i










  .

衛星放送を無料視聴するプログラム公開容疑 17歳逮捕


 テレビの有料衛星放送をパソコンで無料で見られる不正プログラムをインターネットで公開したとして、警視庁と佐賀県警は、佐賀市に住む無職の少年(17)を不正競争防止法違反(技術的制限手段回避装置の提供)の疑いで逮捕し、8日発表した。「プログラムは独学で作った」と話しているという。


 サイバー犯罪対策課によると、少年は2015年6月23日ごろ、有料衛星放送の視聴に必要な「B―CASカード」を使わなくても放送が見られるプログラムを自身のホームページで公開し、他人がダウンロードできる状態にした疑いがある。同課は、少年がインターネット上のデジタル放送の仕様書を解読し、独自にプログラムを作成していたとみている。


 プログラムは、パソコンにダウンロードしたうえで「ワークキー」と呼ばれるパスワードを入力すると、有料放送が無料で見られる仕組み。ワークキーは、ネット上で何者かが勝手に公開しているものが使える状態だったという。