IRC TIPS: オペが無くなったチャンネルで、オペを自動復活する設定




  本項目は、情報の引用元を明確にするとともに、
  ここに転載することで、同じ課題で悩む人が逸早く必要な情報を得る機会を増やし、
  問題解決のために幾許かの貢献をすることを期待するものである。

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irc.himitsukichi.com を含むFriend系のIRCネットワークでは、ircd2.11の新機能、ReOP機能が自由に使えるようになっています。このReOP機能とは、よくあるチャンネルオペレータが不在になってしまった場合に、自動的にチャンネルオペレータを復活させるというものです。


この機能を使うには、IRCクライアントのチャンネルモード設定機能では取り扱えない事が多いので、直接コマンドを発行して設定を行います。たいていのクライアントではチャット欄で「/」(スラッシュ)の後にコマンドを書いて送信することで、発行することが可能かと思います。
ReOP機能をチャンネルに設定するには ↓ このようにします。


    書式: /mode <チャンネル名> +R <ユーザーマスク>

チャンネル名にはReOPを設定したいチャンネルの名前(通常「#」から始まる文字列)を指定します。ユーザーマスクにはどのユーザーにチャンネルオペレータ権限を与えるかを指定するマスクを指定します。マスクの形式は <ニックネーム>!<ユーザー名>@<ホスト名> のようになります。ワイルドカードとして「*」(アスタリスク)を使用することができます。分かりにくいと思いますので、例を以下に挙げます。


    例: /mode #hogehoge +R *!*@*.jp

この例では、#hogehoge というチャンネルにおいて、任意のニックネームで、任意のユーザーネーム、ホスト名が jp ドメインであるユーザーに対して、チャンネルオペレータを付与します。


尚、ReOP機能はチャンネルオペレータが一人もいない場合に、90分周期で発動するようになっています。また、当たり前ですが、ReOPはチャンネルオペレータが予めチャンネルに対して設定しておく必要があります。



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