【 架空 記 】 ネットワーク・ドライブ 溢れる

 

『 決壊 』 と 『 氾濫 』の違い、

  


さる10月の台風19号による水害被害、
なんか、やたら 『 決壊 ! 』 、 『 決壊 !! 』 と、
メディアが騒いでいたのだが、
σ(-_-) に言わせれば、単なる『 氾濫 』 ではないか?
と思って、調べてみた。

  • 氾濫 は、雨などによって水があふれかえること。
  • 決壊 は、堤防やダムなどが切れて崩れること。


なので、やっぱり、正確には 『 氾濫 』 ではないのか!と確信していたら、


『 越水破堤 』 というのがあって、
洪水により水位が堤防を越えて水があふれ、越流水で堤体が浸食されることである。



 

  


会議を終え、自席に戻って来ると、
なんか、ざわついている。


聞けば、ある部署で使っている中規模システムが動かないという。

調べてみると、そのシステム、データファイルを、ネットワークドライブに置いていて、
これまでも、散々、古いデータは消去するように指導されていたにも関わらず、
そのまま放置し、ただ使い続けた結果、データファイルが非情に肥大し、
ネットワークドライブが溢れたようである。
つまりは、起動は出来て、入力までは出来たが、保存ができないようである。

そもそも、ネットワークドライブを使用するにしても、その部署の費用で設置すべきで、
無料だからと、他部署と共用のネットワークを使うって点に問題のひとつがあると思うのだが …… 。


そのため、社内全場所に、
ネットワークドライブの不要なファイルを削除するよう通達を出し、
たのだが、
いっこうに使用容量が減る気配がない。


しかたがない …… 。



数分歩、管理者も驚く 5GB の 空き容量 が出来たそうである。