IE 6.0
σ(^-^)の業務 Gr (僻地勤務)が WEB 化 (= WEB による情報配信)の技術指導をしている
ある企画の Web Site に関して、
その担当課長(東京勤務)から、「 Web がおかしい」との連絡が入る。
聞けば、「色が見辛い(打合せ当初、『白』のはずだったものが)青か紫で見える」とのこと)。
ならば原因は簡単。
それはIEのLINK部分の標準色なのだから色設定がおかしいのである。
でも、σ(^-^)の方ではちゃんと見えているということで、
本当にそうなのか、キャッシュに残っているのではないか、など
何が違うか、そしてその原因究明のために、配下員 ST 君を派遣する。
すると、返ってきた回答は、
「その課長のPCのブラウザ(だけ)が、IE6.0でした。
部門内の標準 Ver である IE5.5SP2 で見ると、正常でした。」
とのこと。
聞いてみると、数日前にPCを再インストールして貰ったとのこと。
(σ(^-^)の部門では、各PCのインストール内容は、部門のIT管理部門が管理している。
すなわち、W2000 などでは、アドミン権限を持っているのはその部門だけであり、
PCに勝手にソフトをインストールなど出来ないし、
DHCP環境にPCを持って行っても、IPアドレスを『自動取得』に設定変更など出来ない。)
と、わかれば後は簡単。
IE6.0 で スタイルシートの扱いが変わったのである。
調べてみれば、「CSS1に準拠しないスタイルシートの設定は無視」とある。
で、今回の直接の原因をこれから調べるのであるが……。
つまり、好意的に見れば、基準に厳格になったのであり、
悪意的に見れば、これまで作成されたWEBの書き換え需要を自ら創り出し、
IT業界を活性化させよう/儲けようと言うわけである。
んで、ここでσ(^-^)が問題としたいのは、
安易にIEのVerを上げてしまう設定をしてしまう、σ(^-^)の部門のIT管理部門 凸(-_-# 。
こと、IEに関しては、最新Verだからと言って、上位互換とは限らず、
と言うよりも、ぜったいにこれまで正常に動いていたものが動かなくなるという事態が必ず発生するのである。
すなわち、IEでは、対応Verとして、IE ×.× 以上という表現は出来ず、
「IE5.5SP1」「IE5.5SP2」など、個別に対応Verを表現しなければならないのである。
すなわち、部門で標準とする IE の Ver は安易に変えてはいけないのである。
これは、こと WEB 系/ネットワーク系/ PC 系に関わる部署の人間なら、
σ(^-^)に言わせれば当たり前の事であり、
標準とする IE の Ver を安易に上げるということは、
それに携わる資格がないという事である。
ましてや、なんの公示連絡もなく、安易に上げることが出来るというのは、
もはや、σ(^-^)に言わせれば『無能』であり、空いた口が塞がらない状態である。