〇八式艦上戦闘機


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護衛空母による運用を可能にした、
2000馬力級の艦上戦闘機である。


大型の機体を大馬力エンジンで引っ張るという〇六式艦上戦闘機は、
ものの飛行甲板も狭く、格納能力も低い護衛空母では運用できないという欠点があった。
そのために、エンジンはそのままで可能な限り機体を絞り込んだモノである。
しかし、着陸時の安全性のために脚だけは大型なものが採用されており、
大型の機体のわりには、脚が脆弱で着陸時に破損することが多かった

一説に、〇八式の開発陣による〇六式開発陣への嫌味であるとの説もある。
しかし、機体も小さくなったために燃料搭載量も減り、
そのため主に護衛空母による艦隊護衛戦闘に登用された。