「 恵まれた家庭 」 ほど 好成績?
数学的リテラシーなどで分析 PISA
経済協力開発機構(OECD)は5日、
2022年に81の国・地域の15歳を対象に実施した「国際学習到達度調査」(PISA)の結果を公表した。
保護者の職業や家庭の経済力など生徒を取り巻く環境の指標「社会経済文化的背景」(ESCS)との関係についても分析され、いわゆる「恵まれた家庭」ほど、好成績者が多い傾向が日本を含む大半の参加国でみられた。
ESCSは、生徒に ① 保護者の職業 ② 保護者の教育歴③家庭の所有物 ―― を尋ね、その回答を基に算出した指標だ。
③ は 蔵書数や車の台数、タブレットやパソコンといったデジタル端末の数のほか、自分の部屋があるかどうか、「 水洗トイレがある部屋 」「 コンピューター関係のマニュアル 」 の数なども聞いている。
家庭とは、多段式ロケットの一段目であり、
まずどこまで高く上げるかである。
じゃぁ、『 恵まれてない家庭 』 だと …… 。
お金があれば、それで解決できたことを、自力で解決しなければならない。
あるいは、我慢しなくてはならない。
お金がないから、家の仕事を手伝わされる。
お金がないから、手間と時間で低品質で代替しなければならない。
お金がないから、暑い夏、勉強なんかできるかぁ~~。
お金がないから、寒い冬、勉強なんかできるかぁ~~。
親父の書斎の蔵書に、
高木貞治 『 解析概論 』 やら、
『 ファインマン物理学 』 が、当たり前に並んでいたら
人生、違うと思いますよ。 基礎知識が。
お金があれば、『 学術書 』 を、躊躇なく買える。
それが ハズレ でも、
お金があれば、次の『 学術書 』 を、躊躇なく買える。