配慮

ほう……。
 こともあろうに、
  このσ(-_-)が作り上げたシステムに

   いちゃもんつけてきやがった。


「 …… システムにおいて …… が反映されていない様に思えます。

 お忙しい所申し訳有りませんが、
 内容確認と対応を宜しくお願い致します。 」


しかも、その電子メールは CC: で、他部門の管理職クラスにまで配送されている。


これまでのσ(^_^)なら、どちらが間違っているかを
必要最小限の単語で端的に指摘する電子メールをそのまま打ち返して
それだけで終わっていたのだが
σ(^_^)も成長したのである。


文頭に 『 配慮 』 を入れた。

 本システムですが、先月にサービスを開始したばかりということもあり、
各部門への説明が不十分で申しわけ有りません。


 ご指摘の案件ですが ……


たった二行を入れるだけで、相手にとってのσ(^_^)への印象が変わる …… だろうか?。


これまでは、
「他人にいちゃもんつけるのなら、
  それなりの覚悟っちゅ〜〜もんをしてもらわないと……」
というのがσ(^_^)の姿勢であり (x_x)\(-_-#
より少ない文字数で、より少ない単語数で、
的確に内容を伝えるのを至上としてきたσ(^_^)であるが、
さて、いつまで堪忍袋の尾を弛ませずに済むだろうか?。