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牛丼の食べカットでは、
「 男らしく、もっと食べて 」
「 丼を持って、かき込むように 」
などという監督の指示のもと、ひたすら食べまくりました。
「 カメラからよく見えるように、ご飯の上にバランス良く牛肉を乗せて 」
という細かいリクエストには、さすがに苦戦していたものの、
監督のOKが出るまで、6杯の牛丼を食べた仲村さん。
「 一瞬、ご飯がものすごく熱くて涙目になっちゃいましたけど、
これはおいしさの感動の涙だって思いながら食べ続けました 」 という熱演で、
現場を盛り上げていました。
ちなみに、この日用意された牛丼の数は、およそ300食。
そのすべてが一日で、仲村さんとエキストラ、スタッフたちの胃袋の中へと消えていきました。
ちなみに、 吉野家 の 牛丼 を、美味しそうに撮るのは非情に難しい。
というより、σ(-_-) は、何度も挑んでいるものの、
一度も成功していません、はい。
注文時の専門用語
- つゆだく - つゆだくさんの略。
汁が多め。丼を少し傾けただけで汁が見える。10グラムつゆが追加される。 - つゆぬき - 具の汁を切って載せる。玉を上下に振って汁を切る。
- 半熟 - 半熟卵の店員による略称のこと。
- 頭(あたま)の大盛 - ご飯の量は並で具の量が大盛(大盛り料金)。
- 頭(あたま)の特盛 - ご飯の量は並で具の量が特盛(特盛り料金)。
- かるいの(ご飯「小」) - ご飯を少なくすること(用例「かるいのいっちょう」)。
築地店のみ使用される専門用語の例
- ご飯系
- ツメシロ - 冷ました白ご飯に熱い牛肉汁だくをかけたもの。
市場の従業員が早く食べるため。 - アツシロ - ご飯をレンジで更に熱くした牛丼。
または、蒸らし中や炊き上がり直後のご飯(そこに生玉子をかけると、余熱で半熟状態になる)。 - 半シャリ - ご飯半分。
- 極かる - ご飯少量。
- 極々かる - ご飯さらに少量。
- ツメシロ - 冷ました白ご飯に熱い牛肉汁だくをかけたもの。
- 肉系
- トロだく - 脂身(トロ)を多めに入れたもの。
- トロ抜き - 脂身を少なめにしたもの。鍋底の方の肉。
- ネギ系
- ネギちょい抜き - ネギを少し抜いたもの。
- ネギちょいだく - ネギを少し多めに入れたもの。
- ネギだくだく - ネギをさらに多めに入れたもの
「 だく 」 の数が増えるほどネギの量は増えるので、 「 ネギだくだくだく 」 などの表現方法もある。 - ネギだけ -これにはさらにヤワネギとカタネギの2種類がある。
前者は柔らかく良く煮込んであるもの。後者は煮込まれていない堅いネギ。 *1
- つゆ系
- つゆちょい抜き
- 完全つゆ抜き
- つゆちょいだく - つゆだくよりもご飯へのつゆの浸り具合がやや軽い。
- つゆだくだく
- 味噌汁系
- 冷汁 - 冷ました味噌汁かけんちん汁を牛丼にかける。
- お湯割り - 味噌汁のお湯をつぎ足し、薄くする。
- その他
- 黄身だけ - 卵の黄身の部分のみ。
- 芯だけ - お新香の白菜の芯の部分のみ。
*1:普通の店舗でネギ増減(ネギダク・ネギ抜き)の注文は終了したが、築地店に限り可能でネギだくは肉の量は減らない状態でネギが増量される。