仏像
10,000円 10000円
十貫目 (16,500円
古畑、「せんまい!」 125,000円
今泉、「せんまいっ!!」1,250,000円
|
「 捨て目 」
また社内で、大規模システム開発の企画が始まっている……という。
何故、プロジェクトを開始する……何年か……前に
あまり使われないが、「捨て目」という言葉がある。
最後に聞いたのは、古畑の再放送だったろうか?。
σ(^_^) なりに表現するなら、
必要となる前に、必要な情報は得ておくである。
σ(^_^) 流に
同業他社
展示会に行ったとき、主目的だけでなく、どんなモノが出展されているか
システムソリューションの紹介を受けるとき、周辺にはどのようなシステムがあるのか。
顧客に行ったとき、さりげなく、どんなシステムが
FY 2023 | 04 | 現状分析 | |
05 | |||
06 | 利用場所 | ||
07 | 業務調査 | 未利用場所 | |
08 | 資料確認 | ||
09 | 現地調査 | ||
10 | |||
11 | |||
12 | |||
01 | スケジュール見直中 |
インフォプロの「捨て目」
これまでインフォプロのミッションについて述べ
てきたが,日常の“心得”についても言及しておきたい。
最近ではほとんど使われないが,「捨て目」という
言葉がある。国語辞典を引くと,「目に入るものを心
に留めておくこと。また広く見て心に留めておくこ
と。『捨て目を使う』『捨て目を利かせる』」とある。
私がこの言葉に遭遇したのは,テレビ東京『開運!
なんでも鑑定団』の人気鑑定士である中島誠之助氏
の著作1)の中である。中島誠之助氏は骨
こっとう
董収集家の
お宅でお道具を拝見する機会があると,対象となる
お道具だけではなく,その部屋の中に飾られている
軸や壺
つぼ
などもそれとなく拝見し,記憶にとどめてお
くという。場合によっては,座敷に案内される廊下
から “ちらり” と覗
のぞ
いた部屋に置かれている調度品に
ついても目端を利かせ,誰が何を所有しているかを
記憶しておくそうだ。骨董品は,個人の収集家の手
に渡ると次に世の中に出てくるのが10年先か,30年
先か,流通するタイミングがなかなか読めないもの
であるため,機会をとらえて所有者と所有品のイン
デックスを作っておくのだそうだ。一方で,求める
骨董を手に入れたいとする好
こう
事
ず
家
か
も存在し,「○○の
焼き物が入手できないか?」というオーダーがあっ
たときに,このインデックスが活躍するのだそうだ。
この「捨て目を利かせる」という行為は骨董の世
界だけではない。たとえば,教師を例にとると,子
どもたちの日常の振る舞いや言動を観察しておき,
いつもと違う行動があったときにはサポートするの
が「教師の捨て目」である。シャーロック・ホーム
ズや刑事コロンボは,人が気づかないちょっとした
ことに気づき,それが事件解決につながる「刑事の
捨て目」になっている。
これをインフォプロの仕事に当てはめてみたいと
思う。インフォプロの手元にはデータベースや図書・
雑誌資料など,複数の情報源がそろっている。これ
らの情報を使って情報検索や資料調査を進めていく
のが通例である。その段階でどれだけの情報源を「捨
て目」を利かせて整理しているかで結果と目的に到
達できるスピードが大きく変わってくるのである。
たとえば,こんな事例があった。10年ほど前の話
になるが,研究開発企画部門のスタッフから「各社
の研究開発費について知りたい」という依頼があっ
た。当時,東洋経済の『統計月報(2月号)』『日経バ
イオ年鑑』『会社四季報』の巻末資料を5分以内にそ
ろえて彼に手渡したところ,「あなたの頭の中に入っ
ている情報インデックスが欲しい」と言われた。
現在であれば,インターネット上に公開されてい
る情報をGoogleで検索すれば各社の研究開発費など