三菱重工の小型旅客機「MRJ」、海外から初受注


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三菱重工の小型旅客機「MRJ」、海外から初受注
 三菱重工業の子会社、三菱航空機名古屋市)は、開発中の国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」を米国の地域航空会社から受注した。受注機数は約100機のもようで、納入は2014年以降の見通し。受注はこれまで、全日本空輸からの25機にとどまっていた。海外からの受注は初めて。今後の受注拡大に弾みがつく公算が大きい。

 2日午後に発表する。MRJを発注したのは、米国の大手地域航空会社を傘下に持つトランス・ステーツ・ホールディングス。米国内の46都市を1日に300便以上運航し、大手航空会社の路線も受託運航している。開発中で実機のないMRJが大手航空会社から受注できたのは、競合機に比べて高い燃費性能や低騒音性、居住性の良さが評価されたためとみられる。 (14:48)



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