2009年8月後半


 少し遅れてお盆休み中。いや、暑くてさ。


 とはいえ、引きこもってるのもアレなので、一念発起して外出し、リアル書店ジャック・ヴァンス『ノパルガース』伊藤典夫訳、ハヤカワ文庫SF)を購入。

 手ざわりにやや違和感があったのは、トールサイズに変更されたせいらしい。最近ハヤカワ文庫を買ってないことが丸わかりだな。早川書房様、ごめんなさい。


 喫茶店に入り、『ノパルガース』を読みはじめたら、ばあさんふたり組の会話が聞こえてきた。

 ひとりは名古屋在住の方らしく、御園座近くのヤマダ電機の話をえんえんとしておられた。

 もうおひと方は最近、親類(娘の夫方の親族)の葬儀で和歌山に行かれたらしく、「和歌山のド田舎の家で、料理は塩辛く、ものすごくまずかった。娘が『おかあさん、ごめんなさい』と謝ったほどだ」と憤慨しておられた。

 なるほど、これが地域格差か、と思ったよ。日本全国にヤマダ電機が出店するといいですね。


 お盆休み続行中。ま、明日くらいにはなんとか社会復帰したいと。


 最近テレビでおもしろかったのは、女子バレードイツ代表ジョバンニ監督、「体形やろ!」(「人志松本の○○な話」8/18放送)、ヌゲヌゲ星人(「99プラス」8/18放送)あたりかな。休暇中なので詳細は略す。


 徐々に復活中。食欲を取りもどすのが最優先課題かな。

 今日(8/21)は雨模様で、比較的涼しくはなったが、蒸し蒸しして不快度はさほど変わらず。


 8/19はとりあえず女子バレーワールドカップ、日本×ドイツ戦を視聴した。

 試合展開が露骨に顔に出るドイツ代表ジョバンニ監督はあいかわらずおもしろいんだが、優勢のときのうれしそうな表情も抜いてほしかった。日本代表の真鍋監督はつねに無表情なんだから、抜いてもしかたないよ。

 ま、たぶんドイツのテレビ局はジョバンニ監督のガッツポーズやドヤ顔しか放送していないんでしょうけど。


爆笑レッドシアター」(8/19放送)は普通の出来。

 内村光良インスタントジョンソン「こっち側の芸人」と評していたのが興味深かった。昭和のコントと言っちゃ失礼だが、そのとおりだと思う。


 酒井法子が“空白の6日間”になにしてようが、べつにどうでもいいよ。衆議院選挙や新型インフルエンザのほうが重要な話題なんじゃないの?


 高野豆腐と小松菜の煮物、市販のポテトサラダで軽く夕食。

 ぬるま湯でもどした高野豆腐賽の目切り、小松菜ざく切りをかつお昆布だし+日本酒+しょうゆで煮て、卵でとじたもの。胃腸をやさしく刺激するためのメニュー。


 寝坊しました。


 食パンのトースト、ベーコンと小松菜の炒めサラダ(ナムプラ+コショウ+ライム汁)で朝食というか昼食というか。


 昨夜(8/21)は地上波放映された「20世紀少年 第一章 終わりの始まり」(堤幸彦監督、2008)を見はじめたんだが、1時間ほどでやめてしまった。だってつまんないんだもん。原作にも思い入れないし。


 サンマごはん、味噌汁(インスタント)、キュウリのエスニック和え(塩もみしてしぼったキュウリ半月切りにライム汁+ナムプラ)で早めの夕食。

 サンマは強めに塩をし、サランラップにくるみ、冷蔵庫で2時間ほどなじませる。日本酒少々をふりかけ、半分に切って魚焼きグリルで焼く。土鍋に研いだ米、サンマ、ショウガ細切りを入れ、昆布だし+日本酒+しょうゆで炊く。しばらく蒸らしたのち、サンマの頭、尻尾、中骨をはずし、身とワタを混ぜこむ。茶碗に盛り、いりゴマと刻んだミョウガをふりかけていただく。

 やっぱりワタを混ぜこんだほうがうまいにゃー。冷めたらお茶漬けにするか。


 またも寝坊。食欲もいまいちで、市販の巻き寿司をつまんで昼食にした。

 夕食はガッツリ食う予定で仕込んであるんだが、さて、どうなるか。


 昨夜はいつもどおり「爆笑レッドカーペット」(8/22放送)を視聴。

 ハライチはやっぱりおもしろいねえ。今回は「ボンゴレのロッソ」が特によかった。

 決してうまい漫才ではないので、M-1グランプリはつらいかな。

 銀シャリも好きなんだが、長い時間でかっちりしたわりと古風な漫才を見たことがあり、「おまえ○○好きやろ!」はショートネタ対応なのかもしれない。

 なかやまきんに君&テンザンは、ネタ的にはどうしようもないんだけど、つい笑ってしまう。評価はしないが好きです。


 河出書房新社様からシオドア・スタージョン『不思議のひと触れ』大森望編、河出文庫)をいただく。ありがとうございます。

 編者が文庫版あとがきで自負しているとおり、スタージョン短篇復活ブームの牽引車の役割を果たした」1冊。文庫化でさらに手に取りやすくなったのは喜ばしいかぎり。

 大森望訳の『人間以上』が出ないかなあ。『夏への扉』が新訳されたんだから、不可能ではないと思うんだが……。

 以前書いたとおり、新訳は大歓迎。べつに矢野徹訳福島正実訳清水俊二訳が消えてなくなるわけじゃないんだし。


 夕食はドライグリーンカレーライス。

【具】脂身を取りのぞいた豚ロースとんかつ用短冊切りをおろしタマネギ+おろしニンニク+おろしショウガ+グリーンカレーペーストに3時間ほど漬けこむ。中華鍋を熱して油をしき、豚肉を炒めて、焼酎、乾燥コリアンダー、乾燥ローズマリーナツメグ、塩コショウで味つけ。

【ピラフ】行平鍋を熱して油をしき、生米を炒め、1.5倍量のレモングラスティーでふたをして炊く。しばらく蒸らし、刻んだミョウガとグリンピース(缶詰)を混ぜこむ。

 平皿に盛ったピラフに具をかけていただく。

 豚ロースとんかつ用が特売だったのでつくった。けっこううまいっすよ。ピラフが芯が残る状態に仕上がったのがこれまたナイス。

 分量の関係で(片方の瓶が切れちゃったから)、Thai ChoiceとMae Ployの2種類のグリーンカレーペーストを使ったのが功を奏したのかもしれない。2種類のカレールーを使うみたいなもので、東南アジアの主婦あるあるなのかな。


 ベルリンにカレーヴルスト博物館ができたらしいよ。


 1回休み中。月曜日に元気が出ないと、映画を見に行けなくて困る。


newあいかわらずだらだら中。とりあえず中間報告だけでも。


「ほんとにあった怖い話 10周年記念 京都パワースポットツアーSP」(8/25放送)は鶴田法男監督作品があったため、ちらちら見た。

 出来はどれも普通で、「顔の道」がわりとおもしろかった程度。ドラマ放送後、霊能力者のおばちゃんが「あれは魔界の首領です」と言ったのには笑った。なんだよ、魔界の首領って。

 はるな愛の浄霊はおおむね飛ばしました。マジを装ってやられても、ぬるい熱湯風呂で「アチチチ」とリアクションするようなものでサムいだけ。

「99プラス」(7/28放送)の鳥居みゆきの除霊はおもしろかったけどねえ。


爆笑レッドシアター2時間SP」(8/26放送)も、まあ普通で、狩野英孝のダメダメぶりが際立ってきたな。

 ダチョウ倶楽部をゲストに呼んだ第1回リアクション王決定戦は、レッドシアター向きではないと思った。

 女王様に鞭で打たれた上島竜兵が「予想以上に痛かった。やっぱ仕込みのときから立ち会わないとだめだな」と言ったのと、熱湯風呂から飛びだしたこんにちは根岸(コカドケンタロウ)がハンディカメラのレンズを割ったのはおもしろかったけど。


 横山剣@「グータンヌーボ」(8/26放送)も無事視聴済み。

「小学校5年のとき、7人の女の子をはべらせて、ハグしたりキスしたりしてた」などと話しても、女性MC陣から(さほど)引かれないのは人徳であろう。スケベだけど下品じゃないというか。


 んじゃ、また。