悪筋


σ(-_-) が、上司をつくづく所詮は酵素 02 だなぁ 〜〜 と痛感されることがある。


σ(-_-) の上司は、筋が悪そうな手法も読まないと気が済まないのである。
否、それどころか、『 筋が悪そう 』 などとは直感しないのであろう。


いえ、それでも、御自分で調べるのなら、べつに σ(-_-) は何もいいません。
しかし、他人に調べさせようとするのです。


σ(-_-) が、その手法は、『 筋が悪そう 』 だから最初から考慮せず、
この手法が良さそうだと思って提言すると、
決まって上司が言うことがある。


「 すべでの場合をケーススタディしろ …… 」 と。


σ(-_-) に言わせりゃぁ、MIN - MAX 法 という探索手法の改良形に、α-β 枝狩り 法 というのがあり、
σ(-_-) にとっては、『筋の悪そう』な手を読むなど時間と手間の浪費にしか過ぎず、
ましてや、その筋がダメだと証明することに価値すらなく、
如何に早く正着に辿り着くかが大事だと思っているのだが、
上司にとっては、根本からことなるようである。


さらに恐ろしいことに、上司にとっては、すべてをケーススタディしていないで選んだ
σ(-_-) の点など、出鱈目と思っているから、お育ちとは恐ろしいもんである。


直感的本質直視 …… という概念すら存在しないのだろうな。


まぁ、汗をかくのが評価される環境で、
σ(^_^) のように、如何に汗をかかないか!で評価してもらおうという人間にとっては
非情に辛い環境である(-人-)。