神楽坂倶楽部 2008.05.27

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2008年5月27日(火)


 しばらくごぶさたしてしまいましたm(_ _)m


 まあ、たよりのないのは無事の知らせといいまして、いたって無事平穏に過ごしておりました。22日から抗ガン剤が「休薬期間」に入ったので、からだのほうはよほどほっとしたらしく、食欲も徐々に戻ってきましたし、何よりも気力が戻ってきましたね。めまいの薬もきかないのでひそかにやめてしまった(爆)ので、だいぶん薬が減って、ずっと酷使されて痛めつけられていた肝臓もおそらく当分は楽になってきたに違いありません。


 これで最初の1クールが終わったわけですが、このあとまた6月の5日から飲み始めなくてはならないわけです。それを最低限6クール続けるというのですが、いやあ、いつまで続けなくてはいけないのか、なかなか気が滅入りますが、この薬がきいていなければもうそれこそ「オレ達に明日はない」になってしまいますので、おとなしく飲んでいるほかはありませんねえ。それに、文句をいってはバチがあたるほど、私の場合、少なくとも最初のクールは副作用が出なかったといっていいくらいですし。口内炎の薬を最初から「たぶん出るから」といって持たされたのですが、1回もついに口内炎は出ないままだったし、吐き気もありませんし、ただ食欲がなくなって気力がなくなってだるくなるくらいだったのですから。本当にそれを考えたら幸せというべきなのかもしれません。
 この薬の効果については、あさって盛大にCTスキャンをとられることになっているので、それで少しははっきりするでしょう。あさっては、めまいのほうのCTもあるので、頭部からお腹までずーっとです。あさっては朝ご飯も抜きだし (/_;)ほぼ終日病院にいることになりそうです。


 でもまあとりあえず6月4日まではとにかく休薬期間なので、このあいだにやりたいことをやる、というのはいたって筋が通っているようです。5月の31日にライブを入れたのはそれを計算に入れたわけではなく、TS1にかえる以前だったので単なる偶然なのですが、なかなかうまくいってくれています。


 今回のライブは「中島梓やや復活午後のお茶会ライブ」と題しましたが、まだ夜ずっとライブをやるほど体力がない、というより、ずーっと病院生活だったので、朝は5時起き、夜は8時に寝ちゃう、などというサイクルがまだ直ってなくて、夕方になると眠くなってくる(大爆)ので、夜までもたない、というのが正直のところです。しかし、徐々に夜のライブも出来るようになってゆきたいと思います。このさき当分は、今回はバイオリンのカジカちゃんをゲストに迎えましたが、「山下弘治さんと私」の、ベース+ピアノのデュオをシンにして、そこに「プラス1」というかたちでライブをしてゆきたいと思っています。あんまり長いタームで計画をたてることが出来ない状態なのですが、とりあえず、次回は夏なので6月末か7月あたまくらいに、ボサノバ特集をフィーチュアしたライブをお送りしたいなと思ったりしています。いずれ念願のアルトサックスを迎えて、これまで「矢代俊一が作った」というか、俊ちゃんが私に「おりてきて」作らせてくれたサックス用の曲をちゃんと演奏してみたいものだと思っています。いま一番やりたいことはそういう感じでしょうかねえ。


 ともあれ天気もよくなったし、今週は病院ばっかりいっていて、今日もこれから病院なのですが、体調もまずまずだし、少しづつ「夜の世界」にもおいおいに復帰出来たらいいなと思っています。本当の意味で「完全な健康人」に戻ることはもうないかもしれないし、そんなに長いことは活動しつづけていられないかもしれませんが、出来るかぎり、やりたいことをやって、楽しくやってゆきたいと思っています。この夏は絶対、とにかく緑ゆたかな涼しいところにいってのんびりしたいですねえ。


 ということで、5月31日には2時から赤坂・リラキシンにて、バイオリンのカジカちゃん、ベースの山下弘治さんとトリオのライブを行います。よろしかったらお遊びにお越し下さい。お待ちしています。



2008年5月27日(火)AM8:15



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