公国戦記
いわゆるノルンの三姉妹空母。
西方大戦勃発時に、シノリー公国が保有していた正規空母、いわゆるノルンの三姉妹空母。
条約により戦艦の保有を制限されていたため、条約制約外である航空母艦戦力に傾倒していたシノリー公国の中型空母である。
それまでの空母の運用経験により、高速、長大な飛行甲板が必要とされていたため、
竣工する毎に全長や飛行甲板長/幅、排水量、機関出力が増大して行った。
右舷中央の艦橋、および艦橋と一体化し舷外側に傾いた背高煙突、船体中央に配置された機関区画という単純構造ながらその後の基本スタイルとなる。
当初ウルド級航空母艦四隻として計画されたが、
一艦毎に可能な限りの拡張化が計られ、
すべて準同型艦となるが、その拡張性の限界から三隻で打ち切られ、
より、大型な設計へと移っていく。
また、三番艦スクルドの竣工は大戦勃発後である。
ウルド 18000t
ベルダンディ 19000t
スクルド 23000t