σ(^_^) が追い求める …… と言いますか、
σ(^_^) が言うところの、ある種の本格派推理小説の究極の到達系として、
『 Whatdunit 』 があります。
一般的な推理小説 …… 基本的な、と言い換えてもかまいませんが …… では、
『 Whodunit 』 、すなわち、誰が犯人かに主題が置かれます。
つまりは、誰が犯人か?、誰が殺したか? です。
なので、天邪鬼の σ(^_^) は、そこで試みるわけです。
なら、『 誰が殺されたか? 』 という作品は創れないか?。
殺人事件が起こったのは確かなはずなのに、被害者がいないというパターン。
「 血痕があるのに死体がない 」 のではなく、
事件があったハズのに、全員が居る!?、というパターンなんです。
☆
その発展型として、 σ(-_-) が辿り着いたモノがあります。
これが、『 Whatdunit 』です。
逆説的に言うなら、これが成立するためには、
それ以外の要素たる4W1Hが成立していなくてはならないのかもしれません。
ですが、そうでしょうか?。
ある作品で σ(-_-) は試みました。
それまでは純文学のように、ただ何が起きたかが描写されていた物語で …… 。
それまでは純文学のように、ただ何が起きたかが描写されていた物語が、
最後の ……、最後の1ページで根底から覆る。
最期の、最期の瞬間に、何が起きたかが暴露される。
最期の、最期の瞬間に、何が起きていたかが暴露される。
暴露された瞬間に、他の 「 4W1H 」 が明らかになる …… 。
その σ(^_^) の作品の名を、『 大陸戦記 』 と言います。