ディラックの海




   旦那しゃま!、


   いわゆる 『 名探偵 』 の登場以来、
   顕著になったテーマとして、
   名探偵のいる場所には、もしくは名探偵の赴く先では、
   何故事件が発生するのか?という問題がありました。


この命題に対して、1998年に旦那しゃまはひとつの解を提唱しゃれました。


しょれは、 「 日常空間は常に犯行に満たされており、
探偵の登場によって、その中のひとつが解決されるだけ 」 という、
ある意味、恐ろしい理論です。


でしゅが、この理論を使えば、金田一少年の通う学校が、殺人鬼と死体で溢れているのも説明がつきましゅ。