kiratei2002-12-24

ある案件に対する緊急対応で、忙しい某部署への差し入れに……。



黙々とパソコンのキーを叩き続ける三村。
三村の傍らに置かれた叔父からの絵葉書。

腹腹時計」の頁を繰りながら爆弾を作る瀬戸と飯島 ちゃんと木ヘラで捏ねてます。

100 廃墟・中(夜)
 三村、キーを打ち終わる。
 三 村:「出来た!、出来た〜〜っ!」
 瀬 戸:「こっちも出来た〜っ!」
 三 村:「ほんとか?!」
 瀬 戸:「ああ。爆弾2個に火炎瓶100本」
 飯 島:「おまけにプロパンボンベ3本だ」
 完成した爆弾を抱えて瀬戸と飯島が近寄ってくる。
 自作ハッキングソフト:「THE THIRD MAN」を起動する三村。
 三 村:「よーし、作りなおすのに時間食った。ハッキングソフト・サードマン、行け!」

101 モニタールーム
 突然全てのモニターがウィルス対策画面に切り替わる。
 安 城:「どうした?」
 兵士A:「ハッキングです!」
 安 城:「どこからだ?」
 兵士A:「わかりません!」
 安 城:「逆探知できないのか?」
 兵士A:「コネクションの数が多くて無理です」
 兵士C:「ルートをとられました!」
 兵士D:「ファイルが上書きされてます」
 兵士B:「GPS管理モニター、凍結!」
 慌しくキーを叩く兵士達。振り返り見るキタノ。

102 廃墟(夜)
 ターミナル画面を覗き込みながらキーを叩く三村。
 三 村:「(黙々とキーを叩く)」
 ワクワクしながら見ている飯島と瀬戸。

103 モニタールーム(夜)
 画面に現れ、シュートを始める三村のキャラクター:「THE THIRD MAN」。
 安 城:「なんだ、こいつは?」
 兵士D:「ウィルス侵入!」
 兵士B:「システムが勝手に書き換えられてます」
 兵士A:「すごいスピードです!」
 兵士D:「ウィルスプロセス特定不可能!」
 兵士C:「衛星管理システム、フリーズ!」
 兵士D:「首輪管理モニター、アウト!」
 兵士A:「全コネクション、カット」
 兵士B:「禁止エリアが解除されます」
 安 城:「どうにかしろ!」

ダンクシュートを決める:「THE THIRD MAN」。
 地図画面上の禁止エリアが解除されていく。
 全てのモニター画面に:「COMPLETE」と出る。

 安 城:「あ〜〜〜〜っ!」

105 モニタールーム(夜)  (特別編)
 全てのモニターが:「THE THIRD MAN」に侵され凍結している。
 兵士A:「(なす術もなく)完全にフリーズしました!」

 隣の部屋からキタノが来くる。

 兵士たち:「せ、先生!?」
 安 城:「先生…」

 キタノ無造作に、メイン電源を落とす。

 真っ暗になるモニタールーム

 一 同:「(呆然)」
 キタノ:「再起動」






『王様の耳はロバの耳っ!、王様の耳はロバの耳っ!!、王様の耳はロバの耳っ!!!』 4936歩


電話連絡入る AM 08:30.....。
 さて、出社すると、さる方から電話連絡がσ(^-^)に入る。

応じるσ(-_-)。
「はい……。
 はい……。
 わかりました。
 こちらの分はこちらで対処します。
 では……。」

σ(^-^)   :「ふんふんふんふんふふふふぅ〜〜〜〜ん♪」
配下員 ST 君:「嬉しそうですけど、何かいい連絡だったんですか?」
σ(^-^)   :「         (倫理削除)        」



 王様の耳はロバの耳っ!
  王様の耳はロバの耳っ!
   王様の耳はロバの耳っ!
σ(^-^)の企画
どれくらいσ(^-^)が浮かれていたかというと、
『緊急連絡』とすべきところを、
『速報!』A^^;; と銘打ってメール連絡してしまったからも明白である。

「はい。
 σ(^-^)の企画のは独立していて、
 しかもASP(Application Service Provider)ですから……」