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就活は説明会、エントリーシート、面談と短期間のうちに連続して進む可能性が高い。就活生が「やってはいけないこと」「気をつけるべきこと」を採用担当者に教えてもらい、座談会形式でまとめた。 ―― 企業説明会の会場に足を踏み入れた段階から、選考は始まっている。採用担当は就活生の一挙手一投足を注視している。 IT中堅 マナーは年々悪化している感じがします。受付でまずあいさつができているかどうかは必ずチェックしています。ちゃんとあいさつができない学生をそこですぐにはじくわけではありませんが、誰かと競ったときに不利になります。そういう態度は実際に入社した後、ビジネスの現場で繰り返される可能性が高いからです。 採用支援 最近の就活生のマナーは著しく落ちていると感じます。イベントに連絡なく欠席した学生に理由を聞くと「髪形が決まらなかったから」「やっぱり面倒になったから」などと平気で答えるのには驚きでした。 小売り 受付で資料を放り投げるように提出する学生は必ずいます。このほか説明会で隣の人とおしゃべりをやめない、居眠りする、遅刻はチェックします。面接の段階に入ると学生は猫をかぶって見抜けなくなるので、説明会で見せたネガティブ情報を人事全体で共有して、就活生をしっかり見るようにしています。 ―― 「私服OK」の説明会も多いが、常識外れの服装で訪れる就活生も少なくない。 ITベンチャー 「私服OK」としているのですが、朝起きてそのまま来ましたというようなスエット姿の就活生にはびっくりしました。 アパレル ジーパン・Tシャツ姿は珍しくないです。靴やシャツが派手、ヘンな帽子をかぶってくる就活生は目立ちました。芸能人のマネをしているのか、室内でもサングラスをかけたままの就活生もいました。チェックはするし、嫌でも覚えていますので面接のときに会えば「あの格好の学生か」となります。 機械 うちは服装について「できる限り私服で来てください」と明記しています。実は企業が「服装自由」という場合、3パターンあります。「ホントはスーツ必須」「どちらでもいい」「ぜひ私服で」――。うちは「ぜひ私服」です。私服は個性が出ますから、その人物を知る有力な手掛かりになります。 ―― 採用担当者が説明しているのに、平気で飲食する学生が増えている。 企業説明会に参加する就活生(1日、東京都千代田区の法政大学) IT 説明会の机の上にペットボトルを「どーん!」と大きな音をたてて置く学生は毎年います。我々とマナーの常識が違うのかなあ、と思います。最近はあまりに多いのでマヒしてしまい、説明会が始まるタイミングでペットボトルをしまったら、「まあ、いいか」と大目にみるようになってしまいました。 娯楽 コーヒーやペットボトルならまだいいほうです。説明会に食べ物や飲み物が入ったコンビニの袋を持ち込む学生が増えていますが、ある学生は(山崎製パンの)「ランチパック」をむしゃむしゃ食べながら採用担当の説明を聞いていました。さらに輪をかけてひどい学生がいて、(カルビーの)「じゃがりこ」をバリボリと音をたててほお張っているのです。どちらの学生も注意したのは言うまでもありません。 ―― 就活で遅刻は厳禁だが、やむを得ないときもある。遅刻したときの対応が肝心だ。 教育 説明会や面接に遅刻する学生は毎年いますが、事前の連絡があれば柔軟に対応します。しかし、事前に何も連絡せず会場に来ても中には入れません。この点は厳しく対処します。 娯楽 逆に「遅刻は厳禁」と伝えたら、1時間前にきて待っている学生もいました。まだこちらの準備ができていないのに……。早く来ることで真面目なところを見せようとしているのかもしれませんが、これは逆効果です。 ITサービス 遅刻しても、うまく切り返して理由を説明してくれれば「逆境に強い」と思うかもしれない。そもそも、うちは交通関連のサービスを手掛けているので、方向音痴で遅刻する学生は向いていないかも。 人材 遅刻ではないのですが、説明会を始めたら、あわてて帰り出す学生が毎年何人かいます。同じ社名で、全く事業内容が異なる別の会社と間違えて説明会にやってきた学生です。ちゃんと調べてこいよ、と言いたくなります。 ―― 説明会終盤の「質疑応答」とアンケートにも落とし穴がある。 小売り 積極的に質問してくれるのはいいのだが、「何をしに会社にくるつもりなのか」と思わせるような学生が毎年いる。「休みはちゃんととれるのか」「パワハラをする人はいるのか」「社員の仲はいいのか」などと質問する学生だ。入社して何がしたいかではなく会社は自分を守ってくれるのか、を気にしているのがありありとわかる。こういう学生はすごく気になる。 証券 終了後に説明会の印象について答えてもらうアンケート用紙を配っているのですが、全く記入しないで提出する学生が毎年います。これは目立ちます。 ―― エントリーシート(ES)から浮かび上がる「採りたくない学生」とは…… IT中堅 書き殴るような字だったり、空白が多かったりするESはマイナスです。それだけで落とすことはしませんが、最終的に内定を出す段階できいてくる場合があります。 証券 「御行」とかいてあるESは目立ちますね。銀行のESのコピペ(コピー&ペースト=貼り付け)かと思いましたが、内容を読むとどうも違う。うちを銀行と間違っているようでした。銀行への敬称は「御行」というのを知っているぞ、と示したかったのかもしれませんが。 ゼネコン 志望理由で多いのが「海外で貧しい国に行ったとき、生活向上のためにインフラ整備をやりたいと思った」というパターン。正直、エピソードにそんなに期待しているわけではない。なぜそう考えるに至ったのか、経緯や過程をしっかり書かないと響かない。 人材 コピペしたESは読めばだいたいわかります。コピペしたESは面接でだいたいぼろがでます。自分の言葉で書いていないからで、これではどこでも厳しい。ESで元気があって柔軟なところを見せるためか、「何でも頑張ります」というアピールもよく見ますが、意識が低いと見なされます。社会人になって何をしたいか、自分の言葉で表現できない学生はだめです。 探偵団から一言 30歳代男性 就活生(公務員希望) の母さん、50歳代女性 40歳代男性(その他) 20歳代以下男性(金融・証券・保険) 50歳代男性(機械、重電) 30歳代男性(電気、電子機器) 40歳代男性(卸売・小売業・商社など) 50歳代男性(情報処理、SI、ソフトウェア) 50歳代男性(卸売・小売業・商社など) 70歳代以上男性(教育・教育学習支援関係) 60歳代男性(建設) 50歳代男性(教育・教育学習支援関係) 50歳代男性(機械、重電) 40歳代男性(その他) 50歳代男性(教育・教育学習支援関係) 40歳代男性(電気、電子機器) 50歳代男性(情報処理、SI、ソフトウェア) 50歳代男性(教育・教育学習支援関係) 50歳代男性(コンサル・会計・法律関連) 50歳代男性(金融・証券・保険) 40歳代男性(金融・証券・保険) 50歳代男性(金融・証券・保険) 50歳代男性(情報処理、SI、ソフトウェア) 30歳代男性(医療) 30歳代男性(素材) 70歳代以上男性(教育・教育学習支援関係) 50歳代男性(その他) 40歳代女性(その他製造) 60歳代男性(情報処理、SI、ソフトウェア) 50歳代男性(その他) 20歳代以下男性 40歳代男性(食品、医薬、化粧品) 40歳代男性(金融・証券・保険) 20歳代以下男性(電気、電子機器) 50歳代男性(電気、電子機器) 60歳代男性 40歳代女性(その他) 20歳代以下男性(教育・教育学習支援関係) 50歳代男性(素材) RAMZIさん、50歳代男性 20歳代男性 30歳代男性 20歳代男性 40歳代男性 30歳代男性 30歳代女性 20歳代男性 20歳代男性 さくらいさん、30歳代男性 50歳代男性
人事が説明会で見た 「 採りたくない学生 」
最初 の チェック は 受付 での あいさつ
「 じゃがりこ 」 食べる就活生
証券 スタバのコーヒーを飲みながら説明会を聞いている就活生をよく見かけますが、印象は良くないですね。説明会を聞きながらの飲食は常識的に考えてNGです。遅刻は厳禁だが早く来るのも……
質問はよく吟味して
証券会社に「御行」
ITサービス うちの会社の略称はアルファベット3文字なのですが、ESに全く違うアルファベット3文字の社名が書かれているケースがあります。コピーして使い回ししているせいでしょうね。これはだめです。ESの右側に趣味などを書く欄があるのですが、ある学生のESはそこにコーヒーのシミがついていました。シミ付きESを出すのも論外ですが、さらに驚いたことに、提出時にそのことを指摘するとシミのついた右半分を手でビリビリちぎって左側だけを出した学生がいたのです。当然、選考は×です。
就活生が思う以上に人事はよく見ている。常に見られている意識で臨もう。
コメント
就職説明会での質問で「休みはちゃんととれるのか」「パワハラをする人はいるのか」「社員の仲はいいのか」などと質問する学生をマイナスに見ていますが、これはお互いにオープンにするべき大切な事だと思います。ブラック企業や労働者の精神疾患が自殺にさえなりかねない社会問題になってる昨今、一番下の立場から始まる新入社員にとってこれは極めて重要な問題です。彼らが躓けば結果的に会社にとっても痛手になるはずです。 むしろこれまでの慣習が望ましくない常識になってしまったことを全企業が反省するべきだと思います。 逆に言えばこれらを自らオープンにさせる姿勢こそ、有能な人材を獲得しやすくなるチャンスになりえるはずです。
いつも関心を持って読ませていただいております。仕事柄,小学生の時に教えた子が大学生になりアルバイトで来てくれていますが,随分印象が良くなった子もいれば良くも悪くも変わっていない子もいます。アルバイト態度を見ていれば,おそらく就活態度もやはりそのままなのでしょう。こちらがアルバイトをお願いできない子は,やはり記事になっている子(こんな子いるの?というタイプ)であるとは思います。ところで,民間企業情報は御社でもたくさん記事にされていますが,公務員の面接情報も記事にしていただけるとありがたく思います。一次試験は完全に実力勝負で,本人がどれだけ勉強したかで決まると思っています。しかし,二次は面接です。これにどう対応したら好印象を持ってもらえるのか知りたいと思っています。民間企業と変わらないと思いますが,ほかにあればよろしくお願いします。
古典中国における「礼」や、近世日本の「武士道」や、近代欧米の「プロトコル」など、礼の有無は文明の表象である。礼を知らぬ者が文明の作業であるビジネスに関われるわけがない。
なぜ採用側が上から目線なのか。学生が見ても採用での杜撰な対応等採用側の問題点はいくらでもある。企業・人事の驕り高ぶった態度に嫌悪感を感じる。学生が問題行動をしていたとすればその程度の企業だということ。
各社の人事担当者の発言からは「採用してやる」という意識が強く伺われるが、企業側も学生から選ばれていることを忘れるべきではない。
現在就職活動している学生の親の年代は,50歳前後でしょうか.学生の非礼が多くなっきているとありましたが,それは,親が子育てでしっかりとしつけてこなかったことでもありますね.
現在中国で会社運営をしていますが、全く同じことが起こっています。他者に対する礼儀に欠けているのは、働く以前に一個人としての問題。仕事上でも同じことをします。大目に見るなんてあり得ません。
ちょっと偉く見える社員(年配の方)への態度と、若い社員、特に事務職の制服を着ている女子社員に対する態度が、明らかに異なる学生がいる。セクハラ・パワハラにつながる人間性と判断している。
変な学生は要らない。必要なのは社会人としての常識が守れること。礼儀は最低限のルールだ。
最近の学生のマナーの悪さに同意。これを矯正するには、日ごろの説教も大切だが、入社試験での厳しい評価の実態を広く知らせることが有効。
説明会に来る目的は、その会社に入社したいからでは?そうであれば、礼を尽くすのが当たり前。多少なりとも非礼があれば、その会社には入りたくないということの表れ、あるいは入社しても戦力にはならない。
本人は非礼と思っていません。それを気がつかせるためにも厳しくすべきです。だいたい、このようなことは家庭での躾が出来ていないということ。
あえて注意する必要はないと思いますが、評価には反映するべきだと思います。
採用担当者の重箱の隅を楊枝でほじくる姿勢には呆れた。重役クラスでも言動に社会人として疑義を持ちたくなる者も少ないのに勤務経験が無い者に対してモノを言えるほど担当者は聖人君子なのかと問いたい
説明会は説明する会であって選考の場ではないはず。
程度によると思います。企業側がどういう人材がほしいか?何を重視するかで見方が変わると思う。トータル的に判断するのがベスト。礼儀作法は改善代あり。
50年生きて見て、マナー云々する人程、無知に近い無礼者が多い。自分の胸に手を当てから、言ってほしい。
たとえ多少であっても「非礼を大目に見る」ことは、「それで良い」と伝えたことになります。若者(学生)を育てるという観点からは、不適切な教育となることはすべきではありません。
就活生の「質」が落ちているというのは、「今の若いやつは云々」というのの別の言い方。就活時パワハラをする側の意見。
私は大学で実務家教員として教えているが、エレベータに乗ってきた学生が混んでもいないのにわたくしに向かって4階お願いしますと言ったときは、自分で押すんだよ、と語気荒く丁寧に大人の礼儀を教えてあげました。
社会人として当たり前に求められることを認識してもらう機会になるのでは?
知識がないのは仕方がないので、注意すればよいこと。自分のことを棚に上げてはいけません。
時代が変わっても日本人の心まで変わってはいけない。やはりしつけや教育が重要である。今すぐに日本がそこに回帰しなければ日本の将来はない。スタンフォード大の西教授も現代の日本の変わりようを嘆いている。
平素からちゃんと練習をしない人間が、試合で良い結果を出せるわけがない。これと同様、平素から礼儀・作法・規範を守らない人間が、社会人になって良い結果をだせるわけがない。
非礼のない完璧な学生はいないと考えるべき。大目に見るべきと思わない採用担当者に問う。あなたが採用した学生は全員非礼がなく完璧な人材であると自信を持って言えるのか?
小売り 「休みはちゃんととれるのか」「パワハラをする人はいるのか」などと質問する学生が気になる。らしいが、これは、聞くのが当たり前でしょう。会社は会社で自分の利益しか考えていないように思える。
内容と状況による、と思う。「前向きな、向こう傷ならば問わない」というところでしょうか。
60歳代男性(情報処理、SI、ソフトウェア)
後が大変なだけで、ほぼメリットはない。事情次第の部分も無いとはいえないが・・・。
40歳代男性(その他製造)
多少がどの程度なのか分かりませんが、非礼な学生はどの道採用しないのだから、問題無いのでは。それよりも平均的な学生をどう仕分けるのか、そちらの方に興味がわきます。
30歳代女性
道徳の欠如している、欠陥人間ほ後々問題を起こしそうで要りません!
「非礼」称すると微妙だが、彼らの行動が一般常識がある人とは「行動がずれている」ということだと思う。 大目に見るとかではなく、採用すべきでないことは明らか。
小企業では100%の学生を求められない、1つか2つ良いところがあればそれを生かし、多少の非礼は教育で治せると思うから。 一番大事なのは本質と教育。
多少の比例がどこまでなのか線引きが難しいが、最初の挨拶ができないのはあまり好ましくない。
非礼な人間でも雇う、という企業であれば雇えば良い。そこは個々の採用の判断。ただ、職場環境に対する質問を非礼や保身とする文化は封建的で嫌悪さえ覚えるが。
当初非礼であっても、高い資質を持つ可能性もあることから、面接など内定までのコミュニケーションを通じて、求める人材であるのか否か見極めることが人事担当者の腕の見せ所であり、やりがいでもある。
ESにコーヒーのシミがついているのを指摘する人事も細かすぎるでしょ。それにムカついたからESを切った学生の心理は理解できる。そもそも人事の奴等は自分たちのことを棚において、変な指摘するやつ多すぎます。
礼儀が完璧な学生はいないので多少至らないことは大目に見るべきだが、非礼を働く学生は厳しく対応すべき。そもそも非礼を働く学生が優秀であることはほぼないのだから。
「非礼」を許していたら、シメシがつかないでしょう。当該企業の採用競争力によりますが、ガツンとやりたいところです。学生と社会人の差のイロハのイを理解してもらう、絶好のタイミングと思います。
礼儀作法は人間性に起因する。最低限の能力がないと見なす。
表面上だけ大目に見ておいて、後で落とすだけのことである。
学生・企業両方の自己責任。非礼でも非凡な学生なら、どこでもやっていけるはず。逆に採用しなかった企業が後悔するかもしれない。非礼でどこにも採用されないなら、それは学生の自己責任。努力するしかない。
「型破りな学生を採りたい」と言っておきながら、礼儀を要求する。学生の小型化が嘆かれて久しいが、採用する方はもっと矮小化している気がする。
アジア某国で現法のトップをしています。何百人も採用面接をしました。即戦力として経験者を募集しているのに、志望動機の第一に、新しい知識や経験を身につけたいから、を挙げる人があまりに多く脱力します。その仕事に知識も経験もないと言っているのと同じです。新卒も、学びたい、を前面に出す人が大多数。企業は給料を払う替わりに成果を求めるのであって、授業料をもらって教える学校ではありません。多分に表現の仕方という側面もありますが、少なくとも顧客ニーズに合わせたコミュニケーションは期待薄、というネガティブな印象から面接をスタートせざるを得ません。
礼儀知らずなのは、どの世代でも一緒なのでは?今の40代50代の方々も元は就職活動を行っていたと思います。多かれ少なかれ礼儀の事も言われていた思われますが。人生の先輩であるならば、会社の先輩としてもその就活生に対して、注意すべきでは?それで羞恥心で直す学生もいらっしゃるかもしれません。頭ごなしに否定されるのは如何かと。まぁ、親の躾もなっていないとは思いますがね。失礼しました。
採用は限られた時間で自社に適しているのか見極めなければいけない。その中で福利厚生ばかり期待してるような学生より、業務内容に興味を持って突っこんだ質問したり、リサーチしてきた質問をした奴の駒を進めるのは至極当然。会社は利益を産み出すところ。それに貢献できなさそうな人間の相手してるほど人事は暇ではない。代わりの優秀な学生なんてゴロゴロいる。
ほぼ全てに同意いたしましたが、一点だけ気になりました。「説明会で飲み物を飲むな」は賛同しかねます。「そんなこと学校で習っただろう」とお思いでしょうが、現代では「集中するべき場面で水分や糖分を補給しない」ことの有害性が優先され、食品は不可としても飲料の持ち込みは可となっている大学も少なくありません。「授業中よくチョコを食べていた」といっていた学生さんもいらっしゃいます。彼は面接の直前までチョコを口に含んでいましたし、会社説明の時も「肩の力を抜いて」と言ったらコーラを飲み始めました。そんな彼ですが話は大変面白く、プログラマとしての能力だけでなくウィットに富んでいることから営業でのウケもよく、お客様を必ず楽しませて帰ってきます。「だらしない点がいくつもある」となれば一考に値するでしょうが、個々の点を気にすることで良い人材を逃していることもあるのではないか、とも思いました。
企業は信頼の上で成り立っていて、そこから給料が発生する仕組みがわからないなら無理に就職する必要はない。本来要求すべき以上のものを求める「ブラック企業」よりも、本来なすべきことをやらない「ブラック社員」の方が圧倒的に多い。世の中はブラック企業に厳しいが、ブラック社員には異様なまでに甘い。もちろん、ブラック社員は若者ばかりではない。好きな言葉が、格差是正、パワハラ、ベアの3つだったら立派なブラック。
採用に動員される場合は、目の前にいる学生がむしろ失礼な方が興味をそそられる。礼儀よりそれを超えたところのコミュニケーション能力を人事がどう見極めているかの記事が読みたかった。
まじんさん、40歳代女性
ドリンクはいつでもどこでも飲んでいい気がしますが・・。うさぎ跳び時代の学生の部活じゃあるまいし。飲み食いの食いは音がうるさいですが、飲みは問題ないのではないでしょうか。私はメーカー勤務ですが、人事は現場から見ると感覚がかなりずれているので、今回の記事は読んでいて微妙な気分になる部分もありました。
ブラック企業に対して不安を感じているのに「そんな事聞くな」はおかしいのではないかなと思います。 それに社会に出る準備できていないうちに「常識はずれ」もおかしいです。本来は社会に出て初めて学ぶことなのに、常識を求めるのは違う気がします。
こちらから挨拶しても元気がない挨拶が返ってくる、もしくは挨拶を返さない社員がいる企業は学生側から見てもマイナス評価です。それと面接や説明会の遅刻で連絡がないことを問題視する方がいらっしゃいましたが、企業のサイレントお祈りもそれと同じ類ではないでしょうか。
非礼は良くない。尤もな意見である。が、そういう学生を選ばなければ良いだけであって、そのことに何の問題があるのだろうか。寧ろ説明会の時点で弾くことが出来て好都合ではないのか。ただ単に、採用担当者が学生の非礼でプライドを傷つけられたことによって怒りを覚えているだけである。それだけの話な気がする。
時代の変遷に伴って就職活動の形態も変わっているのかもしれませんが、変わらないことは「企業と学生のお見合い」だということだと、個人的には思っています。 にもかかわらず、他の方のご指摘通り「採ってやる」といった印象を感じる人事の方々の表現には、正直、残念でした。本当のお見合いに置き換えたら「結婚してやる」…なんて高飛車なのかと。 学生も、エントリーする入りたい企業だったらもっと真剣になれよって腹が立ちます。お見合い席で鼻糞ほじったら、相手は「アンタ、なんのために来たん?」って腹立ちますよね。双方がWin-Winになるようなお見合いになることを願ってます。
売り手市場であれ買い手市場であれ、企業が学生を選ぶ側であると同時に学生も企業を選ぶ側であり本来立場はフラット。休みやパワハラの質問に対して人事担当者がどう答えることができるのかも学生からは企業姿勢の表れとして見られていると思います。ただ、有名なだけで有象無象のエントリーシートが集まってしまう上、ちょっと対応を誤ればすぐネットに書き込まれてしまうような昨今の企業の採用担当者の方は学生に対していろいろ愚痴もあるだろうなとは思います。
50歳代男性(人材サービス)
全入時代、人手不足の環境下でかなりの時間を割いてバイトしている学生が多いなか、就職活動での頭打ちは新鮮かつ深刻なのでしょう。就活で生まれて初めて自分を省みる学生は珍しくない。採用活動は教育の一環。
50歳代男性(運輸)
飛び抜けて成績が良い人間であっても「常識がない」人間は業務に支障がでる可能性が高い。将来的にも部下がついてこないだろう。やる気と人柄が大切だと感じる。
30歳代女性(情報処理、SI、ソフトウェア)
採用側の企業がそれを個性とみなすならばそれで構わないが、どうみても常識を欠いているという時点でマイナスポイントであり、今まで指摘されてこなかった時点で悪く言えば育ちにも問題があると思う。
30歳代男性(食品、医薬、化粧品)
非常識な学生も言語道断だが、彼らを「他山の石」として自社の社員を見直してみるいい機会なのかもしれない。学生ならまだ無害だが、社員なら社の信用に関わる。
40歳代男性(建設)
非礼な学生かどうかをチェックするいい機会です。
30歳代男性(通信サービス)
人事の方は自分を鏡で見たことはあるのだろうか。そこにいる学生ははかつての、いや今の貴方だよ。
50歳代男性(金融・証券・保険)
説明会中の私語等他人に迷惑がかかる行動はダメでしょう。説明会で水も飲ませてもらえないなんて!のどが渇いたり、お腹がすいていても食べる時間が取れなかったなど事情が学生にもあるでしょうに。
50歳代男性(その他製造)
21にもなって、基本常識のないものは、生涯身につくことはない。それが格差の原因の一つでもある。技術系でも天才以外は相手にされない。
30歳代男性(金融・証券・保険)
採用側の上から目線が気になります。日本社会でビジネスを行うに際しての礼儀の大切さは否定しませんが、礼儀がなってない=駄目人間というレッテル貼りは、過度な画一性を求める日本人の悪い点だと思います。
40歳代男性(運輸)
20年前に「就職活動」を経験した身としては、学生の更なる劣化を感じます。全入時代の弊害か、ネットで簡単に活動できる弊害かどちらでしょう。自分のときは電話のかけ方、受け方から着にしたものですが。
30歳代女性(人材サービス)
IT企業、ペットボトルくらいいいじゃん。だからグーグルやMSになれないのよ?
20歳代以下男性(運輸)
ケーススタディとしてこの記事は就活生のためになるとは思いますが、「最近の就活生のマナーが悪い気がする」などという人事担当のなんとなくなコメントを載せてしまうと、途端に陳腐な記事に見えてしまいますね。
40歳代男性(金融・証券・保険)
社会人未満ではあるが、社会性が皆無であることまでは、許さなくていい。
60歳代男性
採用担当の鋳型にはまる人を社員にすれはイノベーションは生まれない。そんな会社は倒産するでしょう。ジョブズも若い時は非礼だった。自信過剰で繊細というのがいつの時代でも意欲のある若い人たちだ。
30歳代男性(教育・教育学習支援関係)
結局は仕事ができるかどうかなので、職種次第ではないか。礼儀が業績に響く職場もあるだろうし、技術があれば多少人格が破綻していようが歓迎ということもある。
20歳代以下男性
皆で話題を(そして常識を)共有しながら育った壮年層の皆さんとは本質的に異なり,いまの若い人たちは文化的に多様性が進んだ(常識を共有しにくい)育ち方です.「私服推奨(嘘)」など,暗黙のルールは嫌いです.
60歳代男性(素材)
非礼の内容によりますが、基本的な態度は、その人の考え方の反映なので、非礼な人にはそれなりの問題はあると思います。 面接でネコを被るといいますが、できるやつは、説明会でもネコを被ると思います。
60歳代男性
「多少」の内容・度合いによる。個性的で人の道を逸脱しないものならば良し。面接で何も話さなかった非礼な学生が、退室を命ぜられて、「男は黙ってXXXビール」・・・と言ったとか・・・?
40歳代男性(卸売・小売業・商社など)
程度による。他人に迷惑な行為や説行の妨げになるような行為は注意する。遅刻は事前連絡があれば対応し、夏場の説明会で会場が熱い場合には、こちらから適宜水分補給して構わない旨の説明をしてから始める。
20歳代以下男性(情報処理、SI、ソフトウェア)
面接室に入るときの行動の順番がこうだとかそういったことは一切気にしない。人と人とで向き合ってくれれば。一方、音を立てて飲食をしたり会社名を間違えたりと明らかな非礼は大目に見る必要が無い。
返事がない…ただの成田のようだ。さん、30歳代男性
じゃがりこを食べながら話を聞くのは爆笑した。そのような学生は、面接会場で出されたお茶や菓子をいかに食べるか非常に興味がある。ものの食べ方で知性や品位を測るのもひとつのやり方だろう。しかし、やはり礼節を欠いているのは間違いない。小生は新卒の態度に腹が立ったので扉を殴って破壊したことがある。
TRASHさん、40歳代男性
非礼、非常識、マナー違反などの言葉が出ましたが、これらは明確なラインが難しいですね。採用担当者の立場から考えると、”ハズレ”学生を採用したくないからの意見でしょう。後で文句を言われるのが怖いだけです。バリバリ仕事をしてくれそうなヤツを積極的に採用しようと言う意識が感じられない内容でした。
40歳代女性
最近のおかしな子育ての悪い面が出てる。会社は何するトコなのか、っていうのは、家で親が仕事の話しないからでは?仕事を家に持ち込まないというのはこういうことではない。また、最近の人はなぜ所構わずおにぎりやパンを食べるんだろう。そういう躾も疑問。
20歳代以下男性
学生の非礼が増えている現状にあって、それに対応することができないということは、その会社が採用できる学生の絶対数は減っていく一方にあるということでは。
50歳代男性(自動車、輸送機器)
説明会できちんとした対応ができない人は、就職してからもいろいろな面で問題を起こす可能性があると思う、ただし職種においてはその限りではない。
40歳代男性(通信サービス)
一概な意見ではないが、説明会の意識を何としているものか 企業側からは「採用検討するんだし空気嫁」と言いつつも、人柄を見ようというならアドバイスのつもりでも『これはイカン』と言わないのが空気じゃ?
50歳代男性(電気、電子機器)
大量応募される程の大手の会社は、既に会社の色に染まった採用担当の粗いふるいにかけられるので、既にその会社のカラーに馴染む可能性のある者だけが次の段階に進めるんですよ。
50歳代女性(食品、医薬、化粧品)
最初にちゃんと自覚させないと、中途採用の時でも同じようなことが見られる。最初が肝心だと思う。