神楽坂倶楽部 2008.09.30

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2008年9月30日(火)


 なんと早いことかもう明日から10月ですねえ。今年はなんだか、妙に秋が早くやってきた気がします。例年だと、もうちょっとは、なんだかんだ残暑がきてるんじゃないかなと思うんだけど、きのう今日の気温だの、様子なんか、もう「10月もなかばを過ぎました」っていう、ほとんど秋たけなわって感じではありませんか。


 まあ私は秋が1年で一番好きなので、秋がきてくれる分にはいっこうにかまわないのですが、それにしてもこのまんま寒くなっちゃうのかな?って思うと不思議な感じがします。まあ、このあとまた、晴れてくれば、それなり暑い日もくるのでしょうか。私としてはこのほうがラクラクですけどねえ。


 このところ、ちょっと遠出が2日続いたりしたせいもあり、また、休薬期間には入ったんですけれども、ということはその直前までが、投薬期間の最後だったせいか、かなり薬の影響が強くなって、夜背中が痛くなって眠れない、てな日々が続いて相当ぐったりしてしまいました。それもまあ、休薬期間がまもなく1週間になるようになって、だいぶんラクにはなってきて、やっとのこと眠れるようになったんですけど、でもそれでまた1週間するともう、次のクールがはじまってしまうと思うと、「このあとどのくらい、この繰り返しが続くのかな」ってかなり落ち込みますね。


 長引く病気っていうのは結局この「精神力との戦い」になっちゃうんだろうな、とあらためて思います。背中が痛かったり寝られなくて苦しんでる夜が続くと、「ああもう、こんなに辛いんなら、いっそ死んでしまったほうがいいんじゃないか」って思ったりしてしまうんですよね。自分の副作用は、ひとさまに比べれば、まだずいぶんとかわいいほうなんだ、ラクなんだ、こんなの、本当の末期ガンに比べたらなんでもないんだ、ということはわかりつつですねえ。


 やっぱりなんというか本当に人間、健康第一ですね。健康な人々を見ると、「ああ、きっと、自分が健康であるというありがたみ、どこも痛くないのが当り前であることのありがたさはわかってないだろうなあ」って思ってしまいます。でも自分も病気になる前はわからなかったんですねえ。


 それでもとにかく、なんとかかんとかやってますが、どこかがずっと痛かったり苦しかったりだるかったりするときの最大の敵はやはり「無気力」であります。私なんかやたらライブやったりして「すごいエネルギー」とか云われますが、とんでもないこと、かつてのエネルギーの10分の1もありませんね。30分の1もないかもしれない。片付け物も、毎晩の御飯作りも、「出来ない。気力ない」ってぐったりとベッドにころがってしまいます。ピアノのレッスンもいちじるしくサボってるなあ(/_;) まもなくライブだっていうのに。


 でもまあこれだけ自分の大好きな季節になってくれたんだから、なんとか気力をふるいおこして生きてゆこうと思います。伊集院の書き下ろしも相当予定より遅れてしまってますが、面白いことは書いててすごく面白いので、なんとか書き上げてしまわなくては。とにかく何か食べるとキモチ悪くなるので、食欲が、というより、「食べる意欲」が相当に減退してしまってましたが、おとといあたりから少しづつ、胃を鼓舞して食べるようにしてるので、まあ、なんとか休薬期間に栄養つけないとねえ。


 相変わらず不景気な話ばかりですみません。でもまあ、秋が深まるころには、もうちょっと景気のいい報告も出来るといいなあ。明日から、私の一番好きな「10月」がはじまりますねえ。



2008年9月30日(火)



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