神楽坂倶楽部 2008.11.02

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2008年11月2日(日)


 いやあ、なんだかあっという間に寒くなってしまいましたね。今年は秋を楽しむヒマもなく冬がもうこようとしている、というような感じを受けます。
 

 どうも季節の変わり目というのは、やはり自律神経の調子がよろしくないので、サーモスタットの切り替えがうまくゆかないのでしょうね。それで、夏から秋へもなかなか手間取りましたが、やっと落ち着くひまもなくこんどはもう秋から冬へ、になりそうで、いきなり寒くなってけっこう参っています。


 何よりもここのところは本当に「寒さに弱い人」になってしまったので、このくらいの寒さになるともう、フリース着るやらあんか入れるやら、ショールにくるまるやら大変(^^;)そういうときって、日常着が着物だと、でもあたたかくて助かるのです。着物ってやっぱり洋服より相当重ね着が多い分、あたたかいようです。


 なんとか「絶好調です」といった報告をしたいものだなあ、と思うのですが、あいにくながらいまのところは「絶不調です」といわなくてはならない状態です。何が絶不調かというと、やはり胃腸関係で、抗ガン剤が5クールめがそろそろ終わりというところなのですが、やっぱりこれだけ続けてくると、相当に胃壁とか荒らすんでしょうね。もうこのところ、胃がもたれてまともにものが食べられないし、食欲そのものが絶無になってしまったので、なんとかだましだまし食べるのですが、胃に何か入ってくるとすごく苦しいらしく、胃がとてもものが入るのを嫌がるのですね。といってカロリーは慢性的に不足しているので、食事が遅れるとこんどは逆に目がまわって倒れそうになってしまう。なかなか大変な状態です。


 まあそれでも10月を見送ってだいぶん楽になりつつありますが、9月末から10月前半が辛かったですね。そのへんは、胃腸の不調で夜背中が痛くて寝られないというような状態が続いていたので……それは節を屈して入眠剤をもらうようにしたことで寝られるようになり、だいぶん上向いてきました。やはりこのさいは、もう主義がどうこういっていられませんね。とにかく寝られるだけでもずいぶん違いますしね。


 10月は大きなライブもやったし、全部で3つあったので、その疲労もあったのかもしれません。なかなか小説がはかどらなくて、もたもたしてますが、11月はなんとかもうちょっと飛ばしたいなと思っています。いまのところ、「滞空時間」が何によらず「3時間」ってとこで、まあウルトラマンよりはだいぶ長いんですが(^^;)外出してもうちで宴会しても、仕事や片付けしても、「3時間」以上になるとばったりいってしまう、というような感じです。ライブとかだと、気力でけっこうその倍くらいもっちゃうのだけど。


 でもまあ、普通はこのくらいでも充分なのかもしれませんねえ。ただこの滞空時間、夜になるとうんと短くなっちゃうので、8時すぎにはもうほとんど廃人(爆)状態になっちゃうのが一番困る点です。昼間はけっこうそれなりにやってるんですけれども。


 ともあれ、秋から冬へとじんわりと世の中がうつりかわってゆこうとしています。もうあと1ヶ月半もすると、「手術からまる1年」になってくるんですねえ。ともかくも、「この1年」は生き延びたわけです。転移をかかえてでも(笑)まあ、これでよしとしなくてはならないかもしれません。このまま、「ガンとともに生きる」というのがこれからの私の人生なのでしょう。


 どこかの紅葉でも見に行きたいな。ものすごくいま、「自然」に心が引き寄せられています。緑、花々、木々、山々。人間界はもうどうでもよくなってきた、という気がしないでもないくらい。ああ、どこかの山のなかとかに行きたいなあ。



2008年11月2日(日)



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