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“成人向け配信”の副業がばれた看護師 
  「どちらか」を辞めろと言われて病院を退職
8/23(月) 1:08配信

米ボストンで集中治療室(ICU)の看護師として働くアリー・ライ(37)が、副業だった定額制プラットフォーム「オンリーファンズ」のクリエイターに“転職”し、その異色のキャリアが大きな話題になっている。

【画像】あまりにも大胆な水着姿を披露する元看護師のライ

ライは看護師として10年勤務し、2020年に発生したパンデミックの際も最前線で活躍していたベテランの看護師だ。米紙「ニューヨーク・ポスト」によると、ライが副業を始めるきっかけとなったのは、コロナ禍での長時間勤務によるストレスだったという。

自身のインスタグラムにビキニの写真を投稿したところ、ダイレクトメッセージが絶え間なく寄せられたことから身体に自信を持つようになり、「オンリーファンズ」にクリエイターとしての登録を決めたそうだ。

「オンリーファンズ」は、イギリスで開発されたサブスクリプションSNSだ。18歳以上のみの登録が許可されており、同プラットフォームに登録することでコンテンツを作り、クリエイターとして収益を得ることができる。

コンテンツを見る「ファン」と呼ばれるユーザーはお気に入りのクリエイターをフォローするためにはお金を払う必要がある。実は、このサイトには元ディズニースターのベラ・ソーンや有名ラッパーのカーディ・Bもクリエイターとして登録しており、大手の会員制サイトとして広く知られている。

ライは「サイトに登録してたった1ヵ月半で8000ドル(約88万円)の収益を得ました。看護師としての稼ぎは月に6000ドルから7000ドル(約66万~77万円)だったので、いい副収入になりました」と話す。

同僚に見つかり“問題”に巻き込まれる
しかし、看護師という本業を考え、サイト上では職場はおろか本名を明かさなかった。だが、登録してから数ヵ月後、同僚にアカウントを見つけられてしまったという。

「6人ほどの同僚が私のアカウントを発見し、わざわざ私を巻き込んで、深刻な問題を起こしてくれました」と皮肉混じりに語った。今年の春、6人がライのアカウントをフォローし、スクリーンショットを撮り、病院のマネジャーに送ったのだ。

ライは、サイト上で“大人向け”なコンテンツを配信していたため、送られてきた写真を見た病院のマネジメント層から「オンリーファンズか病院のどちらかを辞めなさい」と最後通告を受けた。そして、ライは看護師の離職を決めた。

当時の状況について「毎日一緒に仕事をしている人が、わざわざお金を払ってまでこんなにひどいことをするなんて、本当に辛かった」と振り返っている。



“成人向け配信”の副業がばれた看護師 「どちらか」を辞めろと言われて病院を退職
8/23(月) 1:08配信


副業から本業へ
看護師を辞めざるを得なくなったライだが、病棟では慕われ、尊敬される看護師で、新人教育も担当していたほどの実力派だった。

「オンリーファンズ」のクリエイターであると公表してから、意外にも多くの看護師や、その他の医療従事者が支援の手を差し伸べてくれたという。

そして、ライはお小遣い稼ぎとして登録していた「オンリーファンズ」に本腰を入れると、あっという間に月に20万ドル(約2200万円)もの大金を稼ぐまでになった。

ライは「オンリーファンズで成功している女の子たちは、ただ投稿して簡単にお金稼ぎしているわけではない」と看護師として働いていたときよりも多くの時間を費やしていると付け加えた。

ライは、「オンリーファンズ」で得たお金は学生ローンの返済や、家族が住むためのフロリダの不動産への投資、そして税率が高くなったので「良い税理士」を探すために使っているという。

実はライは結婚しており、17歳と18歳の男の子の母親だ。自身のコンテンツがインターネット上でリークしたり、それにより家族に悪影響を与えるシナリオも起こり得るため、家族に仕事のことはすでに了承を得ているそうだ。

「私は教育を受けた女性であり、妻であり、母であり、今でも夫にとても忠実であり、とても良い母親です。オンリーファンズでの行為で汚名を着せられているかもしれませんが実際の私はまったく違います。私は多くの人に影響を与えたいと思っています」と話し、オンリーファンズに登録してからのクレイジーな日々を振り返った。