするから気をつけよう。


 今日の食事のテーマは「西京白味噌で1日もたせよう」。

 両手鍋を熱してブナシメジを日本酒で炒りつける。かつお昆布だしを注ぎ、油抜きした厚揚げ賽の目切り、皮ごとつぶして刻みティーバッグに封印したショウガを加え、しばらく煮る。火を止めて、西京白味噌を溶かす(今回は反省して茶こしを使用)。

 これをベースにいろいろ具を煮てやろうという魂胆。まずはマダラ切り身と小松菜ざく切りで1膳いただきました。薬味に刻みネギ(市販のすでに刻んであるやつ)。


 食事 Part 2は市販のイワシ団子と小松菜ざく切り、薬味に刻みネギ。

 マダラとイワシ団子と小松菜しか買ってないから、このローテーションになります。具だくさんにすると食べきれないからね。あとはゆずこしょうを薬味にする程度かな。


 最終的にゆでたうどんと丼で合わせ、刻みネギとゆずこしょうを薬味にして、味噌煮(なのか?)を完食。

 具を変えるうちにいろんなだしが抽出され、必然的にうまい。おでんうどんと同じ原理ですな。白味噌仕立てのうどんは初めて食べたかも。


 チーズクッペ、刻みネギ入りスクランブルエッグ、マダラのフライ、キュウリと小松菜の乾物和えで朝食。

 マダラは塩コショウして小麦粉をまぶし、多めのオリーヴオイルでシャロウフライして、レモン汁をふりかける。キュウリ半月切りとゆでて冷水で締めた小松菜ざく切りは塩昆布+上乾ちりめん+赤唐辛子小口切りで和える。

 余った材料による品数豊富な朝食。


爆笑レッドシアター」(11/25放送)を録画チェック。

 ザ・ギースはネタはいいんだけど、ほんとに華がないねえ。

「ドッキリ芸人の葬式を出席者がドッキリだと思いこむ」とは難しいシチュエーションのコントをやるもんだ。正直さほどおもしろくはなかったけど、演者は鍛えられるだろうね。


 木曜日だが映画館へ。


サム・ライミ監督「スペル」(2009)

 おもしろかったですよ。あんまり新味はなかったけど。

 ストーカー、ポルターガイスト、降霊会、墓場とネタてんこ盛りで、グロはあってもスプラッター描写はないから古風な感じ(といっても80年代くらいだが)。それでもワイパーのギャグを入れたり、アリソン・ローマンブルース・キャンベルのように見得を切ったりするのがライミ印。わりとアナログな特殊効果を多用している点がなつかしかった。猫のエピソードが好きかな。

 正直、「スパイダーマン」シリーズでたまった鬱積のガス抜きという気もしないでもない。

 サム・ライミはぽっちゃりした巨乳が好みなのかねえ。


 ハーフバタール、イワシポルトガル風グリル、市販のポテトサラダで夕食。

 紙パックの日本酒を買ったら、浜御塩焼塩の試供品がついてきたため、グリルに使用。塩を舐めながら冷や酒を飲むほど飲んべえではないので。


 ひと休みする前に、映画館に行くついでに買ってきた三国屋善五郎のアッサム&焼きリンゴジャムをスライスしたハーフバタールに塗って試食してみる。

 紅茶フレーバーのジャムはおいしいんだけど、ロシアンティーに使えないのが難点か。アッサム風味ジャムでウバのロシアンティーなんて、わけわかんないからね(アッサムならいいのか?)。


 ベーグルと市販のクリーミージンジャーポタージュで朝食。

 横半分に切り、魚焼きグリルであぶったベーグルにはアッサム&焼きリンゴジャムやブルーベリージャムを塗る。ベーグルを一刀両断するのはなかなか難しいです。


 白味噌筑前煮で昼食。

 湯通しした鶏もも肉ぶつ切り、下ゆでした大根厚めのいちょう切り、水にさらした加賀レンコン半月切りをかつお昆布だし+日本酒+つぶして刻んでティーバッグに封印した皮付きショウガで煮る。火を止めて、白味噌を溶かし、油抜きした薄揚げ短冊切りを加えて、1時間ほど鍋止め。温めなおして塗り椀に盛り、塩ゆでして切り分けたインゲンをのせる。

 ニンジンを買い忘れ、具もつゆも白一色になったため、ゴマ和えにする予定だったインゲンを急遽トッピングして彩りを添えた。何度かに分けて完食の予定。


 あいかわらず白味噌筑前煮を食べつづけておる。ベストバランスでたっぷり食べるのが家庭人の特権、徐々に変わる味を楽しむのが個食者の特権である。

 彩りを直火焼きして皮を剥いた赤パプリカ細切りに変更した。これも個食者の特権。餅もうどんも買い忘れたから、最後は春雨を投入するかも。


 つゆのほうが多くなった筑前煮に吸水した春雨を加えて完食。ちょっと多く加えすぎた感はあるが、つゆ(スープ)まで完食するにはやはり春雨だな。

 書き忘れてたけど、市販のゴボウサラダも買い、ちまちまいっしょに食べていたのだった。なんか今日は根菜ばっかり。


 青土社様より「ユリイカ」12月号(タランティーノ特集)をいただいた。ありがとうございます。

 とりあえず蓮實重彦黒沢清の対談だけ読んだ。「基本的に育ちの悪い」「努力の人」とは的確かつ最上級の評価だと思う。

 実を言うと、わたしはいまだに「デス・プルーフ」がよくわからないのであった。育ちが悪いうえに努力もしてないせいか。


 塩ゆでしたソーセージのマスタード添え、インゲンと赤パプリカのエスニック和え
(レモン汁+ナムプラ+サンバル)で朝食。和え物の具は筑前煮の彩りの残り。


 中華ナポリタン焼きそばで昼食。

 中華鍋にニンニク薄切りとベーコン細切りを入れ、油を少々足して弱火でじっくり加熱し、取りだす。油を足し、焼きそばをよく炒めて取りだす。もう少し油を足し、ソーセージ小口切りとピーマン細切りを炒め、塩コショウ。ベーコン、ニンニク、焼きそばを投入し、日本酒でといた豆板醤+ケチャップ+バルサミコ酢で味つけ。

 焼きそばにもニンニクとベーコンの風味がついてうまかったっす。合わせ調味料は普通のナポリタンスパゲティにも使えそう(というか使ったことがあるかも)。


 夕食用につくったベーコンと大根の味噌汁を試食。

 ベーコン細切りと大根細切りをかつお昆布だしで軽く煮て、西京白味噌を溶かしただけ。自作の味噌汁は邪道にかぎるなあ。豚汁的なうまさだから邪道でもないのか。


 ごはん、ベーコンと大根の味噌汁、ブリの二色焼き、小松菜のゴマ和え、市販の卯の花で夕食。

 ブリの塩焼きには浜御塩焼塩の試供品を使用し、無事使いきった。市販品を買うかどうかは値段次第かな。


 中華まかない炒めで朝食。具は塩もみした小松菜ざく切りと大根細切り、ベーコン細切りで、すべて残り物。


 ハーフバタールのフレンチトーストにブルーベリージャムをのせ、市販の卯の花を添えて、軽く昼食。

 カチカチに硬くなったフランスパンのほうが、牛乳+とき卵にじっくりひたせるから、かえっておいしかったりする。つけ合わせに卯の花とはやや変だが、昨日に引きつづき特売だったので買った(個食者はこういうチャンスを逃さないのだ)。


new肉団子と春菊のエスニック汁麺で夕食。

 合い挽き肉、刻んで砕いた干しエビと花椒、おろしニンニクに塩コショウしてよく練り、肉団子をつくっておく。行平鍋にゴマ油と折った赤唐辛子を入れ、弱火でじっくり加熱。水を注いで煮立たせ、鶏ガラスープの素(味覇)を溶かし、乾燥コリアンダーをたっぷりふる。肉団子を投入し、煮上がったら火を止めて、むしった春菊の葉を入れ、しょうゆとコショウで調味。ここから中華麺(太ちぢれ麺)をゆではじめ、スープと具と丼で合わせる。

 肉団子は「ぐっさん家」世界の夕ご飯を学ぶ(本放送10/10)で見たブンリュウ(ブンジエウ)の影響。干しエビの食感もよかったが、思いつきで加えた花椒がなかなかナイスだった。しょうゆで味つけたのはナムプラが切れていたからです。