kiratei2000-03-20

スーツ

 コピー機のサービスマンがスーツ姿で来社し、コピー機のメンテナンスを定期的にやるのですが、それを見るたびに思うのです。「スーツ姿でメンテナンスをすることにどんな意味があるのだろうか?」と。

Yシャツをトナーまみれにすることが、業務してますという証拠なのでしょうか?。

より、メンテ作業をするのが楽な服装ってのがあるのではないでしょうか?。
 私も見た目で評価されて困っていることがあります。架空の例ですが……^^;;。鼻歌交じりでPCやシステムのメンテをふふふぅ〜んと数分でやってしまう私と、熱心に端末にかじりつきながら汗水垂らして考え込み残業までして必死にメンテをやっている人間。どちらが真面目に仕事をしているように見えるでしょうか?。

 もちろん、作業自体は同じものだとします。

 システム開発も同様です。同じシステムなら短期間で開発できる方が高い評価と報酬を得るべきだと考えます。同じシステムならプログラムサイズの小さい方が高い評価と報酬を得るべきだと考えます。また、プログラムサイズの小さいほうが、実行命令数が少ないでしょうから、実行速度も早いと考えます。

 同僚が帳票を見ながら数日かけてEXCELに入力している業務を、私がやったら帳票をファイル出力させ、適当に整形し、CSVファイルとして、EXCELに読み込ませたら、ものの数分でした。しかし、その私のやった数分には、他の人における数日分の価値があるのです。

 『見かけ』や『量』ではなく『質』で評価される。そんなシステム感覚のある管理職が増えて欲しいと常々思っています。