「 借りた奨学金を還さなくてよい! 」 などというのは暴論であり、立候補者の言うべき内容ではない!。
それを言うなら、
「 『 有利子奨学金 』 制度は、廃止すべき!」である。
本当のことを言って何か不都合でも? 〜 奨学金問題を学んじゃうよ 〜
2013年11月21日
実はあまり知られていない奨学金制度の闇
本来は生活に余裕がない学生やその家庭を援助するための制度が今や、
その援助するべき人たちを食い物にするような制度に成り果ててしまっています。
この問題は絶対に改善しなければ、この国の未来はない!
ということで、その道のエキスパート、中京大学国際教養学部 大内 裕和 教授にお越し頂き、詳しく、かつ解りやすく解説いただきました。
必見です!!
本当のことを言って何か不都合でも? 〜奨学金問題を学んじゃうよ〜
知られざる日本の奨学金制度の実態
2010年の段階で学生全体の50%以上の人が有利子の奨学金を借りています。
(ほとんどの人が”本当は無利子の奨学金を借りたかった”が不採用になり仕方なく有利子の奨学金を借りている)(無利子の奨学金の採用は申請件数の20%程度だけ)
奨学金事業費
有利子の奨学金のみ10倍に拡大! ← コレ重要
奨学金貸与人員数
例えば、有利子奨学金を毎月10万円借りると。。。
貸与総額480万円 貸与利率3.0% 返還総額6,459,510円
月賦返済額26,914円 返還年数20年⇒43歳まで掛かってやっと完済!
学生の50%以上がこの有利子奨学金を借りている訳です。
上記のような奨学金の返済を抱えた人が、同様に奨学金の返済を抱えた人と結婚すると・・・・
結婚したら借金12,000,000円!
結婚できねーーーーーー!!( ̄□ ̄;)
さ☆ら☆に
奨学金返済、返済が滞ると、、、延滞金が10%掛かります!
そして延滞金発生後の返済は、返済されたお金はまず延滞金の支払いに充当されます。
ということは・・・
元本の10%以上のお金を返す能力がなければ、永遠に延滞金だけ払い続けなくてはならないのです!
60歳、70歳でも一向に返済金は減らずに延滞金だけ毎月払う生活・・・ (゚A゚;)ゴクリ
奨学金返済を抱えた人が何らかの理由により(事故に遭うなど)仕事を続ける事が出来なくなってしまうと・・・
しかも
世帯年収は減る一方なのに、、、
授業料は上がるばかり!
大学授業費
そしてこの奨学金制度を運営している『日本学生支援機構』は
この有利子奨学金を”財政投融資機関債”を発行することによって運営しています。
そしてこの債権は銀行などの金融機関が買い、利子収入を得る仕組みになっています。
そう!これが”有利子の奨学金のみ10倍に拡大!”の理由です。
学業に勤しむ学生や家庭を支えるなんて理念、これっぽっちのないんです!
生活保護・自立支援制度・介護問題・労働問題・・・・
全て根っこは一緒です。
まずはこの実問題を皆で共有・把握しましょう。
まるで、ナニ金の議論だが、
返せないなら借りるなよ!。
返さない奴が増えるから、無利子が減って行き、有利子が増えるんだよ。
借りたお金を返さなくてもいい! …… ?、ふざけるなよ!。
なら、借りるなよ!。
運営団体は、申請者の将来性に、お金を貸したんだよ!。
月々 26,914円 返せないのなら、借りるなよ!。
親が、教育資金どころか、銀行からお金を借りるたけの信用もないのに、
その子供の将来性に対して、お金を貸してくれたんだよ!。
還すときになって、暴利で還せないなどと言いだすなよ!。
暴利だから還さなくていい などと言いだすなよ。