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いい加減にしろ佐藤秀峰

通りすがりの漫画家です。

なんかもう余りにも腹立ったんですがブログとか持ってないし、その辺に作ったところで誰も見てくれないので増田で言います。

 

まず結論から言うと

・ワガママばっか言うな

ポジショントークで何も知らない読者を丸め込もうとするな

 

判りやすくお金の話からします。

まず自分の月収が70万しかないということについて。

自分が会社作って自分で給料決めてるんだから、70万というのも自分の好きで決めた額でしょう。

そもそも漫画家の事務所みたいなモノは企業で言えば零細です。スタッフ含めても大した人数は居ません。

経費は正直使い放題です。もちろん全額返ってきたりするわけではありませんが、税の控除になりそうなモノは例えばデカいテレビ、PC、エアコン、

ゲーム(有れば)、家賃、それらの殆ど全てを経費として計上してるはずです。

他にも個人的な旅行や食い物、車、キャバクラの代金などいくらでも計上できます。

つまるところ経費として認められない純粋に個人的な出費になるのはせいぜい服やアクセサリーといった類のモノでしか有りません。

あとはギャンブルくらい?

彼の70万円の給料というのは、それくらいしか使い道がないのです。

まあ仕事場と自宅を別にしてるなら自宅の賃料かあるいはローンなりを払っていると思いますが、だとしても食い詰めるような額では無いです。

 

漫画家という仕事が多大なリスクを負ったギャンブルであるということは、まあ全くその通りです。そして中間業者である編集者は一つや二つ連載こかしたからといっても

せいぜい社内での発言力が落ちるという程度のリスクです。そういう彼らの収入が、何の実績も上げてないガキでも八百万程度、年さえ取れば年収一千万から二千万の金を得るというのも事実です。

確かに不公平だと思います。

 

それでも、言ってみれば編集者は所詮編集者でしか有りません。彼らに比べて我々漫画家が外部の世界から受ける評価はハンパなモノではありません。叩かれる事も有りますが、

信者とすら呼ばれるファンが居るのは編集者ではなくて漫画家です。飲み屋に行ってチヤホヤされるのも編集者ではなくて漫画家です。晴れの舞台に立った時、先生と呼ばれて持ち上げられるのも漫画家です。

 

そのことに編集者が強い嫉妬心を抱いている事も確かなのです。俺達の仕事はギャンブルですが、お互い手に入れられないモノを羨みあってるに過ぎないと思ってます。

安定が欲しいならサラリーマンになれば良かったのです。

そして、原稿料の収入が年1600万、支出が1800万ということについて。

これは完全にポジショントークです。税務署に対する言い訳でしか有りません。

良いですか、六人のスタッフを雇ってそれぞれに300万づつ出してると言えばそれは企業として当たり前のように聞こえます。

でもね、佐藤秀峰さんの生産枚数は年に450枚だそうです。

 

アンタ週刊作家ですよね?

週刊誌は年に五十冊発行されます。で、レギュラーの連載ならだいたい20p程度描きます。普通に仕事をしていたら800〜1000pは行くんです。

で、一方佐藤秀峰さんの生産枚数は年に450枚。

 

テメエ半分も描いて無いじゃねえか。どんだけ週刊ナメてんだよ。450pなんかスタッフ6人もいらねえんだ。人減らせ。

この業界いつでも人手不足だから、クビ切られたっていくらでも仕事はあります。まして佐藤秀峰の画面の手伝いをしてたなら技術的にはかなりのものだと思われます。

さて、このアシスタントの作業量を算出してみましょう。

450÷6でだいたい一人の仕事量75pです。

改めて言いましょう、年間75pです。月なら75÷12で3枚ちょっと。※追記:うわ、アホだ。前提の計算間違った。そうですね、6枚です。

さて問題です。一枚の原稿をアシスタントが完成させるまで何時間かかるでしょうか。

 

ムラはありますが、一枚につきどんだけクソ長くても24時間です。一日8時間働いたとしても三日です。三枚の原稿に全部で9日かかるとします。この時点で週刊のペースじゃないですが、一応無視しましょう。

要するに、佐藤秀峰先生の雇ってるアシスタントさんはですね、一ヶ月に十日働いてません!※追記:倍の18日だとしたら普通ですね。でも週刊でさすがに6pに18日かけられません。月刊でも無理です。でも間違いは間違いなのでごめんなさい。

それで年収300万なら、月給は20万円〜25万円だと推察されます。(技術によって金額に差があると思って下さい)

 

おい!

一ヶ月に10日働くだけで20万貰える仕事があるぞ!!しかも食事付!やりたくない人手を挙げて!!※追記:間違った計算に基づいてます。実際には1日1p?それでも時間掛かりすぎです。

 

アシに払い過ぎてんだよ明らかに。

ハッキリ言いますと、これは税金対策に人件費をつり上げまてます。赤字は自分でわざと出してるんです。

もちろん雇い人の給料を幾ら幾らつり上げようが、それは雇用者の勝手です。しかしですね、これで被害者面すんのは間違ってるでしょ?

税務署は一度佐藤漫画製作所に踏み込んだ方が良いですよ。甘い汁一杯出すと思います。

 

プラス、彼は印税率にもガタガタ言ってますね。

まー偉い偉い大御所さんなんで、結局小学館もある程度は条件飲んだようですが、果たして印税率10%は低いでしょうか?

彼が売った単行本のお金はどういう形で割られるかというと、だいたいこんな割合です。

 

作者:出版社:取り次ぎ:書店=10:60:10:20

 

6割が出版社の取り分ですね。配本も満足に出来ないクソ取次ごときが作者と同額の10%取るのはどうかと思いますが、それはさておき。

出版社の取り分である6割の印税ですが、これは製本にかかるコストもありますし、あと在庫を抱えた場合に倉庫代もかかります。

確かに売れっ子の単行本は金を刷ってるようなモノです。だけどこのとき浮いた金額は、当然雑誌の運営費としても使われるわけです。

雑誌は基本赤字体質なのは結構知られた話だと思いますが、売れっ子の漫画家を雑誌がチヤホヤするのは

「その人の稼ぎで雑誌が出せるから」です。

 

編集者の高額な年収も漫画家の稼ぎによるモノです。だから漫画家は威張って良いんです。編集者は虫よりも這いつくばらなくてはいけません。

ただこの構図は、売れっ子の作家がみんなに甘い汁を吸わせてやってるから出来る構図です。

さて、売れっ子は初めから売れっ子だったでしょうか。

生まれた時からいきなりすごい漫画を描いてチヤホヤされたでしょうか。違いますよねー。誰でも下積みってモンがあります。

下積みしてる時、つまり連載やったけどこかした、あるいは読み切りでお試しした、もっと言うなら新人賞で賞金貰った、こういったコストは誰が払ってきたでしょうか。

出版社です。 

 

さらにその金の源流は、前に活躍してた売れっ子先生によるものです。

そう言う人たちが雑誌を作って、雑誌を売って、雑誌のブランド力で次世代の漫画家達をプレゼンし、次の売れっ子が育っていってたんです。俺らはずっとリレーを繰り返してきたとも言えます。

ぶっちゃけよう。モーニングで連載してなかったら、ブラよろなんて売れてねえんだよ!マイナー誌でやってる特攻の島がブラよろほど売れてないだろ。

印税率が上がると、しわ寄せは誰かに行きます。無能な編集がクビ切られるくらいは別に構いませんが、普通に弱い輪から破れていく事を考えるならば、後回しにされるのは新人育成です。

マイナー誌はどこもカツカツです。悪い事は言わないから育てて貰いたければメジャー誌に行け。

 

色んな人に育てて貰って今があるんだよ。天狗になってるとロクなことねえぞ。

バトン貰った人は、ちゃんと次に回す義務がある。

ワガママばっか言ってンじゃねえよ。

金が欲しいならもっともっと働け。寝っ転がって飯が食いたいなら株屋にでもなれ。そっちもギャンブルだけどな。

雑誌で書くのはブラよろが最後?結構結構。吐いた唾飲むんじゃねえぞ。

 

あんまり佐藤秀峰の言う事を真に受けるな。

連載貧乏はあるにはあるけど、ほとんど金勘定が人並み以下で仕事の手が遅い奴です。

漫画家は儲かる。マジで儲かる。

だからあんまり「労多くて報い少なし」みたいな目で漫画家を見ないで欲しい。