kiratei2004-10-27

……


 
 
直下型の地震にて崩壊した、某社の最先端研究所……。

その調査に向かった捜索隊を最初に阻んだのは研究施設に設置された半自動の防御システムであった。

数次にわたる捜索隊が遭遇したものは、
有毒ガスが充満した部屋、頻発する震度6弱クラスの余震……。

しかし、そんな中、万全な装備でもって臨んだと思われた第x次捜索隊は
誰ひとりとして帰還することがなかった。

その捜索隊の最期の連絡で伝えられた「」とは何を意味するのか?。

地下に拡がる秘密の研究室、
それまでは液体で満たされていたと思われる破れたガラスケース、
何かを引きずったような痕、
そして、捜索隊を襲う何か!。

果たして、捜索隊の生き残りが最深部で見るであろう「それ」とは?。


「あの形状は…… ?!。」

捜索隊に参加していた某は、
”それ”を瞬撃したとき、ある人物の名を思い浮かべる……。

「まさか、彼はこんなところであんなモノを……。」