神楽坂倶楽部 2009.04.18

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2009年4月18日(土)


 今日は比較的元気がいいから更新しようかな、と思ってはじめてみたら、
意外とそう元気でもなかった(爆)


 もっともきのうはひさびさに着物で外出して、けっこう活躍した(最近の私としては)ので、それで疲れたのは当然かもしれません。でもやっぱり私はうちにとじこもって静養しているだけだと猛烈に鬱屈してくるので、どうしても外に出たり人と会ったり、したいことをしていないとダメな側面はあるようです。


 このところ小説がまったく書けていなくて、それがかなり鬱屈のおおもとになっているんだけれども、まあここのしばらくは右足のむくみが極限にきてしまい、きのうの外出もとうとう、こないだ病院で買った杖をついてのありさまになってしまったので、体調的にやはりここまで悪いとなかなか小説も書く気力が出てこなくなってもしかたないでしょう。このまえインタビューがあって、そのとき着物を着て足袋をはいたら、なるべくゆるい足袋にしたつもりだったんだけど、思ったよりインタビューが長引いたり、地下の店で冷えたりしたのがいろいろあいまったのかな。わりと寒いめの日だったし……それで帰ってぬいでみたらもう膝下が紫色に鬱血していて、足はゾウの足みたいにふくれあがってぱんぱんになっていて、それきりそれが完全にはどうしてもとりきれなくなってしまいました。これはしかし、お医者さんに見て貰っても、「利尿剤を倍にしてみましょうかね」というくらいで、あんまり、対策がないようですね。それよりもむしろマッサージのほうがいいんじゃないか、とお医者さん当人がいうくらいで。


 でもまあおとなしくしていたら少しづつはひいてゆくんだけど、それでちょっと立って料理したり、歩いたりするとまたすぐむくんでしまう――ということで、結局老廃物を体外に排出する作用がものすごく落ちてるんでしょうね。内股が石みたいに固くなってしまったり、足首が曲がらなくて痛いので歩けなくなったり、こんなふうになったのはこれはまたはじめてです。


 食欲のほうは、いまは服薬中なので当然ないんだけれども、薬の量が今回からやや減った分、少しラクにはなりました。でもやっぱり、こう長引いてくると、からだのほうの脂肪の蓄積とかを全部「食べて」しまって、なんかこう大変ですね。内臓脂肪「1」なんていう信じがたいというより、たぶん体組成計が、もともとのプログラムに入ってないヘンな状態にぶつかって頭がおかしくなってんだろうみたいな、体脂肪率5%とか、そんなことなんぼなんでもあるわけねえだろう、みたいな数値が出てきてめんくらったりしておりますが、しかし腕や上半身をみるとそうなのかもしれないと思う。ただ下半身はむくみでぱんぱんになってるから、なんか上半身と下半身が別の人間みたいです。


 そう云いながらもなんとか4月もなかばをすぎたんですが、もう今週の金曜には、旦那さんは入院、来週の月曜には手術。これがすんでみないと生活がどうなるか、まったく見当もつきませんね。ずっとこの2年近く介護されてきていたから、その介護人が入院してしまって、こっちが見舞にゆく立場になって、大丈夫かいなあ、といろいろと心配しています。まあ、アシスタントさんに助けてもらったり、息子やばあちゃんの協力を得て、なんとかのりきってゆくほかしょうがありませんね。ほんとに、今年は、うちは年が悪いみたいです。
       


2009年4月18日(土)



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