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ならば、
76歩、
34歩、
77角(不成)
の三手で、試合が終了するかと思えば、
電王戦には、
「 何らかのコンピュータのトラブルがあり、原因がコンピュータ側にある場合:
1. 手番において着手が確定できない場合、その持ち時間を消費してコンピュータ将棋開発者側がトラブル処理を行うこととする。 」
という規定がある。
なので、序盤に不成を出すのは、得策ではありません。
システム側としては、「77角(不成)」よりも、
まったく同じ条件で、より有利(もしくは「優位」)な「77角成」があるので、
読んでいなかったのはわかるのですが、
大手となっている場面で、無視するのは何故なんでしょう?
おそらくは、指手としての「77角(不成)」は、『 ありえない 』 ので、
受け付けないのだとは思うのですが、
なら、どんな局面だと考えて、次の手を指したのか、
開発者側の解説を心待ちにします。