俳優の児玉清 (本名 北川清 = きたがわ・きよし ) さんが、
16日午後0時28分、胃がんのため亡くなった。
77歳だった。
告別式は21日午前11時30分、東京都文京区大塚5の40の1護国寺桂昌殿で。
喪主は妻、北川好子さん。
児玉さんは2月下旬から体調不良を訴え、都内の病院で検査したところ、
胃がんが見つかり、3月下旬から入院していた。
東京都出身。1958年の学習院大学卒業後、東宝ニューフェースに合格した。
しばらくは端役が続いたが、61年の堀川弘通監督の「別れて生きるときも」でヒロインの初恋相手役を好演した。
67年にフリーとなり、丸山誠治監督の「日本海大海戦」、今井正監督の「妖婆」などに出演し、
誠実で温厚な二枚目俳優として知られるようになった。