kiratei2000-04-05

回想:プログラマ

この項、整形の必要あり>自分
 ……しかし、私もプログラマになりかけた時があった。

しかし、プログラマにはなれなかった。

その名は制御マイコン用プログラム開発者。

 あたしゃ、「アセンブラによる開発の否定」「構造化分割/構造化モジュール」という思想の申し子であった。

 しかし、構造化モジュール分割すると、上長から「CALLとRETURNで、何バイト食うのかわかっているのか!」という(私としては時代錯誤の) お叱りを受けたのである。否、その部署が間違っていると言う気はない。 (給料を貰っている以上) 「ソフト開発者は使い捨て」「ソフトはハードの付属物/おまけ」という、その部署の文化に馴染めなかった私が未熟/悪いのである。

ハードは必要最低限な機能さえ備えれば、チップ面積が狭い=原価が低いほどよい(ソフトを組みやすい/組みにくいなんてのは無考慮)。どんなに、ソフトの組みづらいハードでも、ソフトの開発コストは同じ!(1プログラマが一ヶ月←難易度は無関係)という文化に私が溶け込めなかっただけである。

(私に言わせれば、そんな部署に私を異動させた人事部の責任だと言いたいのだが、人事部なんてのに「制御系プログラム」と「情報システム系プログラム」の違いがわかるとも思えない。
 しかし、「わからない」からといって出鱈目/適当でよいというわけではないと思う。適材適所の人材配置が出来てこそ、給料を貰う『人事部』だと思う。)